フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2008/12/08 Mon  06:49:37» E d i t
 » 自分を愛せる瞬間 
 自分を愛せる瞬間。

 それは人によってそれぞれなのだろうが、あるいは目標を達成した場合に感じることかもしれない。
 あるいは自分の作った仕掛けに対して世の中が思い通りの反応を示した時に感じるかもしれない。

 いずれにせよ誰かが自分に対してどう思っているとか関係なく、「自分が自分自身をカッコイイ、スゴイ!と感じられる」ことがその瞬間の目安になると思う。
 その「カッコ良さ」の基準も人それぞれなのだが・・・。

 GHCヘビー級タイトルマッチ 佐々木健介 vs 斉藤彰俊 を見た。

 15年前にプロレス界に挑戦状を叩きつけ、中堅レスラーたちをなぎ倒していた空手家の彰俊に、当時からトップ戦線で戦っていた健介(当時はパワーウォリアー)は、彰俊の打撃を全て受けきって彰俊を絶望させておいてから張り手一発でKO勝利。プロレスラーの凄みを彰俊に植え付けた。

 そこから彰俊は長い年月をかけてプロレスに根を張り、プロレスラーとして戦ってきた。

 プロレスは大河ドラマである。
 いつどこで、運命が交錯するか分からない。15年を経て、年末の大舞台でその時の再戦が実現してしまうようなことが往々にして起こるのだから。

 試合は、中盤まで圧倒的に彰俊が押していた。
 15年前は空手技だけだった試合にも、今は培ってきたプロレス技が加わる。
 だが、彰俊のプロレスに会場は静まり返る。
 そう・・・健介はその15年を味わうようにまた「受けている」のだ。味わうように、噛み締めるように。

 そして、今回もまた健介の張り手一発がカウンターで入って、彰俊は崩れ落ちる。
 アレはプロレス的なオーバーアクションではなくて、本当に危険な倒れ方だった。

 15年前、自信満々でプロレスを敵に回して空手の優位性を証明しようとしていた自分の人生を変えた張り手。
 一発で自分の体の自由を奪ったあの張り手。動けなかった悔しさ。歴然とした力の差。
 あの衝撃が再び!
 彰俊はそんなことさえも考えられなかっただろう。意識は多分、飛んだはずだ。

 15年前は立ち上がれなかった。動く事もできなかった。

 あの再現なるか・・・

 立ち上がった!プロレスラー斉藤彰俊!立ち上がった!!俺はプロレスラーだッッッ!!!

 格闘技は意識が飛んでしまった時点で試合終了となる。
 しかし、プロレスにはその先の世界があるのだ。トップ戦線で活躍するプロレスラーとは「その先の世界」の住人達なのだ!

 そこから初めて、武道館に降り注ぐような彰俊コールが発生!もはや反撃の力など微塵も残っていないが、健介の大技ラッシュを受けて、カウント2で跳ね返す跳ね返す!!

 勝利を掴むことはもちろん大切な目標だ。だが、本当にカッコイイ姿というのは「諦めない姿勢」だ。
 人間は何度も挫けて、何度もあきらめてしまいそうになる。大切な目標、大事な夢、そうなりたい自分の姿・・・でも、大切なのは近道をしてでもそれを手にすることではなくて、そこへ向かおうとする意思や姿勢、そして行動そのものだ。
 そこへ向かう者の姿勢は、神々しささえ漂わせる。
 
 結果は健介の勝利という形になったが、彰俊は試合後に「最高に気持ちいい!」と叫んだ。
 あの当時、立ち上がれなかった自分をカッコ悪いと思っただろう。それが心にずっと残ってきただろう。あの日の自分を超えたかった。自分が自分を超えていく。本当に超えるべきは目の前のライバルよりも、自分自身なのだ!
 そして、彰俊は何度も何度も全力で立ち上がった。
 なすすべなく倒れ落ちて起き上がれなかったあの日の自分を超えられる自分がそこにいる!
 それを感じた時、人は自分を愛する事ができる。愛するに値するだけの積み重ねをしてきたことに本当の意味での誇りを持てる。

 愛せる自分 に巡り合えた喜び。そこに導いてくれた佐々木健介の「壮絶な強さ」への感謝。
 「その先の世界」を体現した斎藤彰俊はプロレスラーなんです!

 人生もまた、ひとつひとつに成功、失敗の区切りはあってもその先がある物語。プロレスは人生の縮図。
 倒れても倒れても立ち上がり、立ち向かう姿に人々は自分を投影するのだ。そう。何度倒れても良い。向かって行けばきっと辿り着ける。辿り着けると信じて歩いている自分を愛する事ができれば良い。
 

 そして、防衛を果たした健介に次に挑戦するのは、暴れ狂う鬼の森嶋を絞め落とした秋山。
 秋山は四天王プロレスで「その先の世界」を嫌というほど思い知ったから、先の世界への入り口を封鎖するプロレスを手に入れた。受けて引き出すことで相手を活かすプロレスが主流のNOAHマットで、もちろんそれを体現できる上で、相手の良さを引き出さずに封殺してしまうプロレスができる冷たい光、秋山。

 秋山が青く、冷たく輝き出した!
 秋山好きの私としては、ワクワクが止まらないのです。  
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