フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2008/03/20 Thu  06:28:42» E d i t
 冷凍ギョウザで中毒患者が出たのを皮切りに、中国で製造され日本国内に輸入・販売された冷凍食品から色んな種類の農薬成分が検出されたりして「食の安全・安心」が大いに揺らいでいるここ1ヶ月の我が国です。

 昨年流行した「偽装」やら「表示違反」やらがどうとか言うレベルではなくて、猛毒が混入していたという命に関わる問題ですから。

 この事件が現代の日本が抱える食料に関するさまざまな問題点を改めて考え直す契機になった感もあります。今、ヒステリックなまでに世間の関心を集めているこの問題も「人の気持ち」をキーワードに私なりに考えてみたいと思います。


 ●毒ギョウザ問題は食品テロか?

 「衛生管理は万全ですよ」と例のギョウザを加工している加工場の作業風景を撮影したDVDが中国政府から送られて来たそうで、それを以って「本件の中国側の過失なし」としたいようですが、今回DVDに納められていた衛生管理と農薬成分混入とは本質的に別問題だと私は考えています。

 ギョウザの原材料として使用される野菜に農薬成分が基準値を遙かに超えて残留していたのではなくて、製造されたギョウザの製品に 殺虫剤成分=毒 が 付着 していたのですから。
 「何者かが意図的に製品に毒を添加した」と考えるのが妥当だと思います。
 犯行声明無き犯行。それが、日本で行われたのか中国で行われたのか・・・

 ただ、件の毒=メタミドホスは日本では生産されていないらしいですし、例の工場のある市内で大量のメタミドホスを隠し持っていた化学工場が発見されたりもしてますので中国側に「捜査打ち切り」と言われても唖然とせざるを得ません。

 これは、食品テロと呼んでも過言ではない事件であり、食生活の大半を中国産品によって賄っていた日本人を不安に追い込みました。正確に表現すると「分かりやすく状況説明しようとして大事な部分を省略して報道したマスコミ過剰反応して勝手にパニックになっている状態」と言えると思います。

 ●近代設備の加工場

 皆さんは意外と中国の加工場を不衛生だとか、ギョウザ事件の無実を証明するために送られて来た工場内を撮影したDVDをご覧になって「どうせDVD用に作ったんだろ」とか思われるかもしれませんが、中国の大手の食品加工場の衛生管理は素晴らしい物です。日本ではおそらくよほどの大資本で運営している加工場以外は太刀打ちできないほどの、いわゆる「病院の集中治療室入室に匹敵するような」衛生管理が敷かれてます。
 
 後発国の強みとでも表現すれば良いのでしょうか。
 
 食糧危機迫る!?①でも前述しましたが、何もないところに最新鋭の叡智と技術で設備を作る事ができるのですから。大手食品メーカーともなると原材料も、その時点で厳しい審査・検査を受け合格した、契約農場で生産された原材料を使用しています。

 原材料の製造から製品加工までまさに誠心誠意を尽くしたライン作りがなされて製造されているのです。
 そんな素晴らしい製品が日本国内製造品よりも安価で買う事ができる。
 全ては人件費が安ければこそできる芸当です。
 

 ●ギョウザ事件余波。中国産はダメ?? 

 ギョウザの殺虫剤成分混入が事件発生から1ヵ月後にようやく明らかになってから、日本の量販店は己が身を守るために中国製品の切り捨てを始めました。「信用できない商品は店舗に置かない!」という強硬姿勢はどこまで貫けるでしょう。

 ・中国以外の国からの産品で対応する → 価格2~3割アップ 
・日本国内産で対応する         → 価格5~6倍 


 いずれにせよ、現在の日本全国津々浦々を網羅する量販店の全ての棚を埋め尽くし、そして大量に廃棄されていたような商品陳列のシステムが不可能になるでしょう。それと同時に量販店のダイナミックな淘汰が始まります。
 それを「品薄」と呼ぶのか、あるいは完全に供給過多だったものが需要とのバランスが取れて行くのか分かりません。今までのような飽食の時代は終わりを告げ、今までのように大量生産・大量消費・大量廃棄で無駄を出せば即・飢餓の時代という舵取りの難しい時代に突入するかも知れません。
  
  ギョウザ事件以降、野菜の残留農薬などの問題は確かに明るみに出ましたが、ごく一部からそれらの問題が発生したからと言って すなわち全て中国産がダメ という風潮は誤解・誤認識だと思います。

 私達の生活は、中国産品によって支えられてきました。
 中国産品に100%以上の要求をしながら、価格は安く買い叩いて問題が起きると「全てダメ」。

 殿は小作農を「生かさず殺さず」で年貢を取り立て、小作農は質素でギリギリの生活を送る一方で殿は豪遊する。殿は一切、小作農を振り返ることなく、年貢の取立てができなければ容赦なく処罰する。小作農が一揆を起こしたくなる気持ちは分かりませんか?

 当たり前に身の回りにあるから、普段の感謝があまりにも無さ過ぎるんです。

 陳列棚に並んでいる冷凍食品が人の手によって栽培され、あるいは命ある動物の肉を頂き、それを加工してくれる人がいて、運んでくれる人がいて、それを販売させてもらっているということに。食卓に並んだそれらはお金と交換できる「物体」ではなくて、多くの人の手を介して作り上げられ届けられた命を育む為の恵みであるということに。

 食品は工業製品ではありません。

 日本国内で中国産品排除の風潮が高まる中、中国もまた日本に対する輸出を抑制するという断固とした姿勢を示してきました。今や中国は小うるさい日本を相手にせずとも、国内需要の増加および欧米との貿易で充分にやっていけるだけの体力をつけているのです。

  一方、日本はと言えば食料自給率・実に39%。なんの備えもない。
  兵糧攻めに遭えばたちどころに崩壊してしまう現状です。

 日本は中国に「見捨てないでくれ」と泣きつけば今後は中国側に食料事情のイニシアチブを握られてしまい、「ちゃんとしなきゃ、こっちだってもう買ってやらん」と開き直れば物価は高騰を続け、国民生活は困窮する。現実として食料危機はもう目の前です。

人間は食わなきゃ生きられません。
 それとも「武士は食わねど高楊枝」?飽食に慣れきった日本人がそれをどこまで貫けるでしょう?

 さぁ、どうします?
 
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コメント
この記事へのコメント
深刻ですね。
 衛生環境が良くない場合に混入してくるのは、製造従事者の髪の毛とか、ハエとか、気にしなければそれを取り除いて食べる事が出来るようなもので、まぁ、悪くてもせいぜい見た目ですぐに分かるカビとか、食品の色が変わってるとか変なニオイがするとかでしょうね。
 当然クレーム対象ですし、改善可能です。

 
 もし、原材料に基準値の何十倍もの殺虫剤成分が含まれていたのであれば、そのラインで製造されたロットの商品全てから同じように検出されなければオカシイはずで、検査してみたら何件だか何百件だかの事例はあったけれど、全部に含まれていたワケではなかったのですから、これは事故ではなくて事件だと思うのです。

 犯行声明もなく、何の要求もない。
 ただただ政治的混乱を画策するような、シンプルでかつ有効な手段ですよね。その犯人がどこにいるのか分からないのに全ての産品が疑われて、製造した製品の全てを回収やら陳列拒否やらされたら中国側がどういう風に思うか想像に難くありません。

 「フザケンナ!」って。
 
 食品流通のどの段階かでそれをやられると、どれだけトレーサビリティーを徹底した所で、その全てが疑われるワケですから。システムなんてどれだけ後付けしてもそれに魂が入っていなければお飾りに過ぎません。徹底されたシステムの中に悪意を持った人間が一人いればそれで犯罪は成功するのです。

 安い給料でこき使われて、用が済んだらサヨウナラという世の中に嫌気が差している人間は日本にも中国にもワンサカいると思います。

 出人さんの仰るとおり、価値観ですとか誇りといった思想面の教育が必要となるのですが・・・これが、一朝一夕では変わらないんですよね・・・

 おびえながらも、飯は食わなきゃ生きていけません。しかし、その飯を食って毒に当たれば命の危険も・・・ん~・・・便利さというのは実は犯罪が入り易い状態なのかもしれません。

 ショッカーみたいな計画だなぁ。
2008/03/21 Fri 06:05:10
URL | フクフク丸:to 出人 様 #nEGNSUhE Edit 
食品テロの方が
「食品テロ」の方が、事態深刻ですね。

もし、衛生環境がわるいのであれば、それを改善しさえすれば、今後直る可能性のある話ですが(もちろん、類似の事故は繰り返されるでしょうけれど)、「食品テロ」であれば、思想的な面を正さないとならないわけです。これが「故意」になされ、犯人がつかまらないとなると、ま、ちょっとたとえはアレですが「グリコ森永事件」のように、正体不明の犯人にずっとおびえるということになりかねません。

2月に書いた記事
 → http://smartass.blog10.fc2.com/blog-entry-1944.html
2008/03/20 Thu 11:00:14
URL | 出人 #X.Av9vec Edit 
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