フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2008/01/16 Wed  05:59:33» E d i t
 1・4東京ドーム大会が北海道で放送されたのは13日の土曜深夜で、それを録画して見たのがさっきだったので、こんな遅くに1・4ドームの記事です。
 おそらく、日本一遅い新日本プロレス1・4ドームの感想だと思われます。本州と同じ日に放送して欲しいところですが、こうして週遅れになっても、映像を観ることができるだけありがたいと思ってます。
 
 テレビ放送の順に。

 ①グレート・ムタ vs 後藤洋央紀 
 よく「ムタとの戦いは世界観・存在感の勝負」と言われるが、袴の武者姿で先に入場して来ていた「荒武者」後藤は入場時の花道奇襲という形でムタワールドを破壊にかかる。
 多分、その世界観を意識していつもとは違う特別なことをした時点ですでにムタワールドの住人になってしまっていて、そうなるとムタワールドの支配者であるムタに勝つ術はなくなってしまうのだろう。後藤は広い会場を意識するあまりに大技を単発で出す戦いになってしまい、点が線にならずに天才×百戦錬磨のムタワールドにもがけばもがくほどズブズブと埋もれて行ってしまった。
 
 
 ○ムタ(13分54秒 ムーンサルトプレス→体固め)後藤●


 ②永田裕志vsカート・アングル

 ブロックレスナーは予想以上のイモ外人レスラーだった。新日本のリングに上がれば「さすが元WWE王者!」という動きは欠片も見当たらず、日本のプロレスに順応できずに試合をドタキャンしたり、最悪の印象しか残せなかった。これは、新日本のレスラー側にレスナーを引き立たせるだけの能力を持ったレスラーがいなかったのではなくて、レスナーが日本のプロレス、引いてはプロレスファンというものをナメていたからに他ならない。
 そういう悪夢を経験しているだけに、同じようにWWEで活躍しいたアングルに対する期待も私は薄かった。

 薄かったが故に、余計にアングルはホンモノだ!と実感した。感動した。面白かった。

 相手を研究している。日本のプロレスを、プロレスファンを研究している。リズムがある。手に汗握る攻防がある。そして、それを可能にさせるだけの卓越したパワー・スピード・テクニックがある。
 アングルすげー!!

 どん底から今や「新日本=永田」という所まで這い上がってきた永田とガッチリ噛み合った名勝負。熱い永田と熱いアングルが熱い試合で見てる者をも熱くした!!
 ナガタロックⅡとアンクルロックの掛け合いや、垂直落下ではないけれどなんか見てるだけで痛くなるようなジャーマンとか、お互いの一つ一つの技が丁寧でいて、重い。

 技はもとより、アングルのただならぬ馬力を感じたのは、中盤に永田がバックドロップ狙いでアングルに組み付いた時に、アングルが必死で押し飛ばした場面。腰に組み付いた永田が、一発で押し飛ばされました。体勢が体勢だけに「オイ、なんだよ?その力は??」とビックリ。
 さらに、オリンピックスラム改めアングルスラムの持ち上げ方も体勢が体勢だっただけにその背筋力にビックリ!

 ロープを走ってくるアングルの腕を取って藤原組長全盛期並みの素早い脇固め→白目腕固めという技のキレは永田の真骨頂だったし、最後の永田のランニングローキックをガッチリと受け止めた瞬間にアンクルロックが掛かっているという関節技の一撃必殺の凄みもお互いに見せ付けて、とても懐かしい、それでいて熱い試合だった。
 
 ○アングル(18分29秒 アンクルロック)永田●


棚橋弘至vs中邑真輔

 この数年間で新日本プロレスが目覚しく良くなったのは、猪木がやっていたようにプロレスの細部の攻防にまでこだわりを持ったプロレスが増えてきたからだと思う。
 NOAH系統のどっちかが倒れるまで大技乱発プロレスとか、格闘技に寄り過ぎてプロレスをないがしろにした一時期の新日本のプロレスとは違う、芸術的で心に響く「細部にこだわるプロレス」がファンに受け入れられているのだと思う。

 具体的に言うと、永田と棚橋、真壁を見ると顕著なのだが、片エビ固めでフォールに行く時、相手の足と同時に片腕もクラッチすることで全力でカウント3を取りに行っている。
 もうひとつ、これは永田は少々外れるが、若手四天王(・・・あるいは3バカと1番長)と呼ばれる棚橋・中邑・後藤+真壁のスープレックス系の技を出した時のブリッジの美しさ。 
 
 猪木のプロレスは「戦い」だったと多くの人は言うけれど、私たちが子供の頃にあこがれたのは戦いはもとより、全力でロープに走り、全力で押さえ込みに行き、頭の天辺からつま先、さらに指先の動きの細部まで神経の行き届いた芸術品としてのプロレスラー、アントニオ猪木だったのではなかろうか?

 棚橋と中邑の攻防は、それを考えさせるレベルに到達した。
 これは紛れもなく二人の成長によるものである。

 棚橋は、それを披露するには早すぎる段階で小手先のテクニックに走ってしまい、それが原因でファンがつきにくい状態になってしまってきた。
 中邑は、総合格闘技の流れの中で一気に上り詰めたが、プロレスの何たるかを考えないプロレスを続けてさらに迷走を重ねてファンの反感を買ってしまっていた。

 しかし、棚橋は然るべき強さも兼ね備え、テクニックも厳選し、また大舞台を何度も経験することによってインサイドワークを身につけ味わい深いプロレスを表現できるようになった。
 中邑はまだまだ荒削りだけれど、とにかく棚橋を目標にして頑張ってれば何とかなるという段階に来た。

 試合は、美しいものだった。技の品評会みたいだったこの二人の戦いが「戦い」に昇華した。
 スープレックスの打ち合いもお互いがキレイなブリッジでキチンとホールドするので、四天王プロレスをオマージュしつつも新しい世界感を構築している。
 
 ラリアットをブロックされて中邑が左肩を痛めた後の、棚橋の攻めはまさに鬼と呼べるものだった。雑誌などを見るとそれまではヒザ狙いで試合を作っていたらしいが、その辺はテレビ放送ではカットされていて、棚橋による左肩集中攻撃の試合展開というイメージに映った。

 トレーナーやらドクターやらがチェックしている間、これまでの棚橋ならば黙って見ていて試合も間延びしてしまっていただろうけれど、今の棚橋はその間延びを許さない。
 徹底的に攻め込む。そう!それだ棚橋!!それがプロレスなんだ。
 試合の中断なんてない。ドクターチェックなんて他の格闘技がやってろ!
 左腕へのドラゴンスクリュー、滅多に出さない腕十字。
 
 必死の形相で棚橋の足元にすがりつく中邑。

 「絵になる試合」になったもんだ。

 最後手前の雪崩式ランドスライドは、アレは危ない。
 棚橋もねじれた状態で落ちたから動けなくなってしまった。あんな未完成な技は現時点では新日本内では棚橋以外には仕掛けられないだろう。
 
 ○中邑(挑戦者)(23分08秒 ランドスライド→エビ固め)棚橋(王者)●


 永田-アングルと、棚橋-中邑は本当に素晴らしい試合だった。
 
 アングルがIGFとのつながりがあることが唯一気がかりだが、アングルという存在が新日本のレスラーたちが築き上げた戦いの世界に割って入って融合を遂げた時に、新しい新日本スタイルの完成形にグッと近づくのかも知れない。

 団体としてどん底のどん底から、そういう期待が持てるところまで新しい道を切り拓いてきた一昨年あたりからのユークス新日本に、今は拍手を送りたいと思う。  

 ありがとーッッ!!
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

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