フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/10/31 Wed  06:51:12» E d i t
 » 狂犬・柴田を哀れむ 
 HERO’S韓国大会をビデオ録画で見ました。日曜日の深夜、NOAH中継の前にTBSでやってたので。

 あの秋山成勲の勝負強さ(強豪デニス・カーンに殴り勝ち!)を見る限り、クリームなんて塗らなくても桜庭には勝ったことでしょう。私は、勝ちにこだわり、勝ち方にもこだわる秋山の姿勢はキライではありません。むしろ、クリーム事件を逆手にとって開き直って新しい総合格闘家キャラを創造して欲しかったところです。(→反骨の柔道王、失墜。)

 ・・・が、それでは主催者も許さないでしょうし、PRIDEが存在していた頃の黎明期のHERO’Sであれば清濁あわせ持つというような部分でお目こぼしもあったでしょうけれど、PRIDEが無くなって総合格闘技の日本最大イベントとなった今、さすがに真剣に「競技」として総合格闘技を定着させようという動きの中で、秋山はちゃんと関係各方面および関係無い各方面に対しても反省する姿勢を貫き、きちんとした形で自分で筋道通して新しい道を切り拓いたので、文句は言わないでおこうと思うのです。
 過ちて改めざる。これを過ちという。 ですからね。 
 改めてまた一歩を踏み出した「粘り強さ」そして結果を出した「実力」。応援します。
 
 
 超人ミノワマンも「韓流 ザ・魔雲天」ことキム・ミンスとの対戦で韓国の観衆からミノワマンへの応援コールの大合唱を引き出しながらも、体格差がモロに出てキムに潰されてしまったし、冴えない芸人「塩コショウ」のベルナール・アッカも何だか物凄く強いハワイアンのポアイ菅沼に物凄い身体能力で善戦したものの押さえ込まれたし、面白い試合が続出する好大会になった模様ですね。

 
 
 さて、柴田勝頼である。

 プロレスでは、今の新日本のレスラーにはなかなか感じる事ができなくなったワクワク感を醸し出せる妖しい魅力を持った若手だったが、新日本を離脱し「BIG MOUTH LOUD=BML」を経た事で活動範囲が広がったものの、プロレスラーとして一番の伸び盛りの時期に試合数が極度に減ってしまいレスラーとしての商品価値が急降下してしまった感は否めない。
 NOAHに参戦しKENTAと組んだりしたものの、柴田は確かにやる事はキッチリ予想以上にやるんだけれど投げや持ち上げ系の技をあまり持たない柴田に対して、体格に劣るKENTAの方がダイナミックな投げを使うもんだから圧倒的に力強く見えてしまって、柴田は観客の抱くワクワク感と実力のギャップが著しいレスラーになってしまった。
 
 BMLから前田と船木が離脱するとBMLは事実上崩壊、若くて魅力を醸し出してる柴田は総合格闘技参戦という流れと相成った。新日本を若気の至りで飛び出した「魅力」。トンパチなプロレスで何をしでかすか分からない「魅力」。そこへ来て“あの”船木誠勝の愛弟子。ずっとプロレスを見てきたものにしてみればシビレるシチュエーションだ。

 総合格闘技のデビュー戦でラッキーパンチでKO勝ちを収めてしまったがために、柴田に対する私たちの“幻想”は膨らんで行く。
 が、2戦目をグレイシーと戦い為すすべなく破れ、3戦目は桜庭と戦い叩きのめされる。
 
 柴田には「寄り道」は許されないらしい。ことごとく強くてある程度以上の名のある選手との対戦が組まれる。しかも、大会の中盤以降の試合を任されている。柴田は「何をしでかすか分からない=狂犬」のニックネームで呼ばれ、そのトンパチぶりが「客を呼べる」という主催者側の算段もあるのだろう。

 そして迎えた今回、総合格闘技4戦目。ホ・ミンソクはさほどネームバリューは無い選手だったが・・・現実は厳しい。

 見るたびに細くなっているような柴田がそこにいた。
 当然、トレーニングと減量によって絞ったカラダなのだろうけれど、細い。細すぎる。
 プロレスラーのような持久力と瞬発力の塊のようなカラダでもなく、船木のような俊敏さと力強さを兼ね備えたようなハイブリッドボディでもなく、言わばアウトボクサーのようなカラダ。

 85kg契約の試合。
 柴田がそれをするには背が高すぎる。手足が細長すぎる。腰が細すぎる。

 対戦相手は「韓国の狂犬」のニックネームを持つホ・ミンソク。
 この選手、背が高くない分ドッシリとした肉体で見るからに力が強い印象。

 果たして、試合はカウンター狙い同士の空間の探り合いの緊張感で「魅せる」試合となった。
 この、ホという選手の持っている雰囲気もまた独特で素晴らしい。空間の探り合いで「魅せて」も試合が成立しないからレフェリーがどんどん両者を煽る。
 やがて打撃戦が続くと柴田のスタミナ・パワー不足が露呈してくる。

 フラフラになりながら両腕を振り回すだけの柴田に何を感じれば良いのか?

 手足が細長い選手は寝技に特化すると有利になるというイメージだが、柴田はタックルで相手を倒せない。グレイシーのように掴んだら相手を寝技に引きずりこむまで離さないという「執着」というか「粘り強さ」も見られない。ミノワマンのように相手の凄まじい打撃に立ち向かって行くような「ど根性」も見られない。寝技に入ろうとして相手の足や腕を取っても、技に入る「テクニック」「パターン」も無いし、強引に引っ張る「力強さ」もない。

 そして、売り物の「トンパチ」さも相手にすっかりお株を奪われて相手を見ないで両腕を振り回して殴られて後退して・・・フラフラになって倒されて・・・立ち上がることも許されず。

 勝敗なんて二の次で良いから太字で強調した部分が、私がプロレスラーが総合格闘技に出て行くときに少なくとも魅せて欲しい要素であり、何よりもその日一番のインパクトを残して欲しいというのが願いなのだが、今回の柴田には何一つ感じるものが無かった。何も表現できていなかった。

 そこにいたのは「狂犬の抜け殻」であり、私が魅入られたプロレスラー柴田勝頼では無かった。

 残念だ。
 柴田は、多分、どん底だろう。
 こんな試合を見せ続ければ、すぐに「プロレスラー柴田勝頼」が蓄積してきた“貯金=ネームバリューや観客に抱かせる期待感”が続かなくなる。

 柴田よ。ドロップキックだ。ニールキックだ。
 船木に支配されるな。オマエのやりたいプロレスを、ずっとやりたかったプロレスを、総合格闘技のリングでやってみてくれよ!
 
 プロレスファンは、勝利もそりゃあった方が良いが、それよりもプロレスを愛するオマエの姿を望んでいるのだ!気付いてくれ。
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テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

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