フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/10/27 Sat  06:44:32» E d i t
 » TYO円谷に望むこと 
 ウルトラマンの制作会社、円谷プロダクションが大手映像製作メーカーTYOの孫会社になるのだそうだ。(概要はは→ZAKZAK「ウルトラマン身売り…円谷プロ映像大手TYO傘下に

 
 数日前、珍しく夕方のニュースを眺めていたらこの話題が随分と仰々しく取り上げられていて、円谷プロの倉庫の様子などが映し出されていた。
 さすがの私も、ウルトラマンの使いまわし不可能の破壊用セットの精巧さや毎回の怪獣・怪人の着ぐるみ、さらには編集時のCG合成など番組制作費が尋常でない「大人の事情」を知ってしまっているからには、この話題自体には文句はない。
 ただ、歴代ウルトラマンや怪獣達の「抜け殻」が折りたたまれて保管されている円谷プロの倉庫が夕飯時のお茶の間に映し出されてしまったことがなんだか悲しかったのだ。

 「あ、ウルトラマン、今、寝てるんだね。」
 3才の我が息子がそうひとこと言ったのが、救いに感じられた。

 最近じゃあ、お笑い芸人の舞台裏や格闘技の試合の前に控え室の様子を中継したり、アニメ声優に会いに行くのが特番になったりと、本来ならば隠しておくべき空間を暴く事によって臨場感や親近感を煽ろうすることが日常になってしまっているので私も感覚が麻痺してしまっているが、見せてはいけない場所というものはあるような気がする。
 それでも、特番でタイトルを打ち出して予告してくれれば見る方にも「見たくなければ見なければ良い」という選択権が与えられるが、ニュースの参考映像みたいな抜き打ちで来るものには手元にテレビリモコンでも無ければ回避不可能である。実際、我が家では回避不可能だった。
 今回の円谷プロの倉庫の映像もニュース側としては「番組制作費および資材保管維持費が尋常でない」様子を映し出すには打ってつけの映像だったのだろうけれども・・・私は子供にはウルトラマンの裏側なんて見せたくなかった。
 
 今回の映像が倫理的に問題にはならない程度の映像であったから良かったかもしれないが、最近はNHKの朝のニュースでもかなり子供に聞かせたくないような「殺人の動機」や「殺害方法」までも詳細に報道されていたりする。慣れちゃったよなぁ・・・そういうのに。真実を報道するのが全て正義だとは限らないだろうに、生き馬の目を抜くスクープ合戦で守るべき正義はとっくの昔に失われてしまったのか・・・って・・・

 あぁ・・・話題が逸れていく・・・強引にウルトラマンに戻そう・・・。

 
 それはさておき円谷側の役員人事を一新し、TYO側から役員が入ることで新しい時代のウルトラマンを製作していく模様。ウルトラマンが続いて行くということは、ウルトラマンに憧れてそだってきた私にとっては嬉しいこと。
 しかし、TYOの吉田社長の円谷役員会とのやりとりが妙に心に引っ掛かるのだ。

 「新しくなるということは、古いことを捨てて行くということですよ。そういう覚悟はおありですか?」
 「新しく・・・なるしかない」
 「はい。覚悟はできてます」

 「視聴者は、昔ながらの手作り感を求めているのか?私はそうは思えない。スーツアクションとCG合成でもっとキレイで迫力のある新しいウルトラマンを作っていくことは可能だと考えています。」

 可能だと私も思う。
 やり方シナリオ次第だと思う。

 私は以前、映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」のレビューを批判的に書いた。(→「ウルトラマン×90分=???」


ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
(2007/01/26)
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 多分、映像的には革新的なものだったのだろう。
 しかし、それは少なくとも“私個人”が憧れたウルトラマンとは程遠いものであり、こう書いている。

 早すぎて、何が何だか分かりません。
 ハッキリ言ってウルトラマンの売りである重量感はおろか、痛みさえも伝わってこない。

 
 この世界に入ってくるとウルトラマンの映画・・・というより、他人が動かしてるテレビゲームの感覚。



 例えばウルトラマンが実在するものと仮定して、よりリアルな動きに近づけようと最新技術を駆使した結果、こうなってしまったのだと思うのですよ。

 リアルな映像を追求しすぎると、受け取り手がついて行けなくなる。

 それを念頭に置いていただきたい。

 あとは、人間が動ける範囲以外の動きをするとヒーロー像から逸脱してしまうということ。だって、真似できない・・・ウルトラマンごっこのできないウルトラマンなんて子供達のヒーローになれるわけがないのだから。
 必殺技だの必殺武器だのモードチェンジだのといろいろ「オマケ」を取り付けたところで、ウルトラマン人気の本質は「憧れ」にあるワケですから、憧れは「真似できるカッコよさ、凄さ」から始まりますから。


 「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」をお勧めできない私が、2002年に同じようにCG技術を駆使して作られた「ウルトラマンコスモスTHE FIRST CONTACT」をお勧めするのはなぜか。
劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT
(2002/04/25)
特撮(映像)

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 それは、CGを戦闘シーンに多用していないから。
 ウルトラマンとどこにでもいるような少年の心の交流を中心に描いた作品で、特に印象深いのが「少年がウルトラマンの手の平に乗せてもらって、空を飛ぶシーン」なんです。

 リアルじゃないけど夢がある。
 子供の頃に自分が憧れた姿がそこに描き出されている。

 その勢いでテレビシリーズの「ウルトラマンコスモス」もウルトラマンシリーズで最高の傑作との評価が高い作品になっています。私も子供達と見ましたが、子供に向けて作られていながら現実の問題も風刺している、初代ウルトラマンに見られたような「物語作り」の情熱が伝わってきて、印象に残る話が随分と多い事に今、思い出してみて改めて気付かされた。

 子供の頃、ウルトラマンの何に憧れ、ゼットンに倒されたウルトラマンに対してできるものならばどうしたかったのか。自分がウルトラマンだったら何をしたかったのか、何を伝えたいのか。今まではできなかったことでも、CGはそれを可能にできるのだから。

 子供の頃に思ったことを忘れずに、ウルトラマンという「形」に縛られずに「心」を伝えて欲しい。ウルトラマンがたくさん出てくればそれだけでOKみたいな感覚だけは、捨てて欲しい。
 
 頑張れ!TYO円谷!!熱くなれるウルトラマンを待ってるぜ!
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