フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/09/22 Sat  03:03:03» E d i t
 » ダメな時に聞く歌 
 今まで生きてきた中で「一番みじめな時期に聞いていた歌」あるいは「その歌を聞くとみじめだった頃を思い出す歌」を問われるとアナタはどんな歌を思い出しますか?

 中島みゆきですか?
 叫ぶ詩人の会ですか?
 THE虎舞龍ですか?
 チャゲ&飛鳥(ローマ字表記になる前の!)ですか?
 大事MANブラザーズバンドですか?
 岡本真夜ですか?
 え?谷村有美?そりゃあ忘れてましたね。最後のkissは甘く切なく軽い方が良いですね。そうですか。
  
 
 私は落ち込んだ場合、救いを求めて明るい歌や励ましの歌を聞いて「よ~し!もう一度夢見よう!」と切り替わる時と、同情系どん底ソングで落ちるところまで気分を落として沈み込み、自虐内面旅行に向かう時とがあるのですが、今回はその後者である自虐的内面旅行へのチケットの話です。

 
 筋肉少女帯の「レティクル座妄想」というアルバムがあります。
  
 筋肉少女帯(以下、キンショー)の歴史からすれば中間くらいになるのでしょう、もう、宗教・文学・歴史・詩情・妄想ごちゃ混ぜにしながらただひたすら無常なる世の中の物語を語るオーケン(大槻ケンヂ)の脱力系暗黒面の世界がめくるめく展開されます。

 その「一般世間とはおよそ相容れないであろう世界観」を見事な音楽性で表現できていた時代のキンショー中期の絶対的な求心力を持ったアルバムです。余談ですが、この前後からキンショーは商業主義と世界観の狭間に落ち込み、オーケンはその狭間で苦しみもがきながらその苦しみを創作に活かしたりして延命しましたが、やがて数多のバンド達と同じように破滅しました。

 さて「レティクル座妄想」ですが、溜まって濁った水が排水溝に渦を巻いて吸い込まれてグゴゴゴゴゴゴと落ちて行くような何とも言えない「負の求心力」を持ったアルバムです。


 私が最も落ち込んでいた時期に聞き続けていたから という理由以上の神通力がこのアルバムにはあるような気がします。
 音楽性は明るい・・・と言うか、こんなに激しくて上手い音作りをするバンドなんて聞いたことがない!音楽のジャンルには詳しくありませんが、凄いメロディーとこんなワケの分からない歌詞が渾然一体となって完全なる世界を創出するようなバンドなんて日本史上に類を見ないのではないだろうか?で、あるにもかかわらず、歌詞が作り出す世界観はとめどなく暗い。中高生が悶々としながら「自分以外はみんな死んじゃえ」と思ってる時期の気持ちに色んなところから拾い集めてきたような宗教観や哲学、文学、詩がくっ付いてさらに妄想を掛けたような、延々と広がる無常な世界。 
 

 何だか分からないけれど凄い!これが全盛期のキンショーの世界です。
 
 自分の本性がそこはかとなく「暗い」と自覚してる人への適合率はかなり高いはずです。きっと。
 みんながボクを笑ってる気がするから蜘蛛の糸を上って世界を焼き尽くしてやる!って世界ですからね。

レティクル座妄想 レティクル座妄想
筋肉少女帯 (1994/04/21)
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 ガリガリのハードロックあり、間の抜けたコミックソングあり、そして何やら意味深げな歌詞ありの緩急自在でとにかく飽きない。真面目に音楽を追求する人には向きませんし、暗さに耐性の無い人には無用な世界ですが、落ち込んでる時の私には非常に快適なジメジメと湿った日陰。

 今でもどうにもならない時には、一番みじめだったあの頃の気持ちまでいったんリセットするために私は「レティクル座行き超特急」に乗ります。南無阿弥陀仏の暇もなく。

 そしてひとしきり暗~い、救われな~い気持ちになったところで「あの頃よりはず~ッとマシだ」と開き直るのです。

 今は必要ないのでCD置き場に埋もれてますがね。
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2007/11/16(金) 12:41:18 | 恋愛は出会いから始まる
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