フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
07 « 2017 / 08 » 09
 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.
--/--/-- --  --:--:--» E d i t
 » スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --

top △ 
2007/09/17 Mon  00:00:31» E d i t
 » ゴッチさん曰く 
 日本では・・・と言うか、アントニオ猪木派のレスラーたちが「プロレスの神様」と崇め奉ったカールゴッチさんが82歳で亡くなったのは、 フロリダ州現地時間の7月28日だと言いますから何だかんだで1ヶ月半も過ぎ去ってからのいまさらジロー状態な記事です。

 でも、いまさらでなければ書けなくもあるのです。

 ゴッチ氏の死後、現在唯一のプロレス週刊誌「週刊プロレス」および「週プロモバイル」でゴッチさんの特集が組まれました。
 あたかも遺族代表のような立場になっている西村修や他のレスラーのゴッチさん回想録ではなくて、ゴッチさんの足跡や名言を集めた特集です。
 それがやたらと興味深くて、哲学的ムリヤリ根性論科学的で・・・良い意味で均整の取れたごちゃ混ぜなんです。これぞまさにプロレス


 どうやらゴッチ氏の場合は逝去後に雑誌で組まれた特集を読んでみるとレスリングという競技自体に誇りを持っているらしく、柔道が近代スポーツとしてルール整備が進む中で元来持っていた護身術あるいは格闘術としての柔術の殺伐とした部分を禁止したり伝授を放棄することによって取り除いて現代の姿に至っているのと同じように、アマレスもまた国際競技として裾野を広げるために相応しくなかったキャッチレスリングと呼ばれるモノの「フック」と呼ばれる相手を壊すための技を取り除きながら現在のレスリング“競技”のルールに至ってるのだらしく、その失われたレスリング技術を「ロスト・アート(失われた芸術)」と位置づけ、それをマスターしていたのだそうだ。

 折るため、外すための関節技や落とすための締め技、クラッチの握りから投げのコツ、それらを瞬時に可能にする肉体の鍛錬方法。すなわち素手で相手を壊すためのレスリング技術。
 衆人環視の舞台の上では必要とされなかった技術・・・即ち竹刀勝負が義務付けられている剣道の試合における「真剣による人の斬り方」を知っていた人で、そういう得体の知れない幻想に日本人はとことん弱いのだ。だから日本では「プロレスの神様」という呼び方をするのだ。多分。

 
 アメリカではショーとしてのプロレスには不必要なモノだとしてゴッチさんの技術も買われなかったしレスラーとしての評価だってそう高くはない。だもんだから、ゴッチさんはますますヘソ曲げちゃって「あんなカーニバルレスラーばかりになって派手なショーアップをして、あんなもんはプロレスぢゃない!けしからん!あれはダンスぢゃ!ワシのところに教えを請いに来た日本のレスラーたちが本当のプロレスを引き継いでくれるのぢゃ!」みたいに偏屈な事を言い始めるお茶目な一面もある。そりゃそうだ。自分の存在意義を認めてくれる人たちの味方をしたい気持ちにもなるだろう。自分が本流だと思い込んでいる流れを否定された上に、亜流だと思い込んでいる流れがビッグビジネスとして成功を収めていたのだから。
  

 ゴッチさんは「武蔵・二刀流」とか書いた土産物で売ってるようなTシャツを(多分)喜んで着て歩くくらいに「武士道」やら「宮本武蔵」やらに強く影響を受けたらしく、映画「キル・ビル」よりは純粋にサムライに憧れていたのだろう。

 言動も、弟子たちが話す思い出話もすべからくシグルイにござる。
 →カールゴッチはこう言った 
 →カールゴッチ名言集 
 
 伝説は多分に伝説である。しかし、そこにその男が生きた真実は彼が残した心の遺伝子が伝え残して行くに違いないのだ。

 最後に、私が非常に気になった言葉を要約抜粋する。

 「若い頃のトレーニングは“すべき”だ。年を取ってからのトレーニングは“しなければならない”。人生は動き続けるもの。つねに向上のスペースは残されている」

 「筋肉よりも筋力が必要なのだから器具トレーニングは(レスリングにとって)あまり役に立たない。筋力をつけることについては食べ物にも気を使わなければならない。
 ある程度年を取るとコレステロールが体の中に余分にたまるようになる。若いうちは麦のように手を加えればグングン伸びるがそういう素晴らしい時期はすぐに去ってしまう。
 本当に強いのは三十代半ばの男だ。いわばオークの木だ。スタミナがあって頑丈だ。レスラーも中年がピークになるのだよ。私の人生のベストタイムは35から45までの10年間だった。」

 んんん。コレステロールかぁ・・・年齢的に最強期に近づいているのだな私は・・・。レスリングはやってないけれど「若い頃みたいに動けなくなったなぁ」とかため息つく前に、できることをできるだけやってみよう。と、ゴッチさんに勇気付けられてみる。

 
 クラフト・ハイル!!(力よ、万歳)
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
ストロングスタイル源流
 そうですね。猪木がストロングスタイルを産み育てた母であるならば、ゴッチは魂を吹き込んだ父と呼べるのかも知れません。
 
 レスラーたるもの強くあるべしという力道山の時代に来日してより、レスリングおよびグラップリング技術の伝道師として日本プロレス界に及ぼした影響の大きさは凄まじいものがあります。
 馬場曰く「ゴッチはコーチとしては最高だが、レスラーとしてはダメだ」という評価なので、馬場が保守本流の「技術で組み立てる」プロレスの正統継承者であったがゆえ、猪木の生きるための道もまたゴッチと同じような格闘技寄りのプロレスという選択肢しかなく、その二人が作り上げた「決闘スタイル」の理想郷が新日本プロレスであり、それは果てしなく日本人の感性にマッチしたものだったのでしょう。私が子供の頃から今の今まで熱狂し続けているように。
 
 決闘スタイルは見た目に分かりやすく、子供でものめり込めるのですが、本流スタイルのプロレスはちょっと大人になって「見方」が備わってこないと理解不能ですからね。
 リックフレアーの良さ・凄さなんて絶対子供には分かりませんから。
 
 その「決闘スタイル」のプロレスに於いてさえも、ゴッチは観客のブラインドになるところで関節を決めたり裏技を使ったりしたから嫌われたと証言するレスラーが多いのは知られた事実ですよね。観客に見えないところでそれをする必要があるのか?という事ですよね。

 その後もUWF・藤原組・パンクラスなどと「武闘派」のプロレス団体の権威付けにカールゴッチの名前が使われて続けてきた経緯がありますが、UWFはキックの多様によってゴッチさんがちょっとヘソを曲げ、パンクラスはゴッチさんの大嫌いなステロイドを打って身体を大きくするレスラー(シャムロック)を使い続けたためにヘソを曲げ・・・と、なかなか人間臭くて興味が尽きません。

 ゴッチさん曰く「ゴッチスタイルを忠実に体現している者は木戸修である」と。なるほど、木戸の動きには妙に説得力があり、子供の頃から「う~む、なんか凄い」と思わされた思い出があります。
 相手を組み伏せて肩をマットに3秒間押し付けたり、相手を降参させるための理詰めの・・・いわばチェスのような・・・レスリングがゴッチスタイルのようで、思い出してみれば木戸のプロレスはまさに純粋にそれなんですよね。
 どうやら総合格闘技とはまた違った嗜好のようです。多分、何でもありの決着ルールに「3カウント」が入っていたらゴッチさんは喜んで参戦したことだと思うのです。
 
 本流プロレス vs 決闘プロレス という選択肢しか無かった時代を経て、今は煮詰まった末に互いの純度が上がった エンタメ vs 総合格闘技の両極の中にプロレスが包括されてしまったのでしょうね。
 これがまた、プロレスの味と言えばそうなのでしょうけれど、ハッスルはまだプロレス以外の部分に興味を持っているお客さんの方が多いと思うので、やっていることはプロレスといえばプロレスですが、どちらかというと芝居に近いのでしょうね。
 基本コンセプトはファイティング・オペラですからね。興行の中に「凄い!」と印象に残る試合が1試合でもあれば芝居を観に行ったお客さんでもプロレスに興味を持つかもしれない・・・そんな実験なのでしょう。きっと。
2007/09/19 Wed 01:29:41
URL | フクフク丸:to 野神氏 #oKAhFFW. Edit 
新日本で”神”と呼ばれた理由
というか、それ以前に猪木はカール・ゴッチと出会わなければ”ストロングスタイル”のプロレスを追及することはなかっただろうし、そうなれば”新日本プロレス”も存在しなかったのではないでしょうか。

”日プロ”時代、力道山の”正統後継者”として”エース”のなったのはジャイアント馬場。しかし、彼の”ファイトスタイル”は”大きい体”を生かした”パワー殺法”が主流だったはず。猪木もかつては体重が120Kg近くあったようですからそういった戦い方を強いられていた事でしょう。しかし、それではいつまでたっても馬場を超える事は出来ない。そんな時に、カール・ゴッチと出会った事でそれまでの”プロレス”に対する考え方が180度変わったのは確かだと思います。以降、猪木はウェートを大きく絞って、”スピード”と”テクニック”を重視したプロレスを展開するようになり、そうなると”日プロ”ではやはり”限界”を感じたため、ゴッチと手を組んでやがて”新日本プロレス設立”に到ったのでしょう。

猪木の提唱した”ストロングスタイル”の源流がカール・ゴッチにあるのだとすれば、当然ながら”新日系”のレスラーからすれば”神様”ですよね。そして、更にそれを極めたプロレスが”UWF”のプロレスです。前田や藤原が離脱する前の新日は、ハンセン、ブッチャー、ホーガン、アンドレといった”大物外人”に恵まれ、更に長州率いる”維新軍団”との構想も勃発し、もはや”ショーマンシップ化”された部分もチラチラ目立つようになったのも事実。それらに嫌気を指した前田がより”ゴッチスタイル”に近いプロレスを追及すべく設立したのがUWFですよね。それこそ、”キック”と”関節技”を中心としたレスリングが展開され、やがて”ルール規制(ロープブレイクの制限、ロープワーク禁止、レガースの着用等)”もされるようになりました。しかし、それが元で”経営不振”に陥るようになったのも事実ですが(汗)

結局は、NOAHの所でも書きましたが”実”をとるか”利”をとるかなんでしょう。ゴッチは純粋に”実”を選んだ、という事なのでしょう。されど、猪木は厳密に言えば自分の”利”のために”実”を利用した、という風にも伺えなくはないですが(汗) その辺を前田は不信感を抱いて、更に”実”を極めようとするのですが、結局彼もそれが故に”自我”が強すぎて多くの人が離れて行ったのもまた事実ですよね。

”プロレス”という格闘技が次第に”ショーマンシップ化”される中で、”アスリート”の魂を守り続けたのがカール・ゴッチだった、という事なのでしょう。ゴッチ流の”ナチュラルトレーニング”こそ、アスリートの”原点”なのでしょうけど、長州はその練習方法に不満を抱いてすぐに日本に帰ってしまったみたいですけどね(汗) そこら辺が、”競技”としての”アマチュアレスリング”を経験した人間との考え方の”相違”なのでしょう(西村がゴッチを”崇拝”して、長州を毛嫌いするのもそのせいなのでしょう)。

しかし、ゴッチの願いもむなしく、日本では「ハッスル」のようなそれこそ”ショーマンシップ”の集大成的なプロレスが生まれてしまい、その一方では”プロレス”とは違う”総合格闘技”や”K-1”のような物がブームになってしまいましたが、ゴッチは”あの世”でどう思っているのだろうか・・・。
2007/09/17 Mon 16:47:56
URL | スーパーpsy野神 #5FAMoxZ6 Edit 
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://happy2you.blog6.fc2.com/tb.php/636-ff0d799e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
”夏休み前”でどうしても帰りが遅くなって、今週は結構書かなきゃいけない話題が盛りだくさんであるにもかかわらず、書けずに一週間過してしまいました(泣)”プロレスの神様”カール・ゴッチが、28日の午前、自宅のある
2007/09/17(月) 16:49:51 | コラム・de・ブログ
色々なレスリングルールどんなんやねん。 http://teamusapankration.com/pankration/rules/rules.html え!打撃あるの???まんまMMAじゃんかこれ???FILAは組み技だけでなく総合まで視野にいれてるのか!写真みたら蹴
2007/09/17(月) 22:04:22 | レスリング日本代表 最新情報!!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。