フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/05/04 Fri  05:51:44» E d i t
 » ウルトラマン×90分=??? 
 「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」 が昨夏、映画館で公開されるとCMや雑誌などで知った時、真っ先に胸躍らさせたのは現在の少年達よりも「かつての少年達」であったに違いない。

 強大な敵の出現、歴代ウルトラマンの絶体絶命のピンチの時にウルトラ兄弟が助っ人に参上!!
 並び立つその雄姿に無条件で興奮したものだ。


ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟
五十嵐隼士 (2007/01/26)
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 ・・・この作品に無条件で興奮し、感動するには、私は年を取りすぎてしまった・・・


 我が家の二児はテレビの30分番組の「ウルトラマンメビウス」は最初から最後まで大体見ていられる。だが、この映画のDVDは観始めから約15分ほどで飽きてしまった。

 最初は胸躍らせながら観ていた私も、途中で早送りしたくなるほどの気分に駆られてしまったというのが正直な感想。

 
 出人さんの「仮面ライダーTHE FIRST」の記事のところで疑問視されたのと同じように、

 誰のために作られた映画なのか、何を伝えようと意図されたストーリーなのか、全く分からないのだ。

 重要なセリフ「最後まであきらめない。希望は捨ててはいけない」は簡潔な言葉として繰り返し登場する。それは子供達を十分に意識して作っているということで、すごく大事。でも、本気で子供達がそう思えるほどのピンチらしいピンチがウルトラマンチームに訪れない。

 いや、正確には訪れているのであろうが

 みんなのヒーローであるウルトラマンが“無残に敗北するイメージ”を作り出すことを製作側が恐れてしまっていて、決定的な敗北が描かれていない
 のだ。

 また、決定的な敗北を喫する前に兄弟が安易に登場して救い出してしまう。

 決定的な敗北・・・ゼットンによって倒されたウルトラマン、ガッツ星人に磔にされたセブン、スノーゴンに冷凍されてバラバラにされたジャック・・・ヒッポリット星人にブロンズにされたウルトラ兄弟・・・

 助っ人はその時に颯爽と現れて、全てを根底から覆すような活躍をするからインパクトが大きいのだ!!
 (ゾフィーはゼットンを倒さなかったことによって、人類の喚起を促したのだ!!セブンには助けは来なかったけど、これもやはり人間の本気で助けられたし)

 子供の目にも明らかな、どうしようもない決定的な敗北ありきなはずなのである。そうしなければ、兄弟が出て来る意味がないじゃないかぁぁぁぁ!!

 何体もの怪獣やら宇宙人やらと戦うからと言ってボロボロになるでもなく、必殺技が効かないでもなく、ただクッタクタになって変身が解けそうになったところに「光のエネルギーのおすそ分け」をしにくるようなウルトラ兄弟じゃ、地球防衛軍並みの扱いじゃあないか!!

 しかも、あれは決死の覚悟で宇宙人よりも弱い立場の人間たちがやるからドラマが生まれるのであって、エネルギーを簡単に受け渡しできる能力を持ってる者同士でやり取りしたって「なにそれ」ってしらけてしまう。

 だから「最後まであきらめない。希望は捨ててはいけない」が全然活きてこない。

 
 登場宇宙人、超獣たちが時間の割りに多すぎる。
 これは、ウルトラマンシリーズを観続けてきた“かつての少年”たちに向けての設定なのだろうが、かつてはウルトラ戦士を苦しめた強力な宇宙人たちであるという回想シーンすら無い。

 予備知識を必要とするのである。相当な。

 「そのくらい、分かっとけ」という幾分の横柄ささえ感じざるを得ない。

 私も“かつての少年”たちの一人として言わせて貰えば、私達の世代にはビデオも無かったし、リアルタイムでウルトラマンを見てもいない。当時のウルトラ兄弟を全員言えたとしても、どんな怪獣がどうやって戦ったのかなんて全部知らない。

 予備知識の少ない人が観に行く事を前提としていない。
 そして、知らない人は何が何だか分からない。

 要するに、初めて観る子供達は何が何だか分からないのだ。


 最後にデッカイ超獣が登場して、CGのウルトラマンが飛び回って戦うのだが・・・

 早すぎて、何が何だか分かりません。
 ハッキリ言ってウルトラマンの売りである重量感はおろか、痛みさえも伝わってこない

 
 この世界に入ってくるとウルトラマンの映画・・・というより、他人が動かしてるテレビゲームの感覚。


 子供達に何を伝えたいの?
 ウルトラマンを愛してないの?
 
 
 あれもこれも詰め込もうとして、それぞれの大事な部分を全部削り落としてしまって上っ面だけ残して、それを強引にひとつの言葉でまとめようとした、今の時代を反映するかのような支離滅裂な作品。

 混沌として本質を見失った今の時代の反映・・・ああ、そうか、そう評価することができるか。

 我が家の子供達は、ウルトラ兄弟が勢揃いした場面でちょっと静かになっただけで、あとは各々好きなように遊んでいましたよ・・・30分でできる内容を90分に引き伸ばして、そこに無理矢理ウルトラ兄弟を捻じ込んだだけ。

 テレビ版のウルトラマンメビウスに良い話が多かっただけに期待していたのですが・・・

 ゴールデンウィーク、ウルトラマンのビデオを借りて来て子供達と何かを語り合いたい方々にはこのビデオを推奨しません。

 その代わりに、こちらをお勧めします。

劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT 劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT
特撮(映像) (2002/04/25)
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 これは、泣けるでぇ~
  
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コメント
この記事へのコメント
情熱の行方
 私も新シリーズ・・・というか、平成シリーズはずっと観てませんでした。
 男の子がいなければ、きっと今回のこれも観ていなかったと思います。

 脚本だって設定だって、なんだかんだで40年もやってる訳ですから、まったく新鮮なモノ出してくるなんて不可能に近いのでしょうけれど、だからと言ってキャラクターを使い回せばストーリーが滅茶苦茶でもそれなりのモノになるだろう・・・的な話の作り方はして欲しくなくて。

 「怪獣墓場」とか「故郷は地球」の精神は、今も生きているとは言い難い。映画というスペシャルな空間であればなおのこと。
 
 ・・・確かに「問題になっていた」というほどでもありませんでしたね。 文章、手直ししました!
2007/05/04 Fri 08:49:03
URL | フクフク丸:to 出人 様 #oKAhFFW. Edit 
今度
いつになるかわからないけど、忘れなかったら見てみるわ~。もう、とっくにウルトラマンの新シリーズなど見なくなってるんだけど。

あと、「……のところでも問題になっていたとおり……」って、別に「問題になっていた」というような認識はないのです。疑問ではありましたが。
2007/05/04 Fri 08:27:42
URL | 出人 #X.Av9vec Edit 
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