フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/04/22 Sun  06:39:10» E d i t
 » なぜ今、永田か!? 
 永田裕志の会場人気が異常に沸騰し、その人気の波はついに彼をIWGP王者にまで押し上げた。

 それにしても何なのだろうか?この異常な会場人気の沸騰は。
 テレビ番組に煽られた一時的な人気とは完全に一線を画す、昭和の新日本プロレスのファンのような声援が永田に飛ぶ。

 会社側がその団体のエースや売り出したいレスラーをお客さんに提示しても、お客さんの側がそれを「是」としなければそのレスラーは支持を得る事はできない。
 何の世界でもそうだが、作られた出世街道に乗ってる順風満帆なレスラーになどファンは感情移入できないのだ。

 いや、世の中には例外があって、順風満帆の出世街道を歩んでも周囲を納得させるだけの才能や器量があれば感情移入とは別の次元(尊敬・畏敬・感化など)で支持を得られる場合もあるが。

 そういう物の対極にあって「打ちのめされて泥をすすってでもいつか必ず花を咲かせて見せる!」というジェラシー情念こそが猪木式ストロングスタイルの原点であり、そうした「社会から優遇されざる人間性を持った人間」が集まってリング内外でそれを感情の発露と共にドロドロの人間模様が現出する。

 馬場の全日本には絶対に出せない、新日本の味だった。

 エリートにはエリートのプロレスがあってそれを王道と呼ぶのだろう。決して楽をしているワケではない、その人たちにしか分からないレベルの苦悩があるのであろうが、私達までその苦悶は伝わらないし、また分かってもらえないであろう苦悩を売り物にしなくても良いのだ。

 それゆえにその対極としての「浪花節的生き様」が華々しく映えるのだから。 

 余談になるが、だとすれば、総合格闘技の一般世間への認知浸透力が生み出したアンチプロレスブームから我々プロレスファンのシェルターとなった四天王プロレスは、エリート・鶴田に対抗する雑草・天龍による天龍革命に端を発するので正式な「王道」ではない、「命がけの純心プロレス」だったがゆえにファンの支持を集められたのかもしれない。

 
 永田の話に戻る。
 
 永田の悲劇は言い換えれば新日本プロレス第三世代の悲劇なのかもしれない。
 
 第三世代のヘビー級戦士の中でも永田・中西はアマレスのキャリアから優遇されるエリート路線、小島・天山は雑草路線で、闘魂三銃士+馳・健介全盛の中で4人ともが適度にチャンスをつかみそれなりに地力をつけて行ったが、結局はその目上の5人は彼らの世界を作っていた。

 勝敗の形の上では闘魂三銃士と対等に戦えるステージには来ていた物の、そこに割って入るまでの存在感・ファンへの認知度がつかないウチにその5人はそれぞれに猪木の総合格闘技路線に振り回されて離散。
 新日本に蝶野が残っても、蝶野に試合では勝つことはあっても、その存在感を覆すことはほぼ不可能。蝶野はリング外での活動バランスが天性の物があるから。

 ポッカリと開いた人気の穴を埋めるために第三世代が抜擢されても、なにしろ敷かれた路線を各々走って来ただけだから、キレイな技の掛け合いをしてもイマイチ試合も締まらない。敬礼ポーズを取ってみてもファンの支持も得られない。
 
 永田・中西はネームバリューの大ブレイクを目指して新日本プロレスの看板を否応無しに背負わされて総合格闘技や専門外の打撃格闘技に進出し、何もできずに惨敗を喫する。負けたことではなく、何もできなかったことが問題なのである。
 同じように総合格闘技では一勝も挙げていないプロレスラー高山善廣が「勝敗を超えたもの=すなわちプロレス」を総合格闘技のリングで表現して、プロレス界の帝王と呼ばれるようになったのとはあまりにも対照的である。

 同時期に新日本では永田・中西の後輩に当たり、プロレスでは前座を勤めていた藤田和之が総合格闘技で破竹の勢いで連勝を続けていたこととも比較されたし、総合格闘技で惨敗しながらもプロレスではIWGPのベルトを獲得・防衛記録を樹立するという「強さのジレンマ」で、プロレスファンからも反感を買った永田。

 ブレイクしきれず、迷走を続ける永田・中西に一気に下克上を叩きつけてきた状態になったのが、プロレスデビューしたての新人・中邑真輔であり、中邑は総合格闘技で勝利し、その勢いそのままに当時新日本で全盛を誇っていた高山をも屠り去り、最年少IWGP王者となる。

 時代に置き去りにされた永田たち第三世代は中邑・棚橋・柴田の「新・闘魂三銃士」の標的とされるも、第三世代自体が「乗り越えられるべき価値」を有しているとは思われず、会社の都合で左右されている悲哀が滲み出てくる

 思えばこの頃から永田人気が上昇したのかもしれない。
 新日本を背負おうとする自負心を、何をやっても空回りしているように感じる本人の忸怩たる思いや、周囲へのジェラシー、会社へのいらだち・・・


 何をやっても、数字上の結果がついてきても、ファンが支持していない現実。ころころ変わる会社の路線。振り回される存在。理想の軍団ができても統制が取れない現実・・・そして、コメントルームで悔し涙を流しながら号泣した永田、リング上で怖い顔を見せるようなったのはあの頃からか・・・試合中に不要なポージングが消えたのはいつの頃からから・・・

 やり場の無い怒りはリングでぶつければ良い。

 そんなシンプルな答えに行き当たるまでにずいぶんと遠回りをした永田。
 そして、遠回りしたが故にエリートという皮が剥がれ、共感を呼びながら獲得できた(きっと)根強い(であろう)ファン。

 今の永田は、強い。そう感じられる。
 
 

 北海道では今朝(?・・・早朝)、約10日遅れで「棚橋vs永田」のIWGP戦が放送されました。

 最近の北海道でのワールドプロレスリングの放送扱いは散々なもので、1ヶ月も前の試合を平然とやっていて、現行の戦いの流れから大幅に遅れている試合の映像がタイムラグを経てやって来るという状態。
 なので、10日遅れくらいだとありがたいくらいです。

 ・・・時差か!?

 お互いに技の当たりが激しくて、迫力ある試合でした。
 私が新日本プロレスに求めるのは、このクオリティーです。
 テレビゲームでは絶対に表現することができない表情のあるプロレス。
 意地が見えるプロレス。
 痛みが伝わるプロレス。
 どんな手段を使ってでも・・・ではなく、レスラーとしての戦いの主張が見えるプロレス。
 
 そんなプロレスが見たいのです!

 なによりも良かったのが、観客が感情を移入できるだけの 間 が絶妙だったということでしょう。
 テンポ良く技を出し合ってるだけでは観客は騒げないし、間が空きすぎるとショッパイ試合になる。その絶妙な自分たちの 間 を紡ぎだせるのが名レスラーであり、そういう試合を名勝負だとするならば、今回の試合は名勝負まではいかなくても「好勝負」だったと思います。

 棚橋はこれまで 間 を気にしすぎるあまりに、キレイなプロレスをしすぎてて、記憶に残る試合があまりありません。
 今回もまた、好勝負ゆえに永田に一方的にボロクソやられたわけでもないのに、試合の終盤では丸め込み技も使ってました。(永田も)

 これが棚橋の悪いクセだと、私は思うんですね。
 最終的に永田の強烈過ぎるバックドロップでピンでしたから、好勝負と思えますけども、タイトルマッチが終盤での丸め込みで決着がついた場合、それまでの経過が白熱してるほど試合の印象が弱くなるでしょう。インパクトのある丸め込みだったらそうでもないですが、棚橋のグラウンドコブラはインパクトないですし。
 まあ、プロレスファンはそれさえも「まあいいや」と飲み込みますけど、本当にそれで良いのでしょうか?

 ドラゴン殺法は「小兵の巨漢退治」を目的としたものであればこそファンも許容できるのですが、棚橋には「余力を残した安易な勝利を掴もうとする姿勢」を正してほしいのです。

 今回、永田をここまで押し上げる事ができたのは、他ならぬ棚橋のおかげだと私は思うのです。
 リング上で強力な壁に阻まれる事なく、ただ政治力に振り回され続けた悲劇の第三世代に、今こそ光を当てるべき 踏み台 となったのは棚橋・中邑・真壁らの世代であり、踏み台としての役割を担えるだけの実力を彼らもまたつけてきたということだと思います。
 
 同世代間の抗争もあり、また、棚橋・中邑世代も実力が拮抗してきている今の新日本。“猪木”の名前が会社から消えて、リングではこの十数年間を支配して来た蝶野色が塗り替えられようとしている。

 混迷・迷走・低迷のスパイラルを脱出できそうなチャンスがやっと巡ってきましたね。 
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
どうもありがとう。
 ズィロさんのところから飛んで来てくださった皆様、藤田和之関連記事でなくてすみません。

 ま、永田も味わって行って下さい。
2007/04/25 Wed 05:12:32
URL | フクフク丸:to ズィロ 様 #oKAhFFW. Edit 
路線安定(?)
 新日本が迷走を続けてきた間、ベビーフェイスとヒールを行ったり来たりする選手たちが相次ぎましたよね。

 その切り替えをやればやるほど選手自身の価値が下がって行くような気がするんです。
 というのは、「自分のポリシーを持っていない」「納得できないからと言ってコロコロ立場を変える」のがその行動によって浮き彫りになるからです。

 天山なんてその好例です。
 自分の立ち位置をハッキリさせないで流れにまかせて誰かの勢いに便乗することに慣れているから、流されて今や中堅扱いです。
 (天山が邪道・外道にコーチしてもらってた肉体改造も、もう過去の話なのでしょうか・・・?)
 
 立ち位置を変えなかったのが、ヒールを貫いた蝶野、ベビー一点張りの棚橋、そして「オレが本流だ」を貫き通す永田の3人なのかもしれません。


 中西は新日本では長州のボディガード、レッスルランドでは裏エースみたいな扱いで、これはこれで良い居場所を探し当てた感じですけど、我々が期待している場所とは違う場所に立っているのですよね・・・。

 「会社からチャンスを回してもらえないから」とか「ファンが俺に期待して無いから」とかって順番待ちして、ふてくされてそれなりの仕事しかしていないようなレスラーには魅力など感じないのです。
 永田はそういう状況の中でも、ファンが支持したくなるようなプロレスを続けてきたから今に繋がったのだと思います。

 逆風を受けて、より進む人生の帆の張り方もある ということを永田のプロレスは教えてくれていると思いますし、それは一発勝負ではなくてやはり、意識の高い「誠の積み重ね」なのだと思います。

 好敵手に出会えることが何よりの起爆剤であり、棚橋は完全に永田の好敵手たり得る位置にきましたよね。
 中邑は真壁をもっと引き上げるか、完全に色を消すような試合をしなければ再浮上は困難でしょうが、ああいう厄介なレスラーをどうやって料理して行くかをファンはちゃんと見ていますからね。
 せっかく地味ながらも真壁と中邑は燃え上がってますから、最近の新日本がやってきた「決着戦が終われば抗争終了」「抗争のうやむや化」は避けて、対戦カードそのものにプレミアをつけるようにしてほしいものです。

 あと、地味と言えば話題になってませんけど飯塚とバーナードも激烈に抗争中ですよ。

 NOAHではバイソン・スミスのシングルマッチが激増。ようやく強いガイジンレスラー養成に本腰を入れ始めた感じです。 今は、素質あるガイジンレスラーでも、アメリカ・ヨーロッパマットである程度の完成品になって日本上陸なんてほとんど有り得ない話ですから、日本のプロレスに馴染ませるには日本で経験積ませた方が絶対良いですからね。
2007/04/25 Wed 05:08:39
URL | フクフク丸:to 野神 氏 #oKAhFFW. Edit 
はじめまして(ですよね!?)



私のサイトで

こちらの記事を紹介させていただきました。



紹介記事は

http://blog.livedoor.jp/zero_ijin/archives/53938138.html

です。



よろしくお願いいたします。
2007/04/22 Sun 18:09:51
URL | ズィロ #- Edit 
長い目で見た場合・・・
永田が”IWGP王者”から陥落し、その後、高山、藤田、健介ら”フリー選手”にスポットが当たったり、また、棚橋、柴田、中邑ら”新世代”が台頭してきた事によって、永田は長い間路頭に迷っていた感じでしたが、これまでの”長いすパン”を冷静に眺めた場合、やはり最も新日本の中で信頼できる選手が永田である、という事に多くのファンが気が付いたのだと思います。

中西は”人間離れした底力”はあるものの、隙が多すぎるし、天山は正直”強さ”にムラがありすぎます。また、中邑は”サブミッション技術”は合っても”プロレス技術及びインサイドワーク”は”素人レベル”だったし、棚橋は”巧さ”、”器用さ”はあっても”力強さ”や”迫力”に欠けるし、その点もっとも”期待度”が高かった柴田も離脱してしまうし、そう考えてみると、”総合力”で最も安定しているのはやはり永田だし、これまでの経緯の中で彼もかなりの”欲求不満”や”苛立ち”を感じていたせいか自然と”感情表現”が出来る様になりましたからね。

そう考えると、確かに今回は棚橋の方が”踏み台”になったのかもしれませんね。順番は”逆”ですけど、会社にプッシュされた選手に対する”ジェラシー”を原動力にする事は、ある意味新日の”伝統芸”であり、それによって猪木も長州も前田も橋本も大きく”飛躍”できた訳ですからね。

今後は永田を軸に、中西や天山や中邑も”眠り”から覚めて、更に今勢いに乗っている真壁や越中、それから”前王者”棚橋、未だに”事実上のトップ”にいる蝶野も含めて本格的に”鎬”を削りあえば、自ずとかつての”ストロングスタイル”に近づく事ができると思います。
2007/04/22 Sun 11:44:42
URL | スーパーpsy野神 #- Edit 
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また、うっかりしていた・・・(汗) しかも、昨日の「ワールドプロレスリング」の放送が”1時間”だった事も知らずに30分分しか録画していませんでした(悔)【TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN BRA
2007/04/22(日) 11:47:50 | コラム・de・ブログ
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