フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
07 « 2017 / 08 » 09
 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.
--/--/-- --  --:--:--» E d i t
 » スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --

top △ 
2005/04/08 Fri  05:55:55» E d i t
 » 春の雨・なみだ雨。 
昨日、今日と北海道に雪融けを運ぶように降りしきる春の雨
ガラにも無く、胸がキュンと切なくなるような話。
毎年、4月に雨が降ると思い出す・・・あれから17年にもなるねえ

小学校6年生の時、好きな女の子がいました。

小学校3年生の時に丸と同じ小学校に転校してきた彼女は、
おっとりとしたやさしい感じのする女の子。活発とは言えないけれど、聡明で可愛い。笑顔が明るく、常に前向き。そんな女の子でした。

おかしなもので、小学校高学年あたりになると女子の成長が顕著になって、
何となく同学年の男子よりも大人びて来ます。
すると、男子にしてみれば別に意識してるわけでもないのに、話しかけにくくなったり、
必要以上にどぎまぎしたり・・・そんな感じになっちゃう時期がありますよね。

丸の場合は確実にそうでした。
女子に話しかけられない限りは話をできない。そんな感じ。

でも、彼女とは普通に話をできたし、何よりも
「他人をバカにしない」
「悪口を言わない」
「他人が嫌がるような事(掃除とかね)を進んでやる」
優等生という言葉を
人間にしたらこうなるよね。って言う感じの彼女。

小学校6年生の時「好き」とか言っても、何をどうするということでも無いでしたよね。
・・・今だったら、小学生で「彼氏」「彼女」言ってますけど。

「普通に一緒に学年を重ねて行けるよね」と思いながらの小学校卒業。

 田舎ですから中学校に上がっても、隣の小さな小学校の生徒が
10人程度増えただけの小学校と変わらぬ面々。
 
 とは言え、新しく始まる「成績による競争」とか学習面のレベルアップや
クラブ活動ではなく「部活」という未知の世界に
ワクワクよりも不安ばかりが募って、気持ちが落ち着かない中学入学間もないある日
女子同士の噂話が突然、現実味を帯びて丸の耳を直撃しました。

「××、転校するんだって。」

・・・!!

「4月中らしいよ」

・・・!?ウソダロ・・・

事実4月中旬を持って、彼女は父親の仕事の都合により遥かかなたへ転校が決まったらしい。

それとなく、彼女の友達から情報を集めてみる。

引越しの日も聞いた。
でも、丸の心は一体何なんだろう・・・
どうしたら良いんだろう。

彼女の引越し前夜、降りだした雨に濡れながら家に帰った丸は、
普段、丼に3杯は食べるご飯をほとんど食べず、部屋にこもって考えた。


・・・何を?

・・・伝えたい?

・・・どうやって?

・・・気持ちを綴る!!


何がどうなるなんて、そんなの分からない。
好きだという気持ちの行く先も分からない。
でも、この思いは伝えなければならないような気がした。

人生初のラブレター。

降りしきる春の雨が、ウチのトタン屋根を鳴らし続ける。
強いリズムで叩き続ける。
静寂の部屋の中に、その音と時計の針の音が交錯する。

時間が残酷に過ぎ、およそラブレターの体をなさないラブレターが出来上がったのは午後9時。

彼女のウチは、丸のウチからそう遠くない。

「今なら、まだ行ける!」

・・・って、それを何十回思った頃でしょうか、トタン屋根を打ち付けていた雨の音は消え、
静かに降る雨が外灯に照らされていました。

時計の針は12時を回り、
もう、中学生が出て歩ける時間ではありません。

後悔・・・
止めようと思っても、泣き顔になって、
止めようとするほど、流れてくる涙。


丸のラブレターは机の引き出しの奥にしまったまま、彼女は引越ししてしまった。
彼女がどう思っていようと、そんなのは丸には関係ないはずだったし、
たとえ、丸がこっそり夜中に彼女のウチのポストにそれを入れに行っても
彼女は引越しの車の中でいつもの笑顔で読んでくれただろう。

でも、もし彼女に次に会った時になんて言う?
迷惑そうな顔されたらどうする?


彼女に思いを伝えることよりも、彼女に嫌われたく無い自分を選んでしまったんですね。

17年経った今でも、春の雨に運ばれてくるあの記憶。あの後悔。

…彼女が遠くに行ってしまった日、
 学校では、いつもと誰も何も変わらずに
 残酷な程に平和に時間は過ぎた…

でも、あの日に帰ってやり直したいなんて微塵も思いません。
あれはあれで良かった。


成長期にあれを通過できたことは、何よりも財産になってます。

情報過多の現在、たくさんの情報に左右される思春期を送るみなさんには
理解不能な感覚かも知れません。

そんな、春の雨でした。

…この恋には続きがあります。
 それは、また今度(^。^;;


多くの方に見て頂きたい!よろしければランキングに1票を!
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://happy2you.blog6.fc2.com/tb.php/24-dae2752d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。