フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2005/04/02 Sat  08:37:50» E d i t
 » 総合格闘技の限界 
何でもありを謳い文句にした総合格闘技興行がアメリカで出始めの頃(第一回UFC)
それぞれの選手が、自分の修めた格闘技に誇りを持って
試合に臨んでいたんです。

例えば、カンフーやら空手やらボクシングやら、
オクタゴン(八角形金網リング)の中に入ってしまえば「ケンカ」なんだけれど、
自分の信じて歩んできた道を試すかのように、そのバックボーンの格闘技を使って
闘っていました。

バウンサー(バーなどの用心棒)なんてのもいたっけ。
なんと、アメリカから「忍者(!!!!!?)」も参戦したんですから!

その最初の興行で、ガチンコプロレスで売っていた日本のプロレス団体
「パンクラス」の当時トップ外国人レスラー・
ウェイン・シャムロックを破って優勝したのが
ホイス・グレイシー(グレイシー柔術)です。

当時、プロレス至上主義の真っ只中にいた丸はショックでした。
と、同時に「柔術ってことは、アレか?相手の力を利用してブンブン振り回したり
投げつけたりするヤツか?」
という好奇心が頭をもたげてきました。
達人と呼ばれる人たちにのみ許された、秘伝とか奥義とか・・・
ファンタスティックな響きです。

しかしUFCの情報が雑誌やら何やらで報道され、その映像が流れ始めると
丸は、期待を裏切られた気分になりました。

相手のフトコロに飛び込んで、密着して打撃を打たせないようにする
→自分に有利なポジション(馬乗り・マウントポジション)に移行
→馬乗りパンチ連打!そのままKO.あるいは…
 →相手が嫌がってうつぶせになると、チョークスリーパー(終了)
 →パンチを嫌がって相手が腕を伸ばしてきたら、その腕を取って腕ひしぎ。(終了)


ハイ。誠に単純な理屈であります。
要するに「勝ちに行く試合じゃなくて、負けない試合」
自分が生き残る為の闘い方なんです。
それって、格闘技??じゃなくて、護身術なんですよね。
見てて、燃えない。
「えー?ナニソレ?」

でも、ガチンコ(なんでもあり)の試合では結果が全てですから
グレイシーの闘いは世界の注目を浴びました。

アントニオ猪木から連綿と続く日本のプロレスファンの「プロレス最強幻想」
グレイシーの「最強護身術」の前にことごとく粉砕されて行きました。
「最強」を旗印にした高田。実質「格闘プロレスNO1」の船木
そのカタルシスから桜庭というグレイシーハンター(護身術を破る格闘家・プロレスラー)が現れ、
一気に「総合格闘技」がブレイクしました。

プロレスラーを食い物にして、プロレスラーがリベンジを果す。
結局、プロレス幻想は続いて行く訳なんですが。


そんな中で、それを見世物にする事に成功したのが現在の「総合格闘技」興行です。

中でもPRIDEは、選手の今までのバックボーンを殊更にアピールすることによって、
観客がその格闘家に感情移入しやすいようにしています
総合格闘技に於いて、一番盛り上がるタイミングは
「試合開始のゴングが鳴る瞬間→ファーストコンタクト」です。
内容に満足できる試合なんて、数える程しかありません

そして、客を満足させられる選手なんてトップの一握りの選手だけです。

試合内容で満足させられる選手とそうでない選手の違いは
「勝ちに行く」「負けないようにする」かの違いだと思います。
ですから、結果が伴わなくても
高山善廣みたいに「勝ちに行く試合」をしている選手にはファンがつきますし

勝ち続けても、面白くない試合ならばホイス・グレイシーのように
ヒール(悪役)扱いになります


ここに格闘技興行の大いなる「矛盾」が生じます。

判定というルールがある以上はポイント狙いの勝ち方という方法が発生します。
これは卑怯でも何でもないのに、膠着状態が続いたり
柔道家やアマレスの選手が効きもしない突きを出し合ったり
そんなのを5分3ラウンドも続けられたら、客はブーイングです。

勝つことが全ての格闘技興行なのに、客を満足させなければならない。
客が満足しなければ、ファンにはならないし飽きられる。

格闘技興行は、今でこそゴールデンタイムに中継されてそこそこ視聴率も稼げるほど世間に認知されています。

ファンのニーズを満たす為に、過激な選手を投入してくるでしょう。
でも、生中継とかしてるといずれ必ずこういうシーンがやってきます。○○が…
「折れる」
「切れる」
「曲がる」
「飛び出す」

…おぞましい…それが、ゴールデンタイムに中継される「異常」。実際、すでに起こってしまったのもありますし。

総合格闘技興行が「総合格闘技」という一つの「流派」を生み出し、
みんながバックボーンを活かしながら(?)「総合格闘技」をやっています。


でも、それってなんだかつまらない。
柔道家は柔道の、相撲取りは相撲の、プロレスはプロレスの技に
誇りを持って欲しい。

それが、観客の求めていることであって
柔道金メダルvsアマレス金メダルの「ボクシング対決」なんぞ
お金を払ってまで見たくないのです。

【勝負論】に徹さないでファンタジーを与える格闘技興行って難しいですかね。

 現時点での格闘技興行の問題点ではあります。

 ファンタジーを追求したら、お互いの技をある程度「受け」合わなければならない。
そうなると、プロレスに吸収されますがね。
「シュート(ガチンコ格闘技)を超えたものがプロレスである」(ジャイアント馬場)か…

 その言葉の意味が本当に理解される日は、まだ遠い。
 








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コメント
この記事へのコメント
日本における事実上最初の”総合格闘技団体”リングスも当初は各々の選手の”バックボーン”にある格闘技を全面に押し出した戦いをしていたはずですよね。確か”グローブ”をしていた選手もいればしていなかった選手もいたりしていたような気がしましたが。でも、それではあまりにも”ルール”が複雑すぎる為、やがて現在の”総合格闘技ルール”に集約されていった訳ですからね。

しかし、”総合格闘技ルール”が確立されると、その”試合パターン”もほぼ確立してしまったのも事実。まずは”打撃”若しくは”タックル”で相手を倒して、その後”馬乗り”になって”マウントパンチ”あるいは側頭部への”膝蹴り”等で相手をへばらせた後、とどめの”関節技”若しくは”締め技”でのフィニッシュ。まぁ、”勝ち負け”だけで判断するならこれでいいけど、もはやそこに”ファンタジー”など存在しませんからね(汗) まぁ、”打撃系”の選手ならともかく、”柔道系””柔術系””レスリング系”の選手にこの手の戦い方が定着されても、正直ピンときませんね。これらの格闘技は、”マウントパンチ”なんかじゃなくてそれこそ”グラウンドの攻防”こそ見ごたえがある訳ですから。今これをやっている選手ってノゲイラぐらいじゃないでしょうか。そういった意味では、彼の試合ってある意味”プロレス”と通づるものを感じるんですよね。彼の”関節マジック”はまさに”ファンタジー”です。

ただ、やはり”他ジャンル”の格闘技を無理やりくっつけるのは無理が生じるのも事実。そもそも”打撃”と”サブミッション”、言わば”水と油”のものを無理やり混ぜる訳ですからね。そうなると、どこかで”帳尻”を合わせないといけなくなりますし、となれば”ルール”も規制せざるを得なくなり、となると”戦い方”も限定されてしまうのです。でも、そうなってしまうと、”他ジャンル”の格闘家同士の対決、というよりは”総合格闘技”という一つの確立された”ジャンル”の中で戦う事になります。そうなると、もはや”バックボーン”なんて関係なくなってしまう。それを踏まえて考えると、この競技において”優位”にある格闘技はやはり”柔術”と”キックボクシング(ムエタイ)”という事になるのでしょうか。”レスリング”ひいては”プロレス”では今ひとつ”持ち味”が出せませんよね。”相撲”に到っては”論外”でしょう。とにかく、”柔道””レスリング”そして”プロレス”であれば”投げ技”もっと出せよって! そうすりゃ、”投げ技”の苦手な”打撃系”の選手なんて簡単に倒せるはずなんだから。しかし、それをやるにはやはり相手の技をわざと受けなければならなくなる。そうした時点で、それは”総合格闘技”ではなく”プロレス”になってしまいますからね(難)

やはり、お客さんに”夢””ファンタジー”を与えるには、ある程度の”お約束”が必要、という事でしょうか。
2005/04/02 Sat 21:24:09
URL | スーパーpsy野神 #- Edit 
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