フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2010/09/01 Wed  10:58:29» E d i t
 » ただちに犬bitter 
 どくんごが再び街にやって来た!

 今年はこの小さな町で二日連続公演という無茶をやってのけるというぢゃないか。

 あーた、この町で何かのイベントが二日連続で続くって言ったらお祭りくらいしかあらしまへんがな。・・・ってか、お祭りか。あぁ、そうかお祭りなんだと考えりゃ良いのか。お祭りだ。

 
 どくんご画像

 
 
 劇団どくんごの「出しもの」については説明不要、説明不能ということでいい。
 

 だって、こりゃあ頭で考える物じゃない。感じる物だ。
 良いか悪いかじゃない。楽しいかどうかということだ。


 私たちが一年ちょっと前、この劇団にもらったものは計り知れなく大きかった。
 →ただちに犬① 2009/07/10
 →ただちに犬② 2009/07/14
 
 今年は二日間公演で私は助かった。
 初日は用事があって行く事が出来ない日程だったから、二日目の公演に行った。


 この小高い丘にある公園はもともとは中学校の校舎のあった場所で、子供たちの遊ぶための遊具が何点かと、広いグラウンドにピラミッド型の植物園、さらに丘の続きの小さな山を登る展望台やそこに続く石段が整備されていて、港町とそれを取り囲む山並みが一望でき、海と空がきれいに溶け合う絶妙なロケーションでありながら町に住んでいる人にしかあまり知られていないという、町の人々にとっては落ち着ける公園だったりする。

 土曜・日曜の晴れた昼間には溢れかえらない程度にたくさんの親子連れでにぎわう。ホントに過疎の町なのか?と思うくらい子供がわらわらといる。

 平日も夕暮れ時にはポツポツと小学生だとか、親子連れだとか、まぁ、中国から来たのであろう研修生とかがたまに遊んでいるが、夕暮れ以降は一応は外灯もあるけれどもかなり暗がりになるので、ごくたまに港町のにぎやかとも言えない夜景や、星を見る人たちが車で訪れる。

  

 我が家のこどもたちは、もうすっかり“どくんご付いて”いて、テレビで劇をやっているのを見かけては「どくんご、今度はいつ来るの?」「どくんご、まだ?」と、しつっこい程だったので、今年の公演予定を知った時には文字通り跳び上がって喜んでいた。そんな期待と独特の人懐っこさを発揮して我が家の子供たちは劇団の方々に話しかけたりしている。
 劇団の方々にとっても昨年のこの町での公演が印象深かったらしく、客席にいた私たち親子の事を覚えていて声かけをしてくれたりとそこに小さいながらも確かな交流が生まれている。 


 
 やがて日も落ち、暗がりの芝居小屋の中で薄ぼんやりと照らしだされたステージで劇が始まり、どくんごのみなさんは役になりきると言うよりも何かに憑依されたかのように様々な「出しもの」のキャラクターに変身を遂げる。汗が吹き出し、シャツから湯気が上り、大きな声と共に唾が飛び、ヨダレを垂らしながら目を見開き、多分にファンタジックな彼らの世界を作り上げ、類まれなる引力で観ている者を一気に夢の世界へ誘い込む。

 
 夢の中。すなわち、夢中。


 あるいはその一挙手一投足が訴えかける何かに、あるいは突発的に世界観が切り替わる単語を拾い集める努力を要するような詩のようなその台詞の一つ一つに観客たちは夢中で喰らいつき、やがてはその世界が観客たちを浸食するかのような膨張と密度の飽和を見せ、やがて膨らんだ風船が少しずつしぼんで行くかのように静かに収束に向かう一連の流れの中で、その収縮する世界からポツンと取り残された現実の自分たちの心の中に浮かび上がる一抹の寂しさが味わい深いのだ。実に。

 祭りのあと。


 その余韻を味わいながら、家路につく。
 終わってしまった寂しさと、心に残った特殊な世界の物語たちを何度も繰り返し反復しながら、特殊な世界にそれぞれの色が塗り重ねられ、自分とどくんごとの思い出が描き足されて行く。


 
 創作や創造といったものが子供の心に・・・大人の心を洗って行く。
 洗いながらもその甘美な残り香を微かに残し、その残り香に出会うたびに人々は自分の心が出会った感覚を呼び覚まし、それが今日を生きる活力を生む。


 そういう、自分に内在していて、ホントはすごく大切な仲間なのに「いつでもかくれんぼしててたまにしか顔を見せないような感覚」を見つけられる時間。それが、どくんご。


 
 
 だから、今年も私は言う。

 
 これからも本州に舞台を移して劇団どくんごの旅は続くので、もし、あなたの町に立ち寄った際にはその世界に触れ合ってみて欲しい。
 
 →ただちに犬bitter 公演地一覧 
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