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- 2010/04/16 言えない事なのにどうして伝わるんだろう
2010/04/16 Fri 06:59:44 » E d i t
BUMP OF CHICKEN の「魔法の料理~君から君へ~」が NHKみんなのうた で4月1日から放送されている。
私はBUMPが好きだ。せっかく90年代ミスチル的なポジションまでグググッと駆けあがれるようなキッカケも何年か前にはあったけれども、そんな商売ベースの話を敢えて素通りしたのか、あるいは素でそれをやり切ったのか、とにかく自分たちのペースを・・・と言うか、藤原基央のペースを守り続ける事によって彼等自身の持っている世界観を濃密かつ親密な物にして行くという方向性さえも肯定的に捉えてしまえるほど好きだ。
新曲は新曲で聴きたいけれど。
ま、とにかくそんなあれやこれやを肯定的にとらえてしまえること自体がハマってる証拠だ。
でも、BUMPの曲は聴くほどに違った味わいを私の中に生み出して来るから何度も繰り返して聴いてる時間が凄く良い。入れ替わりランキングに登場しては消えて行く流行曲を追いかける事に疲れてしまって、自分の青春時代に聞いていたアーティストのアルバムを引っ張り出して来てはそれを繰り返し聴いているような私にとって、BUMPは時計の針を「現在」にアジャストしつつも独特の世界観によって過去に連れ戻してもらえる不思議な味わいを提供してくれる懐中時計のような存在だ。
そう。懐中時計のような。
懐の中にあって長い間、自分の肌に触れながら流れて来た時を共にアナログ的に刻んで来た「友」のような感覚がある。
藤原基央のインタビューを見つけた。
「BUMP OF CHICKEN 誰もが持っているはずの記憶」
いつかね、子供たちが大きくなった時にもう一回この曲を聴いて欲しいな。って思いながら「みんなのうた」を家族みんなで見てる。
そして、ブログの記事を書くときに常に私が思い続けている「過去の自分との対峙」「今の自分から過去の自分へのメッセージ」あるいは、「未来の自分へのメッセージ」が藤原基央の言葉で綴られて、BUMPの世界観で表現されていることがくすぐったくて、心地良くて、泣きそうになる。
君の願いはきっと叶うよ。大人になった君が言う。
言えないことなのに伝わるのは、きっと、誰もが持っていることだから。
私はBUMPが好きだ。せっかく90年代ミスチル的なポジションまでグググッと駆けあがれるようなキッカケも何年か前にはあったけれども、そんな商売ベースの話を敢えて素通りしたのか、あるいは素でそれをやり切ったのか、とにかく自分たちのペースを・・・と言うか、藤原基央のペースを守り続ける事によって彼等自身の持っている世界観を濃密かつ親密な物にして行くという方向性さえも肯定的に捉えてしまえるほど好きだ。
新曲は新曲で聴きたいけれど。
ま、とにかくそんなあれやこれやを肯定的にとらえてしまえること自体がハマってる証拠だ。
でも、BUMPの曲は聴くほどに違った味わいを私の中に生み出して来るから何度も繰り返して聴いてる時間が凄く良い。入れ替わりランキングに登場しては消えて行く流行曲を追いかける事に疲れてしまって、自分の青春時代に聞いていたアーティストのアルバムを引っ張り出して来てはそれを繰り返し聴いているような私にとって、BUMPは時計の針を「現在」にアジャストしつつも独特の世界観によって過去に連れ戻してもらえる不思議な味わいを提供してくれる懐中時計のような存在だ。
そう。懐中時計のような。
懐の中にあって長い間、自分の肌に触れながら流れて来た時を共にアナログ的に刻んで来た「友」のような感覚がある。
藤原基央のインタビューを見つけた。
「BUMP OF CHICKEN 誰もが持っているはずの記憶」
いつかね、子供たちが大きくなった時にもう一回この曲を聴いて欲しいな。って思いながら「みんなのうた」を家族みんなで見てる。
そして、ブログの記事を書くときに常に私が思い続けている「過去の自分との対峙」「今の自分から過去の自分へのメッセージ」あるいは、「未来の自分へのメッセージ」が藤原基央の言葉で綴られて、BUMPの世界観で表現されていることがくすぐったくて、心地良くて、泣きそうになる。
君の願いはきっと叶うよ。大人になった君が言う。
言えないことなのに伝わるのは、きっと、誰もが持っていることだから。
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この記事へのコメント
藤原基央の世界は藤原基央にしか表現出来ないと言うか、その世界を広げて伝えるためにBUMPというバンドが存在していると言うか、そしてメンバーはそれが存在意義だと肯定して疑わないという「芯の強さ」みたいなものがあるように感じてます。
>「ほんまもん」の歌手の一人やな(なぜ大阪弁w
この部分についてはちょっと意見を異にします。歌を手段として聴いてる人たちに何かを届ける「歌手」としては、声量も聞き取りやすさもそんなに凄いとは思えないんです。
歌という手段を使って誰かに何かを伝えるのを歌手だとすれば、私は歌詞カードを見ない状態でビビビッと伝わってくる、要は、ラジオから流れて来て心に何か残る歌うたいが「ほんまもん」の歌手だと思ってます。
ただ、私が好きなのは「どこかから拾って来た言葉の羅列ではなくて、思索からしか生まれない自分の言葉」で語られる世界が音楽に乗って新しい翼を獲得し、それが静かに、それでいて力強く丁寧に広がって沁みて来るというこの感覚なんですよ。歌詞を見ながら、深く味わえるこの感覚。
だから・・・何だろう“ほんまもんのクリエーター”なんやろね。
>「ほんまもん」の歌手の一人やな(なぜ大阪弁w
この部分についてはちょっと意見を異にします。歌を手段として聴いてる人たちに何かを届ける「歌手」としては、声量も聞き取りやすさもそんなに凄いとは思えないんです。
歌という手段を使って誰かに何かを伝えるのを歌手だとすれば、私は歌詞カードを見ない状態でビビビッと伝わってくる、要は、ラジオから流れて来て心に何か残る歌うたいが「ほんまもん」の歌手だと思ってます。
ただ、私が好きなのは「どこかから拾って来た言葉の羅列ではなくて、思索からしか生まれない自分の言葉」で語られる世界が音楽に乗って新しい翼を獲得し、それが静かに、それでいて力強く丁寧に広がって沁みて来るというこの感覚なんですよ。歌詞を見ながら、深く味わえるこの感覚。
だから・・・何だろう“ほんまもんのクリエーター”なんやろね。
2010/04/19 Mon 07:03:07
URL | フクフク丸:to メイ 様 #oKAhFFW. Edit
URL | フクフク丸:to メイ 様 #oKAhFFW. Edit
昨今の流行歌のような一過性だけのものでなく、成長過程の根底にある感情の普遍性をすっごい上手にノスタルジックに表現してる。
この4,5分程度の歌詞を読んだだけで、読む人それぞれの「物語」が浮かんでくるはずだ。
NHKの映像がそれを強烈に後押ししている!
もはや絶滅種に近い「ほんまもん」の歌手の一人やな(なぜ大阪弁w
この4,5分程度の歌詞を読んだだけで、読む人それぞれの「物語」が浮かんでくるはずだ。
NHKの映像がそれを強烈に後押ししている!
もはや絶滅種に近い「ほんまもん」の歌手の一人やな(なぜ大阪弁w
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