フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2010/03/23 Tue  06:47:21» E d i t
 » 開かずのトイレ 
その日、さすがに通路にに溢れるほどではないが、私が乗り合わせた電車は座る席がないほどに混雑していた。


ちょうど私の目の前にトイレの扉があり、私が乗り込んだ時点ですでに「使用中」のランプが点灯していたのだが、普段は意識もしないその程度のことをわざわざ記憶に焼き付けてしまったのにはワケがある。



私が乗り込んでからいくつかの駅を通過したころ、何人かがトイレの扉をノックした。
ボタンを押すと開く式のドアだが、危急存亡の危機ともなると、人間、原始的手段に訴えるらしい。
数組の乗客達が同じようにノックし、しばらく待ってその場を去った。

中には赤ちゃん連れのママもいたりで、その光景は自分にも起こり得ることも考えられて、実にいたたまれない気分になった。



私の周囲にいた乗客達も、不思議そうに首を傾げ、そのドアを叩いてみたり、ボタンを押したりしていた。



終点のふた駅ほど手前の駅に着こうとする頃、若干すいてきていた車内の中央付近の座席に座ってたカップルがやはりトイレに近づいてきた。


…さ、最近じゃ電車のトイレにも付き添って行くんか?…


そして例のドアの前で一通りの儀式を経て、カップルの男の方が「故障してんのかな?」 とか言った、





そのとき!





ずしゃーーーッッッ






開いたッ!







そのドアがッッッ!








それとほぼ同時に…




臭ッッ!





濃密に圧縮された「臭気体」が解き放たれ、充満したッ!車内にッ!





全身から溢れ出る二日酔い臭やあれやこれやが混ざったニオイが、私の鼻腔をガードしていたぬれマスクを容易く通過した。しかめっ面で辺りを見渡せば開かずのトイレを気にしていた乗客も、そうでない乗客もその車両にいた、半分からこちら側のほとんどの人たちの「視線」を集めているッッ!



真っ赤な顔、虚ろな目で、そのお●さんは、そそくさと次の停車駅で降り去った。

臭気はお●さんが去るとともに抜け去った。


立てこもり「臭」撃テロ事件が解決したが、先のカップルの女の方が使用したかったらしいトイレは、ついぞや使われることなく終着駅を迎えることとなった。





あのヒトがトイレにこもってたのは、せ…正解だった…のか?
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