フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/11/29 Sun  22:53:04» E d i t
 「マクロス」のテーマや「愛おぼえてますか」が耳について離れない皆さん、こんな時間にこんばんわ。私もその一人です。(内藤vs亀田の試合中継のとき、マクロスのパチンコのCMが連続で流れていた)



 
 ボクシングと言えば亀田三兄弟だったり、その宿敵の内藤だったりという顔がパッと出てくるだけ、彼らはボクシングというものを世間に紹介する役目を十分に果たし続けていると言えるだろう。
 三兄弟の長男・興毅が、内藤を判定で下してWBC世界フライ級王者になった。
 相変わらずのTBS方式の番組作りやら偏りが感じられるアナウンスにはうんざりだが、試合については両者の持っているボクシングへの愛情がビンビン伝わってくる素晴らしい内容だった。

 私は、プロというのはミーハーに騒がれて客を呼んでナンボだとは思う。ただ、それも実力があってこそのことであって、過去にも書いたが( →実力と話題力〈内藤vs亀田次男〉2007/10/12 Fri )下手にドラマ性がある素材だからと言って実力以上の筋書きを第三者が勝負の場に持ち込むべきではないと考えている。
 二年前に内藤に挑戦した亀田次男が追い込まれた末に最終ラウンドにボクシングを冒涜するような試合をしたことによって、亀田三兄弟はそれまで人気とマスコミによる煽りで膨らんだ亀田バブルが弾けて、一気に世間のバッシングの集中砲火を受けた。その反動で内藤は一躍、時の人となった。

 今回、亀田長男が勝って得たものはファンからの信頼。
 11ラウンドまでアウトボクシングでポイント稼ぎで圧勝していたにも関わらず、最終12ラウンド開始直後には内藤と肩を抱き合い、不利を承知でわざわざやらなくても良いような壮絶な打ち合いに臨んだことによって、2年前に弟が12ラウンドのリングに落としてしまった大切なものを、もう一度大切に拾い上げた。ただこの試合を盛り上げるためだけじゃなく、ただ自分が納得するためだけでもなく。 

 これが兄としての、愛だ。亀田家のボクシングに対する愛を世間に見せつけたのだ。
 ただ勝つだけじゃなく、何かを見せつけて勝つ。これが大事なことだ!

 亀田三兄弟と父親はバッシングの中で、おそらく自分たちが世間の注目を浴びる以前の姿に戻ったということなのだろう。試合中にテレビから聞こえるセコンドについた弟たちの「お兄ちゃん!●●!!」の声、試合後の「オヤジ、どんなもんじゃ!」も、揺るがなかった結束と変わらない絆を見せつけたという点はボクシングとは関係の無い部分だとは言え、亀田三兄弟の見せ場だとも言える。

 12ラウンドで、それをボクシングで表現して見せた長男に、おめでとう。


 そして、早いラウンドでおそらく亀田のカウンター左ストレートか偶然のバッティングで(多分)鼻が骨折した状態でフルラウンドを戦い続けた内藤にもボクシングに対する真摯な思いが見て取れた。
 
 私は、この時期に副鼻腔炎(蓄膿症=鼻)や角結膜炎(目)を喰らうことになるクセがついたらしい。ぬれマスクでガードを固めていた今年も、それらしい症状が出始めている。いずれにしても、鼻が塞がる分(私の場合、角結膜炎の場合でも鼻の通りが非常に悪くなる)通常よりも呼吸が苦しくなり、口のみで息をしながら活動するということのしんどさを身をもって知っている。

 呼吸に障害がある中でも動じることなくただひたすらに自分のやって来たボクシングを信頼して前に出続ける内藤。おそらく中盤以降の鼻や目の周辺の腫れ具合から推察するに亀田を視界に捉えることさえも困難だっただろう。それでも幾度も相変わらず大ぶりのパンチをヒットさせ、亀田の動きを止めることも何度もあった。


 勝負の世界には負けて得るものなんて一つもない。って、ワケでもなさそうだ。

 柔道出身で現在は総合格闘技をやっている吉田秀彦が何かのインタビューで言っていたけど、「アマチュアは負けたらそれでお終い。何も残らない。でも、プロはそうじゃなかった。負けても何かを残せたら次の試合が組まれる。だから逆に思い切りやれる。」

 内藤の「最後まで諦めない姿勢」に感動したのは確かだが、それよりも大切なのは「最初から勝ちに行く姿勢」「途中も勝ちに行く姿勢」があってこそ「最後」に繋がっての感動だということを思い知らされた。  
  
 勝負はどちらかが勝って、どちらかが負けるもの。
 
 試合前の煽りVTRで亀田は「強いモンが勝つんや」と言えば、内藤は「勝ったヤツが強いんだよ」と言い返す場面があったが、勝負の世界の話で言えばそれはどちらも正論だけど、今宵二人がリングに描いた物語はきっとボクシングを視る人たちが長い時間を掛けて語り継いで行くような、そんなロマンチックな試合だった。

  
 亀田は勝ってベルトを得た。過剰な神輿担ぎの上で忘れてしまった大切な物を神輿から落とされたところから這い上がり、取り戻したからこそ勝ち得たものだと思う。それはベルトよりもずっと重い。

 内藤は負けてベルトを失った。しかし、私は、内藤への信頼を強めた。今日の試合を見て内藤のボクシングへの迸るほどの情熱や愛情に胸を打たれたから。激痛の中にも怯むような様子を微塵も見せずに、その影響を動きにも反映させることなく、ただただ自分のボクシングを貫いた強さこそがこの男の凄さだ。
 
 テレビ受けするイロモノ同士の対戦みたいな見方もされたし、それも止む無しという現実なんだけど、今宵リングに咲いた「現実」はまぎれもなく熱い熱い情熱の華だった。

 
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コメント
この記事へのコメント
凡戦。
 リング上だけを見れば凡戦も凡戦。「金かえせ」くらいの内容だったと思うんです。
 格闘技にファイターの人生背景を盛り込んで見応えのあるテレビ用のコンテンツを作り上げるという手法は、20年前にはプロレスにしかなかったはずで、2年前までの亀田父子についてはボクシング中継の枠を超えてワイドショーや週刊誌、スポーツ新聞と、いろんなメディアが勝手に虚像を作って煽りたて、本人たちも最初こそは「流されまい」としていながらも「ボクシング界を盛り上げるため」という割り切りが見られたものの、メディアの強大な力に抗いきれずに「作られた虚像」に飲み込まれて行ったのだと思います。

 そして、次男が実力に見合わない王座挑戦で大失態。
 虚像を作り、煽るだけ煽っていたメディアは一斉に亀田バッシングを始め、試合前まで亀父が「あんなゴキブリみたいな弱いボクシング」と言っていたのを何度も何度もテロップ付きで流し続けることで視聴者にそういうイメージを植え付けて来たにもかかわらず、内藤を一躍ヒーローへと押し上げました。が、内藤はあの通りの天然ボケ風のキャラを敢えて前面に押し出すことで「過剰な虚像」を作られることを良しとせずに、それでもポンサクレックと引き分けたり豪打の中国人や、日本の若武者と「殴り合いのボクシング」を展開しながら、普段の天然ボケと試合での荒々しさのギャップで亀田の脂っこい人気とは対極の「さわやかな人気」を積み上げてきました。

 内藤のボクシングは亀田次男との試合以降しか見てませんでしたけれども、独特の変則スタイルでのインファイトですから、今回が特別に焦って攻め込んでいたわけではありません。
 凡戦の理由は亀兄のアウトボクシングによるものですね。正直、結果オーライとは言え、ファンが見たかったのは殴り合いで白黒つけるところだったはず。
 亀田三兄弟はメディアにそういう「虚像」を作られていますから。そして、世界ランキングも定かではない実力不詳の外国人ボクサーをKOし続けて、さらにそういう胸の発言を続けることでイメージを作ってしまってから「いざ、世界戦」となった時にアウトボクシングをやってしまうと、なんだか肩すかしをくらったような感覚になるんですよね。

 本来は、亀兄に関してはアウトボクシングで点数を稼いで判定狙い、あるいはカウンター狙いで勝つスタイルだと私は思います。決して豪打のファイターではありません。
 蛇足ですが次男は長男に比べればボクシングに必要な能力では全ての面に於いて格段に落ちるし、三男については次男バッシングのおかげで日本でデビューせずにメキシコで試合をしているのでまさに「実力未知数」です。

 内藤のボクシングはトリッキーである分「距離を取って見られてしまう」と案外隙だらけ。亀兄の本来のアウトボクシングであれば十分に見きることができるスピードだったのだと思います・・・が、私は「顔の腫れ」を差し引いても内藤のパンチはあんな判定に差がつくほど当たっていなかったとは思いません。

  TBSデジジョンというものは存在します。それは、ボクシングのみならず、K-1MAXにも、Dynamite!にも存在しています。でも、そう割り切った上でこの試合を見れば、素晴らしい試合だったと感じるわけです。内藤は、そういうのを含めて全部と戦っていたし、亀兄はよっぽどヘマしなきゃ判定は甘いし。全然公平な試合じゃないですよ。


 内藤が焦って見えたのは亀兄や試合に対するものではなくて、試合に臨む感情や緊張感を無視して取材に来たり、雰囲気をぶち壊してくるマスコミに対する「怒り」だったような気がします。見ているこっちもムカついてくるような無神経極まりない貼りつき具合と質問の仕方およびタイミングですからね。

 そうしてTBSはしっかりと裏方で内藤の集中力を散らして、亀兄をフォローし、金の生る木を取り戻したワケです。
 
 一方で、亀兄はそれに慣れてますし。

 
 さてさてTBSが絡むと格闘技がプロレスになってしまうんですよね。ならばいっそプロレス中継やってくれれば良いのに。
 
 プロレス中継と言えば、一か月遅れでやっと「真輔vs棚橋」が放送されましたよ。どんな凡戦続きでもメインで何度も繰り返し戦い続けて来たことが、今、ようやく花開いた感じの一戦だったと感じます。
 真輔のエグさよりも、棚橋のエグさに深く感じるところがありました。真輔の蹴り足をキャッチしての一本足への低空ドロップキックなんかは「プロレス技は使いようによっては相手を破壊するシュート技になるんだぜ!総合格闘技なにするものぞ!!」というプロレス愛の真骨頂だったのではないでしょうか。
 以前書きました、「藤田への正面からの張り手が素晴らしかった」以来の衝撃でした。棚橋は棚橋プロレスを完全に提示しましたね。

 今の棚橋なら、金を払って見に行きたい。

 一方で真輔も仲間とグルになってワケの分からんことやらなきゃ、リング上での戦いは文句ないほど素晴らしいです。

 このカードの種まきをしたのがサイモン猪木の唯一の功績だったと言えるでしょう。
 
  
 そんなワケで、こんなに遅れて試合感想を記事に書くのも何だか気が引けてしまいますし、NOAH中継が終わってしまって以降は、プロレス記事が書けずにいます・・・
2009/12/08 Tue 05:52:06
URL | フクフク丸:to 野神 氏 #oKAhFFW. Edit 
お互いの”勝負”に賭ける思い
ご無沙汰しております。今回の内藤VS亀田の試合は、両者とも絶対に負けられない試合だった事は事実。それ故、内藤はいつも異常にテンションが高く、ちょっと”焦り気味”にも感じられました。それに対して、亀田は打って変わって冷静な態度。無論、亀田とて”ベルト”は喉から手が出るほど欲しかっただろうし、それに一度失ったファンからの”信頼”を取り戻さなきゃいけないし、また弟・大毅の”仇”を取らなきゃいけない。内心は腸が煮えくり返る思いだった事は間違いないでしょう。そこをあえて”冷静”に振舞ったのも、おそらく内藤の”動揺”を引き出すための一種の”心理作戦”だったのでしょう。

リングに入場する際にも、内藤はかなり気持ちが高ぶっていたように見えましたが、亀田は余裕の表情。”ゴング”が鳴ると、やはり内藤はちょっと飛ばし気味だったのに対し、亀田はそれを冷静に見ながら的確な”パンチ”を出す。そして、”左ストレート?”が入った所で内藤が”鼻血”を出してしまいました。何となくこの時に”勝敗”は見えたように感じました。

亀田には”自信”があったのか?、それとも”勝つため”の最後の手段としての”クレバーな試合”をしたのか?は定かではありませんが、ただ、今回いえたのはこの日の亀田が決して嫌らしく見えなかった事です。通常なら、このような試合をすれば観客から”ブーイング”が飛ぶ事もあるし、あまり感情移入は出来ないでしょう。しかし、亀田の場合はそれ以前にこの試合に臨む”覚悟”というものが見えたからこそ、亀田を心から応援した人も多かったのではないでしょうか。

内藤は、ただ「ベルトを守る!」と言うだけではなくて、”因縁の相手”亀田兄弟を兄弟とも討ち果たす事で、更に自分の”株”を上げるチャンスでもありました。そして、彼には妻も子もいます。しかし、それによって何かを守る、という”保守”の部分と、”出世”という”欲”の部分の”ジレンマ”が生じ、それによって何処と無く”焦り”が感じられました。”調印式”の際にも、「俺キャリアあるけど!」と言った時にも多少”動揺”していたように見えましたし、特に試合前のインタビューでは、「秘策は何かありますでしょうか?」と言う質問に「何で俺がそんな事言わなきゃいけないんだよ!」とかなり興奮気味でした。それに対して亀田は「俺は俺のボクシングしか出来へんから。」と至って冷静。こういった場合、”頂点”にいる人間の方が”どん底”にいる人間よりも遥かに”プレッシャー”がかかっている、という事なんでしょう。

いずれにしても、試合自体に”大きなヒット”は見られなかったものの、それだけ両者の”気持ち”がヒシヒシと伝わってくる試合だった事は確かでしょう。
2009/12/05 Sat 09:59:56
URL | スーパーpsy野神 #5FAMoxZ6 Edit 
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2009/12/05(土) 09:16:45 | コラム・de・ブログ
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