フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/06/25 Thu  05:59:03» E d i t
 まるもい(4・長男) の自転車の補助輪を外して一か月が過ぎた。

 5月の中旬、練習を始めた次の日には乗れていた。

 ・・・なんて書くと、いとも容易く乗れるようになったかのように感じられるかも知れないけれど、初日が酷かった。

 補助輪を外すときカラダで覚えなきゃならない特に重要なポイントは、

  ①止まると倒れるから、進み続けなきゃいけないってこと。
  ②曲がるとき、ハンドルをこねくるだけじゃなくて身体の傾きを利用すること。
  ③足を地面から放して、こぎ始めの一歩のバランス感覚。



 の3点だと思う。


 慎重を通り越してビビりの まるもい は当然のことながら補助を外した自転車に乗りたがらなかった。転んで痛いのは嫌いだ。そんなの誰だってそうだ。大人は無責任に「転んで覚えるもんだ」なんて言うけど、やってる子供にしてみりゃあ何で補助なしに乗れるようにならなきゃいけないのかさえ分からないんだし。

 
 まるもい心理ブレーキ の外し方は嫁さん。に言わせると「面倒くさい」らしいが、私にしてみりゃ簡単だ。
 
 「おい、まるもい。仮面ライダーのバイクに補助輪ついてたらどうだ?カッコいいか?」

 「カッコ悪い」

 「だろ?じゃ、小学生のお兄ちゃん達が補助付きの自転車に乗ってるか?」

 「ううん。乗ってない」

 「だべ?補助付いてたらカッコ悪いよな?あれ、みんな練習したから乗れるようになったんだぜ?お前も練習してみれば乗れると思うよ。4歳なんてまだ小さいのに補助なしだったらスゲー、カッコいいぞ~♪」

 「まるもいね、練習する!」

 
 一丁上がりぃ~♪
 

 近所の広場に行って、練習開始。
 最初は私が後ろで抑えて押す。補助輪つきで乗り回していた分、そういう基本動作は楽勝だ。
 次に、ある程度勢いがついた時点で私が手を離す。予告なしで。当然、ある程度行ったら転ぶ。

 まるもい は初めての衝撃にたじろぐが、泣き始める前に「おー、お父さんココで手を放したのに自分でこいでそんなに遠くまで行けたんか~♪スゲーじゃん」とか言うと、泣くのを我慢する。

 だが、途中でお父さんに手を放されてしまうとある程度まで進んでも転んでしまうことを同時に覚えるので、今までのリラックスがウソみたいに体に力が入り始めるようになる。


 さて、ここからが勝負だ。


 「じゃ、結構出来るようになったから明日にしようね」 とか私は絶対言わない。


 ブレーキを掛けて停止時に自分の足で支えられるようになるまで、ややしばしコロコロと転倒は続き、あちこちに擦りむき傷ができてくる。
 さすがに半べそ状態になって、こっちに「もう今日はやめようよ」的な懇願のまなざしを送ってくる・・・



 ・・・が、「 立て、ゴルァ!! 」 


 「てめぇが、練習するって言ったんだろ?今、それで補助なしに乗れてるって言えんのか?どっか出かける度に止まれなくて転ぶのか?」

 とか、たたみ掛ける。

 まるもい、大泣き


 「てめぇ!泣いてて自転車乗れるようになんのか?泣けばなんでもできるようになるのか?自分で立てゴルァ!!!
 
 他人の目なんか気にしません。
 さらに起き上がるの手伝いませんよ。
 よっぽどこっぴどい転び方でもしない限りはね。

 
 大泣きが落ち着いてきた頃に

 「いいか?どんなカッコいいお兄ちゃんだって、仮面ライダーだって、お父さんだってなぁ、転んで転んで悔しい思いしたんだぞ。できなくて悔しいからできるように練習するんだべ?そうだよな?今、おまえ、ここで泣いてて自転車乗れるようになるか?み~んな練習すんだよ。何かできるようになりたい、何かをしてみたい!って思ったら練習するんだよ。分かるべ?」



 そこから本当の練習が始まる。


 やりたいことは幾らでもある。でも、現実にやってみたらそんなに簡単にできるものでもなくて、痛みを伴った挫折がそこに待っている。人生なんていつでもそうだ。今だって、俺だってそうだ。そこで問われるのが、それが本当に自分がやりたかったことなのかどうか?という根本的な部分だ。本当にやりたいことであれば、痛みを我が物として涙をぬぐって立ち上がれる。
 手を差し伸べるのが母親の愛だとしたら、自力で立つことを教えることが父の愛だ。

 
 心の中じゃ、こっちだって涙流してるんだ。何が悲しくて手を差し伸べるのを我慢しなきゃなんねぇんだよ。
 立て、立って来いコラ。
 


 まるもい は、立った。
 その日、何度転んだんだろう。


 やがて、体に入った力は抜けきらないけれど第一歩のペダルをギュッと踏みしめ、真っすぐに二輪の自転車をこぎ、倒れずに停止できるようになった。 

 家に帰って、嫁さん。と ぴっこ(6 長女)にそれを報告し、家の前で実演して見せた時のあの誇らしげな顔。
 そのできるようになった誇らしさと、転んだ時の痛みと、立ち上がった時の気持ちを、これから先も何度も何度も繰り返し繰り返して、人は生きて行くんだよ。

 だから、あの日のことを忘れんなよ。

 
 あれから一か月。
 あちこちに擦り傷とカサブタを作って、まるもい は毎日毎日お気に入りの自転車を乗り回している。




 ・・・なにしろビビりなので、親の目の届く範囲にしか行かないところがカワイイ。

 
 で、二言目には「お母さーん みーてー! まるもい カッコいいべ?」だ。誰に似た(笑)?

 さすがにそれを一か月も繰り返すと、嫁さん。も見てくれなくなるのだ。
 しつこいと飽きられることも、覚えなさい。


 
 
 
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コメント
この記事へのコメント
無鉄砲な・・・
 自転車が乗れるようになるまでには、人それぞれにいろんな教訓が隠されていると思います。

 まるもい はビビりなので、その心のストッパーをどうやって緩めるかという部分が必要で、あとは運動神経もバランス感覚も全く問題ないので一日で乗れるようになりました。また、ビビり=慎重なのでブレーキを掛けるタイミングも今のところ安全で、結構長距離も乗るようになってきました。

 ・・・ここんトコ、良い天気続きで、その長距離サイクリングにつき合ってるので、なかなかそちらにお邪魔してもコメントを入れる時間が無かったりしてます、すみません。・・・

 今のうちにね、安全に対する意識を徹底的に叩き込まないとね。慣れて来て、気の緩みが出てきた頃が叩き時だからね。

 危機察知、回避の能力も自転車を乗るのに大切な要素ですよね。
 仁子家のアニキ、痛かったろうなぁ・・・
2009/07/01 Wed 06:30:44
URL | フクフク丸:to エレクトラ仁子姐 様 #oKAhFFW. Edit 
可愛いね。
>親の目の届く範囲にしか行かないところがカワイイ。
そのうち行動範囲も広がりびっくりしますよv-12

息子は3歳の頃、近所の友達らとある日何の練習もなく乗れるようになったので親はとてもラクでした !
…しかしそのままガードレールへ突っ込み唇の下を3針縫いました~。
2009/06/30 Tue 08:46:30
URL | 仁子 #2SR1LeQs Edit 
絵ですね(笑
 絵に描いたような情景。

 写真とかじゃなくて、一筆一筆を描き足して新しく作り上げて行く「絵」なんですよね。
 「こうなりたい!」と思うから、乗り越えて行ける。なんの目標も無くただガンバり続けるのではなくて、そのあてどないガンバリや苦しさ、辛さが必ずどこかに繋がっている、繋げて行くということもちゃんと親が子に教えるべきことなのだと考えています。

 私の子供の頃にはまだ公園に子供たちが集まっていて、年上の者が年下の者に何かを伝授したり、搾取(笑)したり、同じくらいの年の子供が集まって人間の集団心理の基礎を肌で学んだり、友達の家の両親とかもちゃんと私を叱ったり褒めたり、あるいはいろいろな事を教えてくれたりしたので両親以外の人たちから何かを学ぶ機会も多かったですよ。

 今は・・・

 ね。

 「知らない人には挨拶するな。」
 「外で遊ぶと変な大人が来るから、家の中でゲームしてなさい」

 そんな時代ですから。こんな田舎でもテレビが騒げばイチコロで洗脳されて。

 子供を育てるって、そんな難しく考えることじゃないと思ってるんですがね~・・・
 
2009/06/29 Mon 05:26:17
URL | フクフク丸:to hi_me姐 様 #oKAhFFW. Edit 
絵に書いたような情景
昭和のドラマに出てきそうな、温かい情景ですね。


私は、両親にそのような事をしてもらった記憶もなく、自力で何とか乗れるようになった。



教授と子供さんとの関係は、今の日本には無くなっているものが詰まっていて、イイですね。
2009/06/26 Fri 12:24:03
URL | hi_me #- Edit 
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