フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/06/19 Fri  06:29:09» E d i t
 開演時間まであと約15分のところで「くぅ」を見つけ飛び込んで、会場を見渡すとざっと数えて45席
 そのうち、私を含めてオーディエンスは22人
 私は二列目、それでも二人から約2メートルの超至近距離に陣取った。
 
 
 よさこいソーラン祭りだとか、北海道神宮の例大祭(=札幌まつり)とか、その他各種イベントが重なったその日の札幌だが、この人数が健闘した方なのかそうじゃないのかは私にはよく分からない。
 実際、浜田さんはMCで「(他に何のイベントがあっても)ま、俺たちには関係ない話なんだけどね~」って笑ってたし。

 

 予備知識が無い分、身体の細胞までフルに使ってSLOWDOWNを体感してきた。
 で、思ったこと。


 結論からズバリ書くと、突き刺さって揺り動かすような衝撃がない!

 これに尽きる。




 笛吹さんのギターテクニックはあちこちで言われているとおり確かに神懸かりだ。
 アコースティックギターがあれだけ豊かな世界を作り出すなんて、ホント、CDの中でしか聞いたことが無かった私なのだが、目の前で神のような運指を繰り広げられると、目も耳も釘づけになる。ギターをちょっとでも演ってみたことがある人ならばそうなるに違いない。
 
 
 浜田さんの声は、腹の底から悲しみを湛えるようなしゃがれ声で聞き手の身体をジンジンと震わせる。なるほど、人間の声は鍛え上げればここまでできるようになるものなのか。
 

 ところが。

 二人の持っている力量は凄まじい破壊力で胸に迫るのだが、歌が身体に沁みて来ない。魂を揺さぶって来ない。音色や声がビリビリと体を震わすのだが、それが表皮を上滑りして後ろに流れて行くという感じ。

 これが私にとっては大問題だ。


 音楽を音楽として楽しむ人にとってみれば、ギターの音色が全てを包みこんでくれるだろう。笛吹さんのギターにはそれほどのパワーがある。
 ボーカルの声にしびれたい人にとってみれば、浜田さんの年輪を蓄えた厚みのあるしゃがれ声はまさに至高だろう。

 
 私は、「歌を聴く、感じたい」タイプなのだ。

 聞いていると情景が浮かんだり、物語が頭の中で走ったり、あるいは何かを訴えかけてくる「言葉の紡ぎ方」だったり、すべての曲を通じての信念だったり、そういうものを求めてる。


 多分、私はSLOWDOWN のオリジナル曲の多くの詞に「長渕剛の影」を感じてしまっている。

 さらに言えば、おそらくは長渕ファンから流れて来た人たちのためなのだろうけれども、長渕の曲もライブに数曲取り入れて歌っていると、どうしてもそれとオリジナル曲とを比較してしまう。
 そして、長渕の詞がどれだけ身体に沁み込んでくるかも良く分かってしまう。やっぱり長渕は天才だと思うよ。好き嫌いは分かれるだろうけど。

 おそらく長渕に限らず、他のアーティストたちだってアルバムの隅の曲まですべてが誰が聞いても名作!なんてことはあり得ないだろうと思う。アルバム聞いてりゃ2曲や3曲飛ばす曲があるでしょ?
 SLOWDOWNがライブで演る長渕の曲は自分たちが「名曲」あるいは「隠れた名曲」を自認する数曲だから、なおさらそのコントラストがハッキリしてしまう。

 
 SLOWDOWNの味を自分たち自身で薄めてしまっているような気がしてならない。



 「50歳を過ぎた新人バンド(デュオ?)」だと二人はMCで言ったけれど、そこにも私が共感しきれない部分がある。
 「ハングリーさを感じない」「おそらくケンカしてない」ってのが一番の理由だと思う。

 笛吹さんが昔、作曲したインストゥルメンタルに浜田さんが詞をつけた「ごめんね」がその良い例なのだろう。
 MCで言っていたことなのだが、浜田さんのインスピレーションではこうなる。歌詞とかないんで、暇だったらアクセスして聞いてみて。

 ・→ごめんね(Guilty)

 ・子供の頃からの「ごめんね」と言い訳が繰り返される末にとんでもない世界まで話が膨らむ。 

 
 しかし、笛吹さんは「なぜこの俺の作った名曲にこんなヘンテコな歌詞がつくんだ?と思った」と言っていた。どうしても何かイメージと違ってて、作りなおしてもらったのがこれ。

 ・→ごめんね’07 

 ・愛する女性への思いを歌った歌。


 私、思うんです。
 「それってお互いに妥協しちゃいけないトコなんじゃないの?」って。
 信念持って作った曲に「ヘンテコ」な詞をつけられて「ま、浜ちゃんがそうならそれで良いや」。
 信念持って作った詞を「ヘンテコ」呼ばわりされて「じゃ、もう一回違うの作るか」。

 第一作と第二作のメインテーマや世界観が共通してればまだ良いけど、全く違うし。

 笑って話してたから冗談話だと多くの人が思ったかもしれないそのエピソードが、このユニットの現状なんだろうなって、正直な話、それがどんな曲よりもすごい違和感のあるインパクトになって私に残っちゃった。
 
 二人の行きたい場所や表現が同じ方向を向いてないんだ・・・煮詰めてないんだ・・・と感じてしまった。

 笛吹さんは、今のままでもギターテクニックにあちこちからの引き合いがあるだろうし、浜田さんはいざとなればバックコーラスに戻れるんだろう。お互いに退路があって、それゆえの余裕が良くない方に作用しているように見える。

 「この年になると、白や黒ってハッキリ決めなくてもグレーなままで物事をとらえることができるようになって、そういう感じでやっております」
 本当?本当にそれでいい?


 これはライブで演った、浜田さんがシンガーソングライターとして活躍していたころの曲。
 浜田良美→「いつのまにか君は


 「いつのまにか君は 灰色の悪夢に とりつかれていたんだ ぬるま湯の人生」
 「いつのまにか君は そんなに年取って やっと気付いたんだね 一度しかない若さを」


 二人で組んで音楽界に殴り込み掛けたからには、二人に縁の深い長渕剛をも噛みちぎるほどの魂の叫びが必要なんじゃないのか?
 旅立つんだろ?
 遅くないんだろ???
 

 つづく。

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コメント
この記事へのコメント
良かった
教授にわかってもらえて、
きっと50くらいになったら、なるほどって解ると思うなぁ~



いつまでも、主役のまま走り続ける人もよし、

振り返って、後に続く若者達へ引き継ぐもよし、

名脇役を一生貫き通すもよし

私は、そう考えて生きています。



ちなみに、わたしは最後のですから
2009/07/05 Sun 20:46:56
URL | hi_me #- Edit 
良かった
教授にわかってもらえて、
きっと50くらいになったら、なるほどって解ると思うなぁ~



いつまでも、主役のまま走り続ける人もよし、

振り返って、後に続く若者達へ引き継ぐもよし、

名脇役を一生貫き通すもよし

私は、そう考えて生きています。



ちなみに、わたしは最後のですから
2009/07/05 Sun 20:46:47
URL | hi_me #- Edit 
へぇ~
 共に歩んだ時間というものが違い過ぎて、私には分からないことだらけで寄せ集めの知識を元に推測で語っているに過ぎないので、そうした見方を教えていただけるのはありがたいです。

 私もいつかそういう方向からSLOWDOWNを語る日が来るかも・・・です!

 
 
2009/07/01 Wed 06:14:48
URL | フクフク丸:to hi_me姐 様 #oKAhFFW. Edit 
突っ走っては、ないのでは。
剛さんのバックをやってた時も、突っ走ってはいないんじゃないですかねぇ。



陰の力に徹する大物もいるのでは?

一昨日は、井亀さんのLIVEに行き、プロデューサである笛吹さんが、初めてセッションして下さるという場面に立ち会えたのですが、感動でした。


器のデカさ。


これからの人間を育てるという任務を遂行しておられる姿。


そういう年齢の重ね方に、尊敬の念を感じずには、いられません。


なおかつ、ご自身もSLOW DOWNとして、原点に戻り小さなハコで、客の一人一人と会話されてる。

そして、大物ア-チストからお声がかかれば、サックリ熟し


最高じゃないですかぁ。


生き方的に。


2009/06/30 Tue 00:23:39
URL | hi_me #- Edit 
そのとおりだと思います
 スピードを緩めたくなったから SLOWDOWN なのでしょうね。
 それはその通りだと思います。

 ただ、私は彼らがギンギンに突っ走っていた頃を知らないだけです。さらにSLOWDOWNとして突っ走っていたワケではありませんよね?飽くまでも「チーム長渕」のメンバーとして突っ走っていたのでは?

 私はついぞや一週間前までは彼らに関する情報量がゼロだったワケです。
 今は、両者のHPとかブログとか応援隊のブログとかみなさんからのコメントとかある程度読んだので、ある程度は分かりましたけれども、だからと言って私が彼らの歌から受けた印象が変化するわけでもありません。

 だって、私はこれから彼らと時間を共有して行く(かもしれない)新参者ですから。

 歌手の本筋は歌。
 演奏者の本筋は演奏。
 サイドストーリーや歴史は、それに深みを与えているかどうかという部分で「+α」の部分。そんな感じで考えてます。
 
 またいろいろ教えてください。
 考えの方向性が変わってくるこういう感覚は好きです。
2009/06/20 Sat 11:59:27
URL | フクフク丸:to hi_me姐 様 #oKAhFFW. Edit 
ゆるさがイイ
年輪の違いかな。



教授が、50になった時、今と同じ考えや感じ方があるとは、限らない。



私は、同じ年代だから、凄くよくわかる。


全速力で走り続けて、ふと立ち止まりゆっくり歩きたくなった気持ち。


頂点に昇ってしまったら、また違う山の麓に行ってみたい気持ち。



原点にもどり、小さな箱で一人一人の顔をみて、会話して歌いたい気持ち。


拓郎さんの最後のツアーとなる今回のツアー。
新しいアルバムの一曲めは、
【ガンバラナイけどいいでしょう】
私の一番大好きな歌です。


多分受け取る側の年齢・経験なのでは、ないでしょうか。



剛さんの所から、巣立つというより、バックでやられるというのは、彼らにとっては、仕事のひとコマではないでしょうか。

元々、一人ずつで
プロデュース業などもいろいろやられていますので。


浜田さんは、息子さんもミュージシャンになり、コラボされたりして、本当にうれしそう。


イイ歳のとりかたをされてると、お二人を見ていつも思います。


【感じる】の意味が違うかもしれないけど、私はガッツキ感のない穏やかな空気を感じに毎回参加しています。

2009/06/20 Sat 09:31:38
URL | hi_me #- Edit 
飽くまでも推測ですけどね~。
 >SLOWDOWNライブ
 やっぱ行ってみたいですか?割引、優待ナシでも?
 4,000円なり5,000円+交通費等払って・・・って考えると、長渕ファンからみるとどうなんですか?

 いや、単純に疑問なんですけど。

 
 >カリカリした世界から離れて、お2人は今は純粋に音楽を楽しんでるのかな~

 う~ん。なるほど!

 これ表現するの難しいけど、いろんなアーティストが若い頃は尖ってて、それが魅力なのに年を経るとともに世間への矛先が丸くなったり、曲調が穏やかになっていったりする場合が多いでしょ?

 その穏やかになるのをファンが許容できるのも、そのアーティストと共に過ごした長い時間があればこそだと思うんです。人間は変わりますから。
 でもね、昔尖ってたものが穏やかになってからそのアーティストの新規ファンになる客って少ないような気がするんです。まぁ、穏やかなのが好きっていう人もいらっしゃるでしょうが、私は少なくともそうじゃないし。
 

 浜田さん、笛吹さんとして、長渕ファンと共有してきた時間は多いかもしれない。でも、SLOWDOWNとしてSLOWDOWNのファンと共有して来た時間はまだまだ少ないし、あるいは私みたいに新規開拓の客だっているワケで、そこから見える風景や感じられるモノを正直に記しておきますよ。

2009/06/20 Sat 05:44:45
URL | フクフク丸:to レンゲ姐 様 #oKAhFFW. Edit 
おつかれさまです
丸ちゃんがSLOWDOWNライブとは驚きですわ~。ワタシさえまだ行ってないのにぃー(笑)

>「おそらくケンカしてない」
あー、なるほどねえ。なんとなくわかる気がする。

反対に妥協を許さずケンカしまくってたのが長渕であり、その結果、作品もいいものができたのでしょう。
そういうカリカリした世界から離れて、お2人は今は純粋に音楽を楽しんでるのかな~なんて思いました。

続きを楽しみにしてます♪(^^)ノ
2009/06/19 Fri 21:10:23
URL | レンゲ #CIo.SJik Edit 
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