フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/06/01 Mon  05:46:33» E d i t
 » 嗚呼、嗚呼、特大☆中西。 
 ロープに向かって棚橋の背中をドンッとおっつけて、ロープに腹を打った棚橋がバウンドで戻ってきた背中をキャッチしてジャーマンスープレックスで投げる!

 大☆中西ジャーマンだッ!!!(→「嗚呼、大☆中西。」)

 ワン!ツー!!

 棚橋の肩が上がり両者立ち上がると、中西は棚橋を無造作に両手でリフトアップ(重量挙げの要領で頭の上に相手を持ち上げる)!そのまま、その昔ジャンボ鶴田が菊池毅によくやっていたギロチンホイップ(持ち上げた相手をトップロープ目がけて投げ捨てる!投げられた相手はロープに喉を強打!!)を敢行!ワンバンして跳ね返って来た棚橋の背後にくっつき、もう一発ジャーマンスープレックスで投げる!

 ワン!ツー!!スリー!!!

 
 な・・・なんじゃその技は??

 そう!それが 特大☆中西ジャーマン だ!!!!!!

 
 中西学が遂に、ついに、IWGPヘビー級のベルトを巻く日が来た!!!!!!

 
 ・・・って、一体いつの話だよ?って感じだが、それはそう、GWの最終日、5月6日の話である。なんでいまさらその試合の話だよ?って感じだが、北海道のテレビ放送の都合で、放送されたのが昨日の早朝だったのだったのだから仕方ない。
 遅くても何でも放送されないよりはよっぽどマシだと自分に言い聞かせるより他になーいのだ。



 棚橋 vs 中西をテレビで見た。
 結果も内容も新聞や専門誌で分かり切っていて、さらにその試合に対する評価さえもすでにあちこちで目にしていながらも、それでもせめて試合を見てから感想を書こうと思っていた。

 ああ、ああ・・・

 中西学、デビュー17年目にして遂に、ついに!!IWGP奪取!!!!

 その身体能力は日本人プロレスラーの枠内にはおさまり切らない規格外でありながら、純朴さゆえに、あるいは愚直であるがゆえに時代の流れに翻弄され、「王者中西」の機運が何度も何度も高まる中でも常にチャンスを掴み損ねて、ファンの誰もが「王者中西は、もはや叶わぬ夢」だと心のどこかで思いこんでいた。
 また「無冠の帝王」という言葉を以て、中西ファンは自らの思いを消化して来るしかなかった。

 それが、唐突に巡って来たチャンスをガッチリ掴んで、特大☆中西ジャーマンだっ!!!


 
 そもそもこのタイトルマッチが組まれた経緯自体が、棚橋の心意気を示したものだった。
 棚橋は間違いなく男として、レスラーとしての株を自ら上げる術を心得て来ている。


 5月3日、福岡で後藤洋央紀の挑戦を退けた棚橋は、リング上で突然3日後の後楽園ホールでの中西戦をアピール!
 なんと、激しいタイトルマッチを制した直後にチャンピオンからの「挑戦(!)」という形で、中西は唐突に挑戦の機会を得た。

 後藤が“春のG1”「NEWJAPAN-CUP」で優勝して王者への挑戦権を獲得したという経緯や、中西はその一回戦で吉江に完敗を喫しているという事実を無視したあまりにも唐突な逆挑戦を、観客は熱狂で支持した。
 つまり、中西は直前の結果や筋書きを無視して一足飛びでそういうことができるようなポジションにあるということだ。

 おそらく、このことを快く思わないレスラーはたくさんいることだろう。
 
 レスラーである以上、ベルトを欲しくないワケが無い。ベルトを獲得し、自らのリングへの影響力を高めて団体を自分の色に染めてやるという野望が無いワケがない。だからひとつずつ丁寧にストーリーを構築して、一歩一歩王者を追い詰めながら戦いの場を勝ち取って行く過程をプロレスを通して時間を掛けて展開して行くのがプロレスの醍醐味だ。

 ところが、棚橋は逆挑戦することでその周囲の反発をまず抑えた。
 
 これが棚橋の凄味だ。

 事情を言えば、新型インフルエンザの影響で招聘していたメキシコの人気レスラーたちが来日不可能になった。せっかくのゴールデンウィーク最終日の興行なのにせっかくそれを楽しみにしてくれてチケットを買ってくれたお客さんがいるのに、残念な思いをさせたくない。
 ならば、それを上回るカードを提示できるかどうか?に掛かってくる。じゃ、王者として俺がこの団体を背負ってるんだからやってやる!!日本人最強の怪力レスラーとしてキャラクターが浸透している中西とのシングルマッチならば、お客さんにも絶対満足してもらえる!!!

 棚橋の心意気と決意、そしてそれを実行した男気に私は感動した。


 棚橋はどちらかと言えば、ファンから信頼されていなかった。少なくとも私は好きではなかった。
 小手先のテクニックで試合を作る技術はインサイドワークとして昇華されていなければ、これほど見ていてつまらないものはない。若い日の棚橋はマッチョボディでそれをやっていたためにギャップがありすぎてつまらなかった。
 それが永田や中邑との抗争の中で「体を張るプロレス」を体現するようになってきた。

 ハイフライフローがそれを具現化している技だ。

 要はダイビングボディープレスだが、重量級とは言えない棚橋の「ただあれだけの技」があれだけの破壊力を持つのは、他のレスラーよりも早く、正確に、そして膝などで衝撃を逃すことなく体をまっすぐに相手にぶつけるからだ。 
 
 棚橋はいつしか信頼できるレスラーになった。

 試合はそんな信頼のおける棚橋と、ガムシャラな中西とが「どっちが先輩だよ?」的なプロレスを展開して、中西が勝った。
 今回、中西が勝って王者となったが、タイトルマッチまで時間が少なくて考える時間が少なかったのが何よりの勝因だと思う。
 時間を掛けていろんなシュミレーションをして、中途半端な新技を投入して・・・とかやってると、中西の魅力は出てこない。本能のままに腕振り回して、足踏み鳴らして、担いで投げて、叩きつけててば自然に勝つ。

 だって、それが中西なんだから。


 中西が勝って、自分が勝ったことを飲みこめないで茫然としてた時に永田が歓喜の表情でリングに飛び込んできて中西に抱きついた。
 なんだかそれが凄く感動的で、凄くうれしくて、私もちょっと泣いた。


 未完の大器。
 中西はそれで良いと思う。チャンピオンベルトごときに収まらない中西であって欲しいと、ベルトを獲った今だからこそ、それを声を大にして言える。
 

 嗚呼、嗚呼、特大☆中西。
 そして、ゴールデンウィークのプロレスファンは暗い気持ちもぶっ飛んで、ハッピーな気分で連休明けを迎えたのでありました。

 ほぼ一か月遅れでそれを見て、これを書いている私は今まさにハッピーな気分で週明けを迎えたのでありました。良かった良かった。


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