フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/03/10 Tue  05:47:33» E d i t
 » KENTAと勝彦のROCK YOU! 
 人間は、普段全力で生きていない。
 全力で生きていない者が突然「全力で頑張ります」なんて言ってみたところで、その「全力」という言葉そのものに首を傾げてしまう。

 全力で生きる必要もまた無い社会なのだ。
 文明は自然状態からの乖離を目的として存在するのだから。

 別に四六時中全ての神経を研ぎ澄まして僅かな変化に対応しなければ命をとられるような状況にあるわけではない。ラッシュアワーの人ごみが全員猛ダッシュだったら、倒れたり踏まれたりで毎日毎日死傷者が絶えないだろう。
 まあそれは行き過ぎな例えだとしても、日常生活でカラダ中の全力を出すことなんて年に一度あるかないかで、その都度若かった頃の自分と今の自分を比べてため息をつく。

 そして、全力を出さないうちに力は衰えて、やがて流されるだけの人生をいつしか送るようになって行く。
 なにも「全力」はカラダが生み出すパワーだけじゃなくて、物事に向かう真剣さも含めてのことで、「俺はホンキ出したら凄いんだ。いつかホンキだしてやる。その時が来たら全部ひっくり返してやる。」って言ってるヤツにはいつまで待っても、そいつに都合の良い「その時」は巡って来ない。いや、よしんば巡って来ても掴めなくなってしまっている。

 掴みたいなら、いつ「その時」が来ても掴めるように鍛えるしかない。
 ホンキで生きるしか、多分方法はない。要領良く世の中を渡っていける才能が無いなら、なおのことだ。
 


    
 全力を出させてくれる 相手・時・物事 に恵まれた場合、その人は幸運だと思う。

 
 人間に上下は無いというが、世間の仕組みには上下がある。
 年齢しかり、経験しかり、肩書きしかり。そして、その人の才能も、出して来た結果もまたしかり。

 「全力を出させてくれる相手」は、ある時は味方として、競い合うライバルとして、また自分の進む道の前に圧倒的・絶望的な力量差を見せつけて立ちふさがる敵として登場してくる。どのような形を取ろうとも、それは出会う運命なのだろうし、それがお互いの人生を彩って行く。




 KENTAと中嶋勝彦は競い合うライバルとしてのそれだ。
 互いの「もっと先」を引き出し合って、共に高みに上って行く関係だ。


 思えば、KENTAというレスラーはいつでも全力だ。ロックンロールだ。
 小さな体だし、決して周囲の軽量レスラー達と比較しても運動能力が秀でているワケでもない。
 
 でも、全力で戦っている。
 よく「気持ちで戦う」「気持ちは向かって行く」というが、それは体が動いてこそ表現できることだ。誰しもが本当ならばやればできるはずなのに、できない、あるいはやろうとしないことを表現している。
 秋山を公然と批判し、高山の顔面を蹴り飛ばし、踏みつけ、三沢のアゴを狂わせるようなヒザを叩き込む。

 KENTAの戦いには、キャリアも体重もスタイルも関係ない。
 いつも怒ってる。そういう戦いをしている。


 一方で勝彦は空手で中学生でありながら高校生部門で日本一になるような天賦の才と、それを押し上げようとする健介ファミリーという環境が今まさにベストマッチしている。
 15歳でプロレス界に実を投じ、自他共に認める才がありながら謙虚にそれを磨き続けて今、まだ20歳だ。

 この天賦の才能というヤツがなかなかの厄介者なのだ。

 天才を、周囲は期待と羨望の眼差しで見る。上には上がいるということを知らずに成長すると、挫けた時に立ち直る方法を知らないままになってしまう。そんな中で勝彦の幸運はプロレスを真剣に考えている佐々木家と行動を共にしていることだ。

 そして、困難を切り拓いて進むひたむきで真剣な佐々木家には多くの助けの手が伸べられて、健介と鬼嫁・北斗はメディアへもたくさん取り上げられ一般認知度が物凄く上がり、そのネームバリューがプロレス団体にとってもフィードバック効果を生むというメリットが発生し、健介ファミリーの戦いの場が拡大していく中で勝彦は健介ファミリーの「長男」として、ヘビーやジュニアの枠を超えた戦いをしたり、トップ選手と当たったりと、一般の団体所属の若手選手では味わえないようなマッチメークを経験。散々、上には上がいて、さらにその上に上がいることを味わう事ができている。

 天才であり、幸運である。

 小さい体でキャリアが浅いウチから健介のパートナーとして、ヘビー級とも対戦して来た上に、天才で努力家と何拍子もそろった20歳だから、もうすでに20歳にしてそこいらの同クラスの体重の選手よりも頭ひとつ抜きん出てしまっている。いやむしろ、ヘビー級と戦っても遜色が無いどころか打ち勝つほどの打撃力もある。

 自分よりも圧倒的に強い相手に対して全力で立ち向かって、叩き潰される中で研ぎ澄まされてきた天才が中嶋勝彦だ。




 2月11日に健介オフィスの試合で中嶋は物凄い試合をしてKENTAに勝った。
 勝って、GHCジュニアヘビーのベルトを腰に巻いた。

 技と技・・・というよりも、気持ちと気持ちが打撃を通してぶつかり合って響き合ってそれが加速して唸りを上げて観客を巻き込んで大きな渦を作り出していた。

 両者最後の力を振り絞っての終盤、KENTAの回転ラリアート狙いのところにピンポイントで勝彦のハイキックが命中。わかりやすく言えば、思いっきり振り向いた所に電柱が倒れて来たような打撃。そのタイミングでそれやらないだろ?普通は・・・と思うほどの強烈なカウンターでKENTAの意識はトんだ。そこからのたたみかけで最後はデス・ロール(後頭部へのR-15=ニールキック)でピン。
 
 その「普通はやらないだろ?」ということをやってのけた勝彦のロック勝ちだ。
 
 NOAHのベルトを健介オフィスに流出させた責任感もあって、KENTAが数日後に再戦を申し入れる。勝彦は「断る理由も無い」として快諾。


 3月1日のNOAHでの再戦はKENTAにしてみりゃリベンジマッチ。勝彦にしてみれば、勝ってKENTAとの因縁に終止符を打ちたいところだった。

 果たして、またもや意地と意地とのぶつかり合い。その意地と意地とが高度をさらに上げた場所で激しくぶつかり合っている。つまり、お互いがお互いを高めている。ライバルとして張り合う意地が、己を上に上にと押し上げる。両者の相手の直情を真っ向から受け止めて、真っ向から打ち返す直線的なファイトが熱を帯びた空気を震撼させ、見るものの心を揺さぶる。

 ロックだ。こいつらのプロレスはロックンロールだ。

 終盤まで高度な技を織り交ぜつつも、基本はバチバチの打撃戦で勝彦が勝負を決めに来たデス・ロールをなんとKENTAがキャッチして担ぎ上げて、go 2 sleep!!
 後頭部に向かって回転しながら飛んでくる約100kgのニールキックを身体ごとキャッチして、しかもそのまま担ぎ上げて技を決めるなんて、なんてファンタスティックな!!

 この、言葉じゃ足りない感!!まさにロック!!


 プロレスラーって、スゲェ!!
 KENTAは派手な見せ技は少ないが、こういうところがロックだ。
 絶対に倒れるだろ?普通は??ってとこで踏ん張ってみせる。

 

 勝彦は己の渾身の必殺の一撃を封ぜられただけにとどまらず、それを切り返されて敗れ去った。

 紙一重だったが、「できないだろ?普通は??」をやってのけたKENTAのロック勝ちだった。




 プロレスは言葉じゃないから、それを見てどう感じるかは千差万別だ。
 だから、私はロマンを見る。

 「普通はやらないだろ?」 や 「できないだろ?普通は??」を可能にするには、全力とホンキが必要だ。
 全力とホンキを出すにはそれ相応の 相手・時・物事 という大義名分が必要だと思い込んでいて、私達はいつでもそれを探しているけど、本当に必要なのは大義名分じゃなくて今できること、やるべきことにホンキで取り組む事であって、つまらなく見える小さなひとつひとつのそれがつながって自分のステージを上げてくれるような 相手・時・物事 に出会えるような感じはする。
 
 KENTAと勝彦はホンキと全力のその先を引き出し合うことができる、「お互いがお互いにとって幸運な出会い」なのだろう。

 この二人の戦いを感じる事ができる私達もまた、幸運なのだ。
 「よーし!俺も!!」って気持ちが湧いてくるから、感謝をも覚える。
 


 大事な事は、いつもプロレスから学んでいます(笑)。
 
 ・・・プロレス記事だろ~って、今日の記事スルーした人は損だよぉ~(笑)・・・ 
 
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テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
あーりーがとー♪
 私、プロレスによって育てられてきましたのでプロレス記事はプロレスへの愛情と感謝を持ってしたためております。
 ゆえに、私が常々思っている事柄のエッセンスも多々盛り込まれていて、プロレスファンにも、またそうじゃない人にも「プロレスを通して私が見つけた何か」が届くようにという意識で書いております。

 で、こんな長っちくて熱い文章が生まれるワケです。
 
 全力でやっても思うような結果がでないことばかり。でもね、最近すごく思うんです。結果が出るのって運・不運や向き・不向きがありますよね。
 同じ事やっても、一回目で決まる人と、何度やっても決まらない人がいる。
 どちらも、そこでやめちゃったらそれまでじゃないですか。
 
 一回目で決まった人は、その才能に胡坐をかいてしまえば成長しなくなる。何度やっても決まらないとすねてしまえば、自分がみじめに思えて卑屈になる。

 大切なのは、ちょっとずつでも近づくこと。ちょっと近づいた自分を褒めること。自分が自分を褒めてあげられるような自分であり続けることかな?なんて思います。

 誰かと比較すれば目指してる道の先に行っている人なんていくらでもいることが分かります。そういう人たちと楽しく歩くためには、追いつけないからって道端に座り込んで諦めてたり、ケッつまずいて転んだまま立ち上がらなかったりじゃダメでしょ?って思うんです。
 
 世の中はドンドン進む人もいれば、ゆっくり進む人もいます。前でも後ろでも右でも左でもどっちでも良いから、動かなきゃ始まんないし誰とも仲良くなれない。間違ってたらまた始めりゃ良い。

 そういう人間賛歌を歌いたいワケです。ルルルラララ♪
2009/03/13 Fri 06:04:38
URL | フクフク丸:to 風鈴 様 #oKAhFFW. Edit 
>物事に向かう真剣さも含めてのことで・・・
この言葉とても共鳴します
あー私も全力で生きてるのかしら?
とつくづく考えさせられました
体力だけでなく 生きてる実感
それがある意味の全力なのでしょうね
明日からひとつでもガンバろっと♪

そそ スポーツや音楽、映画、テレビ、本
そして他人との交流
いろいろなことから心の琴線 弾き出されることありますしね☆
2009/03/11 Wed 00:08:53
URL | 風鈴 #drF/yX6o Edit 
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