フクフク丸のあずましいblog
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2009/02/28 Sat  16:16:03» E d i t
 » 悪循環加速で不景気 
 複数の大手小売業(スーパーマーケット)チェーンが商品の値下げを宣言しました。

 消費の冷え込みは著しく、彼らの業績の落ち込みもまた著しいのですね。
 苦しくなればワラをも掴みたくもなろう気持ちも良く分かります。

 ところが、値下げしようとも彼等自身は痛くも痒くもないのですね。


 商品を製造するメーカーから仕入れる値段を叩くんです。


 
 元々、安く売るには安い理由があったのです。
 「大量に買うから安くして。」
 「質落としても良いから、この売値に合わせて作って。」
 「ハネ品で良いから、キレイに見せるようにして。」
 そういう暗黙の了解で、大きな売り場と品揃えで集客して安くモノを売ることができる仕組みが大型小売店の仕組みでした。

 
 ところが、大型小売店の進出によって各地の商店街にあった魚屋さんとか肉屋さんのような地域の小売店が駆逐されました。
 

 製造メーカーや問屋さんは、商品を売ってくれる得意先を次々と失いそれに取って代わるように大型小売店が売り先になって行かざるを得ない状態になりました。他に売り先が無くなっていく中で製造を縮小・停止は雇用不安を招くという理由から回避したいというメーカーにとって、大型小売店は次の世代への光明でもありました。
 
 やがてメーカー、問屋は大型小売店詣でを開始します。
 「このくらい製造しているんですけど、売って頂けないでしょうか?」
 暗黙の了解はここに終焉を迎えます。


 それまで守られてきた暗黙の了解を「価格破壊」の名の下に反故にした D という大手小売店は、破竹の勢いで全国展開を終了し、やがて弾けるように破綻しました。

 D社 はたくさんの製造メーカーを潰しました。
 原価(何かを製造する時にどうしても掛かる必要なお金の合計。これに利益を足して価格を決定する)を無視した仕入れと、「御社の製品を○×万パック、ウチの棚に並べて売ってあげるから、売上の%かの見返りを」という、後に「バイイング・パワー(買い手の権力)」と呼ばれる権力を使ってメーカーから搾取し、踏み潰し、その“悪魔の顔”は一切お客さんには見せずに「価格破壊」を続けました。やがて雨後の竹の子のように躍進してきた同業他社にお抱えメーカーを奪われ、仕入れが困難になりながらも、もはやお客さんに向けた“天使の顔”低価格路線から撤退できずに行き先を失うという末路でした。

 
 消費者にしてみれば、製造メーカーが潰れる事など大した問題では無いように感じます。大型小売店は代わりのメーカーを探すでしょうし、棚には何事も無かったかのように別のメーカーの商品が翌日から並ぶだけです。


 しかし、そこで働いていた方々が100人なら100人、300人なら300人、全ての方々が生活の糧を失い、さらにそれぞれの家庭にまで思いを致すと一体どれほど多くの人たちに対して傷跡を残しているのかが容易に想像できると思います。 


 現在生き残っている大型小売店は、すべからくこの「バイイング・パワー」を使ってゲーム感覚で経営をしていると言っても語弊はないでしょう。D社 という暴君が権勢を振るって凋落した後ですから、後発の同業者はそこまで行かない程度にどの程度手綱を緩めてメーカーと付き合えば良いかを計算できるようになっています。活かさず殺さずというラインをしっかり掴んで。

 メーカーおよび問屋側もその仕組みを「当たり前のこと」として受け入れてしまっています。実際に商売の第一線に立っている世代が交代してしまうと、そういう歴史や変遷を経た事さえも忘れて同じような事が繰り返されて、それが当たり前のこととして定着してしまうのも抗し難い現実です。


 なので今、紙面をにぎわす大型小売店の値下げ実行も、自分たちの利幅を下げる努力よりも先に仕入れを叩くことを実行するでしょう。


 安心・安全と安定供給・低価格は共存しません。
 これは断言できます。

 

 大型小売店は便利ですよね。
 駐車場も広いし、一度で何でも揃って、キレイで広々として明るくて、何より安い。
 でも、その裏側にはそんな事情もあるわけで、値下げが手放しで喜べるような「善」ではないのだということを訴えたかったわけなのです。

 
 
  
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コメント
この記事へのコメント
裏事情
 貴重な情報ありがとうございます。
 
>商品とともに、販売員まで、用意させてる事。
>他店との差別化は、オリジナル商品をメ-カ-に考えさせて作らせるだけ。(売れ残りは返品)
>クレジット付きのポイントカ-ド


 うわー。百貨店、スゲー。
 地主と小作農の関係ですね。

 デカイ入れ物作って、看板たてて、それで中身はそれぞれの小作農が耕す畑で、収穫に関係なく年貢は月々おいくらと決まって入ってくる。

 うわー。百貨店スゲー。

 スーパーは確かに商品を陳列さえすれば、あとは勝手にお客さんが選んで買って行くスタイルですからね。陳列係に商品の説明を求めても「?」という顔をされるくらいでしょう。
 じゃ、商品の安心とか安全はどうやって守るの?という疑問になります。
 
 売る側は人件費の抑制という面からも販売商品に関する説明までは到底不可能なので、商品に表示する事になります。

 ただ、メーカーが正直な表示をしても陳列時に間違えているのか、意図的にやっているのか、随分とこっぴどい「表示間違い」が発生している事があります。

 そんなで安心とか安全とかメーカーに押し付けて、何かあったら消費者代表で被害者みたいな顔してる。

 今、日本の大多数を占める所得層の消費者は「便利さと安さ」という魔力には絶対に勝てません。また、百貨店はちょっと前の時代の「オシャレにお金を掛けられる時代」のセンスに取り残された巨艦なのでしょう。
 その時代に必要なトリックを上手く、そして美味しく利用して「我々は世間の味方」とアピールしている販売店の正義面がどこまで続くのかちょっと興味があります。

 国を滅ぼす原因がそこにあるのだと、誰も声に出せないのはそこから発生する利権に浴しているお偉いさんが多いからですよね。
 また、消費者も恩恵に浴してますし。

 何かあるといつでも悪者はメーカーということで始末がつく仕組みですし。
 雇用を生み出して、富の分配機能を果たしているパーセンテージは製造メーカーが圧倒的な割合を占めているはずなんですけどね。
2009/03/03 Tue 06:34:48
URL | フクフク丸:to hi_me姐 様 #oKAhFFW. Edit 
そもそも
スパ-は、まだ自分ところの社員やパ-トを使って販売しているけど、百貨店の気に入らないとこは、人のフンドシで相撲を取ってるとこ。

商品とともに、販売員まで、用意させてる事。

ワンフロア-に、ほんの数人しか、社員なんていやしない。
しかも、偉そうに。

閉店後のディスプレイに行ったって、誰もいなくて、警備の人だけの事までありましたからね。


そんな楽して、売上が不況のせいで、落ち込みました。とか言ってる。
お前達は、何の努力をしたっていうんだょ。
他店との差別化は、オリジナル商品をメ-カ-に考えさせて作らせるだけ。

あとは、クレジット付きのポイントカ-ドを作らせる。
それも、別会社。


物作りもしなけりゃ、販売もせず、集金さえもお任せ。

それで、儲かるなら、だれでもやるってえの。
2009/03/03 Tue 00:27:27
URL | hi_me #- Edit 
さらに
 商品の仕入れ担当者(バイヤー)は当然のように「売上の何%は僕に下さい」とメーカーの営業担当者にワイロを要求したり、決算が近づいて赤字になりそうだと「普段、オマエらの作る物を売ってやってるんだから、ちょっと協力しろ。ウチが潰れたらオマエらだって困るだろ?」という感じで「協賛金」というワケの分からないものを要求してきたりするのです。

 完全に商売の道理から外れています。
 大きければ大きいほど、そういう枝葉末節まで目が回らずに腐っている事が多いです。
 
 きっと、いつの時代だって富はウマイ具合に分散されていないのでしょう。資本主義の本質は弱肉強食で、自由化だとか規制緩和だとかを経るにいいだけ経て、今や日本の企業は国内での競争ではなくて海外企業との競争もしているワケで、一時期、散々獲得して日本に富をもたらした「外貨」が外国に流出しているという部分でも不景気感はあるような気がします。
2009/03/02 Mon 05:47:01
URL | フクフク丸:to 野神 氏 #oKAhFFW. Edit 
矛盾
 「ストックを切らすな。」と「余ったから返品するわ。」がそもそも矛盾なんですよね。

 どんなシステムだよ。
 売る工夫しろよ!リスク持って仕事しないから必死になれないんだよ。だから良いだけ周りの製造メーカーに迷惑掛けた上でどうしょうもなくなって潰れて行くんだ。・・・ってことですよね。

 大量生産してそれが外貨を稼いでいた時代はもう終わったのでしょうね。中国とかインドとかアセアン諸国とかに移行してしまったことで。

 働く場所が無くなるのも当然ですよね。自分たちで無くして来たんだから。どこかの国の誰かを働かせてたら自分たちは甘い汁を吸えると勘違いしていたのがそもそもの間違いだったのでしょうね。

 客の目で見れば、そりゃ確かに色々売ってる方が見て楽しいし、買い物も楽です。
 じゃあたくさん並んでる中で 確かな物 って何さ?って話になった時に、じゃあその 確かな物 を見分けられる販売員やお客さんはどれだけいるの?何を知っているの?という話になる。

 結局、値段で判断しはじめる。
 切なくなればなるほど、安さに突破口を求める。

 自分たちが仕入れて来て、自分たちで売っている物が何だか分からない。だからクレームにも対処できない。

 ・・・何が何だか・・・もう。
2009/03/02 Mon 05:30:08
URL | フクフク丸:to hi_me姐 様 #oKAhFFW. Edit 
ダメじゃないけど
 安くて喜んでるだけでもだめではないです。

 私だって消費者の一人として安い方が嬉しいです。反面、裏側を知っているだけに複雑な気持ちにもなります。
 
 「やってらんない」と思うようなことをやっている人たちがいて、無理矢理成り立っているのが今の流通です。
 
 ま、そんなことしながらも大型小売店は赤字を出しちゃうんですから、いかに非効率で不安定なシステムなのかってことです。
2009/03/02 Mon 05:02:32
URL | フクフク丸:to レンゲ姐 様 #oKAhFFW. Edit 
勝ち組と負け組の格差
大手スーパーが値段を下げて商品を販売すれば、確かに多くの客が殺到し店は儲かるでしょう。でも、その裏で製造メーカーは泣かされ、そして潰れる企業も増えている。本当に残酷な時代になってしまいましたね(悲)

昨今とかく”不景気”と言われていますけど、なんかバランスの悪い”不景気”というか、全体的に落ち込んでいるんではなくて”局部的”なんだと思います。だから、そこで変な”悪循環”みたいなものが生じて”儲かる企業(店舗)”と”潰れる企業(店舗)”が極端に分かれてしまっているように思えます。”商品”にしてもそれが言えるでしょう。”売れる商品”は秒殺的に”品切れ”になり、”売れない商品”はいつまでも残るどころかむしろ”返品”等で在庫が増えてしまうんですよね。

”飲食店(居酒屋等も含む)”を見ても”客”が入っている店とそうでない店が極端になっていますね。無茶苦茶値段が安いか、もしくはそこそこの値段が生じても”お得感”を感じる店は常に混んでるんですよね。でもそうでない店はガラガラです。僕がしょっちゅう行っている地元の沖縄料理屋も、”料理”と”酒”がほとんど”沖縄”のもので限定されているせいか、ここの所一気に客足が減ってきているのを感じます。”常連客”の多くが”仕事”や”家庭”の事情で来にくくなってしまっているのも理由の一つでしょうが。

今の時代に”安くていいもの”が人気が高いのはわかりますが、その影で多くの人が泣いているという事を考えると安易に喜んではいられないですね。
2009/03/01 Sun 08:27:56
URL | スーパーpsy野神 #5FAMoxZ6 Edit 
訂正
買い取りなら文句もないが、当然委託。


でした。


深く、お詫びし訂正します。
2009/03/01 Sun 01:49:04
URL | hi_me #- Edit 
どの業界も同じ事。
洋服だって、雑貨だって同様です。


某有名デパートに潰されたメ-カ-だって沢山ある。
お客の立場でいけば、歯が浮くような接客をしてくれれば、してくれる所ほど、裏は凄い。

店頭の品揃え第一だから、メ-カ-直営よりも、百貨店の店頭の方がずらり揃っている。不思議な現象だ。

いつ客が、きても選べるように常にストックを置いておいて下さいと。

買い取りなら文句も、委託状態。

シ-ズン過ぎたら、大返品となるわけです。


あと、店舗毎のオリジナルを作らせといて返品。


いくらでもあります。


私も経験しています。

だから、新宿の某有名百貨店は、今でも大嫌いです


今も、業界は違うけど同じです。
安くされるのは、卸値ですから。
原価は、上がるばかり。




さっ、暗い話はやめょ。



これから、達郎のLIVEで~~~す
今ツアー2回めの参加
2009/02/28 Sat 18:02:19
URL | hi_me #- Edit 
消費者の視点でしか物を見ないから、一円でも安いと単純に嬉しいんですけどもね。
それでも「美味しくてとことん安いもの!それも国産で!」って・・・やっぱり無理があるよねえ。

先日テレビで沢庵を作って売るまでの行程を初めて見ました。今まで考えた事がなかったけど、作る過程を思うと、「あれだけ苦労してこの値段か」って、正直私ならやってらんないと思いましたよ。

安い安いって、喜んでるだけじゃだめですね。
2009/02/28 Sat 17:16:26
URL | レンゲ #CIo.SJik Edit 
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