フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2012/02/08 Wed  18:02:32» E d i t
 聞いた話によればどうやら2012年というのは人類にとってターニングポイントだと言うではありませんか。



 宇宙人が人類の前に姿を現すとか、人類が滅亡するとか、マヤの予言がどうだとかこうだとか私が大好きなトンデモ情報が「2012年」というのをひとつのキーワードのように語っている辺りが興味深いですね。実際に、予言や終末観が大好きな我が国では実際にその引き金ともなり得るような天変地異や自制の利かない文明進歩がもたらした人災が発生し続け、人々の心も疲れ果てていますからそういう話にすがりたくなる気持ちは良く分かります。


 すがってるんですよ。


 この先、明るい未来を思い描くことができませんから「どーせなら終わっちゃわないかなー」って考えて。しかも「どーせ終わるんなら思いっきりドラマチックで、誰も言い訳不可能、説明不可能な終末が来ないかなー」って。
 例えば我が国で言えば経済が破綻して思いっきりド貧乏になって餓死者が出たり病気が蔓延してしまったり、お隣の国の政情不安が飛び火して来て国土が戦場と化してたくさんの人たちが犠牲になったりという、現実的に起こり得ることには目を向けません。

 だって、あまりにもリアル過ぎて怖いから。
 

 だから、現実逃避なんですよ。それでも2012年というキーワードはずっと前から提示されていたものですし、それに向かって人類が跋扈する世界の方は明らかに破滅の方向に向かって来たことは疑いようのない事実ですから、それを懲らしめるために「神様」とか「宇宙人」が登場して欲しいと願うのは、怪獣が暴れ回っているからウルトラマンに出て来て欲しいと願うのと同じことです。ただ「怪獣」が自分たちと同類の「人類」だったというだけの話で。

 どこかで誰かにブレーキを掛けて欲しい。
 でも「誰か」がどこかで踏み込んだアクセルを離さない。
 アクセルを離してスローダウンした世界も想像できない。
 だから自分もアクセルを離せない。
 自分だけはいつでもアクセルを離せると思い込んでいる。
 なのにいつの間にか踏み込んだアクセルが足を離しても戻って来ない。

 どこかでアクセルを離さない「誰か」が「自分」だとみんな実は気が付いている。


 さて、「その状態で大きなカーブに突っ込むよ」というのが今の時代の正体でしょう。
 見通しの良い直線道路は終了。

 
 どうなる?
 上手く曲がりきったとしても先は見えない。

 ブレーキ掛けてゆっくり曲がってもその先の道がどうなってるかなんて分からない。

 いっそフルスピードでカーブに突っ込んで一か八かドリフトでも掛かればタイヤはまた擦り減るけどこのコーナーはやり過ごせるか。路外に逸脱して大炎上するか、意外にも逸脱した先に誰も見たことのない新しいコースが広がっているのかもしれない。


 カーブ突入は避けようのない事実。
 幾ら目を逸らしても事実。だから、目を逸らす。

 言い訳不可能なくらい、説明不可能なくらいの「神風」でも吹かないだろうかと。


 
 そんなもん、吹きませんよ。
 人類が滅ぶような事は起こらない。起こってくれない。


 昨年、東北地方を襲ったあの大地震、大津波。
 それを延々とテレビ画面を通して見続けていた日本。無力感。脱力感。全てにおいて圧倒された。
 原発事故。不安。絶望。戸惑い。誰も真実を伝えない、何も信じられないことの再確認。

 生きる希望と力強さという表面的な報道と、冷酷すぎるほどシビアな現実。


 
 私たちはみんな、たくさんの事を一気に経験したのです。
 そして、私はひとつの答えを先日見ていたDVDのセリフの中に見つけました。


 「私、中の下じゃないですか。だから、頑張るしかないんですよ。頑張るしかないんだよ。」
  (『川の底からこんにちは』木村佐和子:満島ひかり)
 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・ 

 私、頑張るの嫌いです。
 背伸びなんて大嫌いだ。面倒臭いことは増えて来るし、今までしなくて良いことしなきゃならなくなるなんて嫌だ。


 でもね、やりますよ。
 頑張るなんて言葉は嫌いだ。なんて余裕かましてる場面じゃないですから。
 だから頑張る。

 私が頑張るからあんたも頑張れなんて言わないですよ。
 私は私のために勝手に頑張って行くだけです。

 
 「明日 世界の終わりが来ても ダンスナンバーで 踊り続けよう」(ダンスナンバー)
 「見て来たことや 聞いたこと 今まで覚えた全部 でたらめだったら面白い」(情熱の薔薇)
 「ドブネズミみたいに美しくなりたい」(リンダリンダ)


 なぜか、ブルーハーツのあれやこれやが胸に去来するこの頃なのです。
 生きるために必死になる姿は汚くて、臭い。でもそれが美しい姿なのだとそういう思いをもう一度思い出さなきゃならないだろ。
 

 ・・・・・・・・・
 

 いろいろ考えるのですよ。
 「UFOって“未確認飛行物体”だからUFOなんだよね。じゃあ、フツーに確認された後はただの“飛行物体”すなわちFOになるのかな~」とか「長年に渡って全人類のファンタジーであり続ける宇宙人が姿を現す時が来るとして、その目撃者になれるんだったらそれはラッキー」とか。



 そんな自分と、あんな自分が混ざり合いながら今日も私は鼻歌を歌いながら生きてます。