フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2007/11/30 Fri  00:00:31» E d i t
 »  
 ねぇ、この先どっちに行こうか?
 「Y」は分岐点

  

Y



 あ、なんだひとつにつながってたのかぁ
 「Y」は合流点


 どっちだって
 私にとっては
 良い

 
 どの道にも苦さはあるし
 その道にも笑顔はある

 
 あなたと歩ける今日だから
 

 どっちだって
 私にとっては
 良い



 
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2007/11/28 Wed  06:10:06» E d i t
 いろんなことにものすごく一生懸命に取り組む友人がいる。


 仕事関係での付き合いだから、彼を「友人」と一方的に思っているのは私だけかもしれない。片思い友人(笑)?


 彼の仕事は、とある集団(○○会議所とか○○友の会とかそういう類)の取りまとめ役であり、 ①その会員を増員させることと ②その集団を盛り上げるために行う会員30~50人くらいが集まるようなイベント・講演・会合などの企画・実行 が中心となり、全ての段取りと実行を彼と助手さん一人で行っている。
 彼の企画するイベントや会合に何度か顔を出したが、下準備、段取り、実行手順・・・イベントという観点から見ればキレイに丁寧に段取りされていてまとまっている。

 イベントの内情・作り方というものをある程度知っている私には、そこまでの下準備にどれだけの労力がかかっているかが伝わってくるし、とてもとても二人では手に負えないような仕事をやってのけている彼の仕事ぶりに心を打たれて、そういう彼と友人でありたいと勝手に思っているのだ。年齢も同じだということもあって、ちょくちょく話はする。
 

 仕事に対する情熱や真摯な姿勢が真っ直ぐに伝わってくるように、彼はいつでも疲れた顔をしているが笑顔を絶やさない。ストイックなまでにイベントスケジュールは過密さを増す。
 


 その下準備の苦労を彼はオモテに出さない。
 それは彼のプロとしての誇りなのかもしれないが、その「さり気なさ」ゆえに多くの会員には彼の苦労は伝わらない。
 


 そして、キレイにまとまったイベント・会合はすべからく心地良い余韻を残すのだが、客足は減る一方だ。同じ顔ぶればかりが集まってひとつのコミュニティーとなってしまい、新参者が入り込みにくいムードを作ってしまっている。
 多分、どんな集団でもそうなんだろうけれどコミュニティーとして出来上がってしまえばその内側にいる人間はそういうことに気づく感度が落ちてしまうのだろうけれど、どちらかと言えば「新参者」に近い私から見れば、残念なことだがこれが現実だ。


 イベントに集まるということは、参加者は何らかの収穫を得たいと思って参加するはずなのだ。それはある種の共有感だとか一体感だとか連帯感だとか充実感とか求める物は人それぞれだろうが、そこまでは行かなくともせめて「疎外感」や「場違い感」を参加者に与えてはいけないと私は思うのだ。

 イベントをスケジュールどおりに消化した時点でホッとして彼の「仕事」は終わってしまう。
 ホッとして、いつも参加してくれる話しやすい会員とのみ打ち解けた会話をしている。
 ここに彼がもう一段階飛躍する為の鍵があるのに、見落としてしまっている。
 

 せっかく数字の上では増えかけた会員もすぐに減って行く。話が苦手そうな会員、新しく入ってきた会員への気遣いが足りないから。

 なぜ脱退者が出るのか?ひとえに集団に所属しているメリットが明確ではないからだ。疎外感を感じてしまうような集まりに参加し続けるような時間も労力ももったいないからだ。
 

 「集団を盛り上げる為のイベント」のはずが、いつの間にか「消化すべきスケジュール」になっているのだと思う。

 彼の情熱や、仕事への姿勢は報われるべきだと思う。
 
 だが、目的に対する方向性は修正すべきだと思う。
 
 
 彼は、既存会員に余計な力を使わせまいと気遣いするあまり、全てを自分の力で為そうとしすぎているのだろう。集団を盛り上げるのは、参加している全ての人たちの総意であり、そのひとりひとりの気持ちが熱い集団を作り上げていくのだ。
 彼一人がその集団のために頑張っているわけではない。参加する全ての人たちに感謝して、何かをお願いしたならば、みんなは彼の顔を立てるためにもっと力を貸してくれるに違いないのだ。そしてその力が集団の熱を作って行く。

 それだけのことを彼はやっているのだから。
 少なくとも私には伝わっているのだから。
 友よ、君も暑苦しいほどに熱い男だ。

 俺も、そうなんだよ。そして、君の側にいる。


   
2007/11/25 Sun  10:07:16» E d i t
 場外フェンスを手前に引き寄せた。リッキーがドラゲーの土井(?吉野だったかも)めがけてトルネードプランチャー(なんだかと言う技の名前があるらしいが、知らないのでゴメン!)を敢行した!

 最前列の観客のオッサンがボーッとして避けようとしない!!
 技は炸裂したもののリッキーは不自然な形で落下。

 試合開始から5分しか経過していない時点で出た大技に観客がざわめく。
 
 ・・・と、次の瞬間、技を仕掛けたリッキーが会場を揺らすような苦痛の叫び声を上げた。
 どうやら、左足を何かにぶつけたらしい。

 リング上では鼓太郎と、ドラゲーのもうひとりの方(どっちか忘れてスミマセン)が戦いを続けているものの、リッキーの叫び声が観客の目を引いてしまう。察しの良い暖かい観客が、視線をリングに返そうと気を利かせて大きな声で鼓太郎に声援を送る。
 だが、観客の視線はリッキーに行ってしまう。

 その先は、鼓太郎がドラゲーチーム二人を相手にするハンディキャップマッチの様相を呈する。

 リッキーの叫び声が途絶えると観客の視線はリングに戻りつつあった。

 リッキーは私の座っていた席の近くの通路にうずくまって、若手がシューズを脱がそうとすると激痛が走るのか、若手を物凄い形相で掴み飛ばしてカタカタ震える自らの手でレスリングシューズのヒモを解く。
 左足の甲が尋常でなく腫れ上がっている。

 若手がリッキーを取り囲み、ドクターが駆け寄る。

 様子を伺う限りでは「病院に行け」というドクターに対して、リッキーが首を縦に振らないという雰囲気になっているようだ。


 リング上では鼓太郎が孤軍奮闘している。
 
 あぁ、なんかイマイチパッとしないと思っていた鼓太郎だが、他の団体の選手と戦っているのを見ると物凄くたくましく感じる。しかも、2対1で10分以上もの大奮闘。

 
 この試合、問題だったのはドラゲー勢だ。

 入場時、花道特設ステージに群がるファンの手を蹴り上げて反感を買ったのは良いが、その後はブーイングを浴びるでもなく、適度な声援を受けてしまったから「良い試合」をしようしようと意識しすぎたのか、可もなく不可もないような、存在をアピールできないような試合をしてしまったのだ。  
 私もギリギリで雑誌でドラゲーをチェックしているくらいだから、土井・吉野がどんなタイプのレスラーでどんな技を使うのかなんて、 NOAHを見に来る観客の多くは知らないハズなのだ。
 ならば、試合で何かをアピールしなければ自分達の為にも、ドラゲーのためにも何にもならないじゃないか。

 
 リッキーのアクシデントがあったとはいえ、2対1の状況。
 考えられるベストを尽くして、徹底的に鼓太郎を叩きのめしてベルト奪って行けば良いじゃないか!
 
 それが、リッキーの様子をちらちらと伺いながら何気に試合時間を気にしながら、ネチネチと鼓太郎をいたぶったり、逆襲を喰らったり。
 アクシデントが起こったときに、一気に試合を決めてしまって相手を楽にするのもプロなんじゃねぇのか??

 とか、一人で憤慨するものの、上手く言葉にならずにリッキーを見つめる。


 骨折だな。この腫れ具合。そして、あの絶叫は。

 え?
 何?何してるの?

 片足ケンケンでリングに向かった!!
 左足の甲には分厚く巻かれたのかそれとも腫れ上がっているのか、サージカルテープが!!

プロレス 006


 土井・吉野を片足で蹴散らす蹴散らす・・・
 リッキーに悲鳴にも似た大声援が。


 

 前の座席の男の子のお姉ちゃんが私の方を振り返って「あんなじゃプロレスできなくなっちゃうよね。やめさせなきゃ駄目だよね。」と、涙目になって私に言う。

 「でもね、あれがプロレスラーなんだよ」と、リッキーの男気に泣きそうになっていた私はようやくその一言を返す。

  あのまま退場したって誰も文句を言わなかっただろうに、激痛に耐えながら試合を成立させるためにリングに向かえるか?  

 仲間が二人に蹂躙されているのを、自分のリスク覚悟で救出に向かえるか!?
 
 そこまで誇り高くプロレスラーであれるか!!人間はそこまで強くなれるのか!!?
 総合格闘技に真似できるか!!!



 しかし、吉野がリッキーの怪我した足を攻める。
 ・・・しかも、大変申し訳無さそ~うにそ~っとストンピングする程度で・・・
 それでもリッキーは激痛に顔をしかめ、のた打ち回る。

 大ブーイングが吹き荒れる!

 やっとブーイングを引き出せて満足そうな吉野だが、勘違いすんな。
 負傷箇所を攻撃した事に対するブーイングではなくて、中途半端にもうしわけなさそうに攻撃した事に対するブーイングだ。

 プロレスを愛した男が命がけでリングに戻った。
 それに情けをかけるようなことをするんじゃあない!そういう意味のブーイングだ!!(私だけなんだろうけど・・・そんなこと考えてるの)

 鼓太郎がブルーディスティニー連発して意地を見せるものの、土井がCIMAの首を壊したあの技・・・マスキュラーボムって言うんですか?垂直落下式前方回転エビ固めみたいなすっごい危険な技でローンバトルで精魂もスタミナも尽きた鼓太郎をピン。
 
 
 試合後、鼓太郎を介抱に入ったNOAHの若手勢と揉み合いになって蹴散らして、観客を煽る土井・吉野。
 う~・・・この事態を収拾できるようなジュニアタッグチームが今はNOAHに無いからなぁ・・・NOAHのジュニアタッグは丸藤・KENTAと金丸・杉浦以降は手薄だから仕方ないけども・・・

 すると温厚な札幌のファンの一人から物凄い罵声が飛んだ!!
 

 「てめぇら!大した試合もしてねぇくせに、試合後だけデカイ面してんじゃねぇ!帰れ!試合終わったんだから、帰れ!!」 

 物凄い剣幕でその客は怒り狂っていた。
 NOAHにもそんな熱いファンがいたんだな・・・とか思いながら、ちょっとお友達になりたいな~とか思ったけど、「あぁ、席がものすごく離れてて良かったぁ」とかホッとした私だった。

プロレス 009


 100歩譲っても、この二人に拍手を送りたくなるような試合ではなかった。

 アクシデントへの対応でプロとしての技量が問われる状況で、しっかりとした試合を作ったとは言いがたい。むしろ、試合を作ろうとしすぎて逆に自分たちの印象を薄めてしまった感すら否めない。

 ならば、マッスルアウトローズ・土井吉。
 次はきっちりNOAHファンのブーイングを引き出した上で、勝ってみせろ!!


 マルビンの熱い魂が強烈に印象に残る試合となったが、インパクトはあった。

 プロレスラーってスゲぇや。

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

2007/11/25 Sun  09:04:30» E d i t
文字色 11月24・25日(土・日)NOAH札幌2連戦の初日を観戦に行った。

 時間の都合上いつも日曜日のチケットを取っていたのだが、今年は土曜日に札幌に用事が重なり、当日券で入場した。

 スピカという会場については以前も書いたことがある(→2006/06/05(月)NOAHスピカ大会総集編)が、まあキャパとしては札幌でNOAHがプロレスをやるには丁度良いくらいの広さだ。
 NOAHが2連戦をやる場合は日曜日に大きな試合を持ってくる場合が多く、日テレが入るのも日曜日オンリーだったりするので土曜日の集客は強くない。
 実際、ざっと見た感じ7割前後の入りだった。

 このスピカが経営上の問題で来春に閉館になることが決まり、この2連戦がスピカでNOAHを観戦する最後の大会ということになり、土曜日のメインは“さよならスピカスペシャルマッチ”と称して「三沢・秋山・高山 vs 丸藤・KENTA・潮崎」、セミには「鼓太郎・マルビン vs 土井・吉野(ドラゴンゲート)」のGHCジュニアタッグタイトルマッチが組まれていた。
 結果を見たい方はどうぞこちらへ。→スポニチアネックス格闘技DX
 ちなみに日曜日のメインは「丸藤・杉浦 vs 彰俊・バイソン」のGHCヘビータッグ。さらにスペシャルカードとして「森嶋・ヨネ vs 高山・佐野」が組まれている。





 誘った友人達にことごとく断られた私は、一人寂しく当日券で入場。 
 「隣に座った人がどんな人でも話しかけてプロレス友達を作ろう!」と決意も固く意気揚々と第4試合の半ば頃の何とも間延びした感じの漂う会場に入る。
 
 ・・・隣の人がいないよ・・・この列・・・。

 それでもリングに集中すると、私は勝手に大声を出す習性を持っている。

 前の席におとなしく座っていた小学校高学年くらいの男の子が何度か振り返る。
 そのうち「プロレス、好き?」と聞いてみた。「うん。好き」と頷いた彼に「俺も、ずっと大好きなんだ!」と言った私の顔は満面の笑みだったことだろう。
 男の子の隣に座っていた父親であろう男性と、逆隣に座っていたお姉ちゃんと思われる女の子も私の方を見て、にっこり笑う。

 あぁ、暖かい。なんも、プロレスの魅力はリング上だけとは限らない。
 プロレス好きの次の世代に気持ち良く楽しんでもらえるように「ヤジは控えよう」とか思う。




 リングを見る。
 第4試合ながら、太田一平が泉田をエアプレーンスピンで回してやんやの声援を受ける。それを田上が止めに行く。「それでなくても引っ込み思案な会場がやっと声出し始めたのに止めるな!」とか思う。

 第5試合は「志賀・杉浦 vs 小川・ダグ」札幌での会場人気が高い杉浦・志賀、熱い試合を期待していた観客は熱烈に応援する。ダグは会場の空気を読んでコミカルな動きと熟達したテクニックで志賀・杉浦と熱線を展開し地味に声援を集めるも、小川がカラッキシ駄目。テクニックだけでは札幌の客は沸かない。

 第6試合。待ってました!ブキャナン!!
ブキャナン

 ブキャナンの手のデカさに私はぞっこん惚れ込んでいるので、見ることができて良かった!
 バイソンと組んだことでお互いにアイアンクローは出さなかったけれど、ブキャナンがデカくて動けて器用なレスラーだということが良く分かった。
 でも地方会場では名前を覚えていない観客が多いから、何らかの形で名前をアピールできる手段を考えた方が良い。ディーロやブキャナンはバイソンと組んでも面白いチームができるかも。
プロレス 002


 彰俊とヨネの大迫力の打撃に沸き、モリシの豪快さに笑い、エディがなぜかバイソンをおちょくるような動きを見せ、バイソンが見たことも無いような物凄い形相でエディを潰しに掛かる。恐怖や戦慄を覚えるド迫力で。

 タイトルマッチ前夜にして、バイソンの牙を見せ付けるような良い試合だった。
 エディ・エドワーズという選手をしらなかったが、これは良い仕事をする選手だ。そして、見事な潰されっぷりだった。


 第7試合はGHCジュニア。
 これは、別記事で詳述。


 メインの6人タッグは、豪華メンバーのラインナップ。
 小橋復帰戦「小橋・高山 vs 三沢・秋山」を前にして、この小橋を抜いた3人がタッグ結成。それに伸び盛りの「丸藤・KENTA・潮崎」との対戦。
プロレス 012


 誰が誰と当たってもハズレのないカード。
 この位置まで潮崎が上がってきたということが、なんか嬉しい。
 その潮崎の逆水平チョップ。秋山が「小橋さんと同じようなレベルになってきた」と賞賛していたが、なるほど観客を惹きつけるだけのチョップになっている。
 三沢・秋山・高山の胸が真っ赤ッかの紅葉模様だ!!

プロレス 013


 KENTAは私たちが期待する通りの突貫ファイトで高山と対峙する。
 バチバチのケンカファイト!そして不遜な態度!!これこそKENTA!!・・・だが、高山が途中でよほどアタマに来たのか、打撃の打ち合いから強烈な頭突きを出した。
 警戒していても物凄いヒザと、不意打ちにも近い超高層からの頭突き。

 KENTAのバチバチで盛り上がった観客が、あまりの衝撃に静まり返る・・・

 これでKENTAがしばらく戦線離脱を余儀なくされる。

 札幌に限ったことではないのだろうけれど、丸藤は会場人気が無いような気がする。KENTAや潮崎と求められるもののレベルが違うのだろうか?トリッキーな動きや必要以上に観客を意識したような動きが逆に「あさましい」と受け取られるのだろうか?確かに上手いし凄いのだが重さが無いなりに痛みがダイレクトに伝わってくるような+αが必要な気がする。
 天才であるがゆえなのか、もしかしたら観客を置き去りにしてしまっている部分があるかもしれない・・・観客と打ち解けるようなムーブも見せるのだが、何か足りない。
 その辺に哀愁を感じる。
 

 秋山は意外と明るい。
 への字口でチクチクとイタい所をついてくるNOAHのご意見番みたいな役どころになってしまっているから「怖い人」のイメージがあるが、前座や中盤の試合に出ればどーにもシラケ気味の会場を沸かせる動きをできるし、メインに出ればちゃんと締めることができる。
 まさにオールマイティーの天才型だと思う。というか、全体を見て考えてちゃんとやるべきことを理解して実行できる。
 全日本の武藤と双璧をなすプロレスの天才だと私はひそかに思っている。あるいは、ものすごい秀才型と呼ぶべきか。
 武藤の場合は感性で乗り切る場面が多いように見えるが、秋山は理詰めが多く思えるし。

・・・しかし、秋山は小橋に惚れ込んでいるために自分がナンバー1になろうとしない・・・なってはいけないと自分で自分を抑制したままなのだと思う。それが秋山に漂う哀愁の正体だろう。
 これは、丸藤の哀愁とは似て非なるものだ。
 
 三沢もノリノリでエルボー乱打。
 
 それぞれがそれぞれに見せ場を作って、潮崎が突貫ファイトを敢行した末にBIG3に見事に潰されて終了。

 
 
 前の座席の少年・少女と「あぁ~楽しかったね。凄かったね」と笑顔で別れる。

 何か、こういう風にしてプロレスファンとしての気持ちを広げて行けたら良いなぁとか思いながら、寒さに肩を丸めて帰路についたのだった。

  

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2007/11/24 Sat  04:38:55» E d i t
 » 着火点 go 2 sleep 
 KENTAが go 2 sleep(相手をファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げて前方に落としながらヒザを相手の顔面に向けて突き立てる荒技) を初公開したのは、3年前の「KENTA蹴撃七番勝負」の第5戦、三沢戦だった(と記憶している)。

 あの技を初めて見たときの戦慄は忘れない。
 小さなKENTAが、重たい三沢をひょいと担ぎ上げて何をするかと思いきや、前に放り出して落ちてくる三沢のアゴにドゴ~ン!っと左ヒザを叩き込んだ!!!
 
 な・・・なんてパワーだ!!

 「ぁぁ~三沢、死んだ」と思った。(結果は、そこから三沢が鬼になってKENTAを叩き潰したのだが)
 もともとトンパチな感じがあって、丸藤とのタッグ屋からシングルプレーヤーに変貌するために組まれた七番勝負だったのだが、KENTAを象徴するかのような力・バランス・カッコ良さ・ヤンチャさが混ざった新技に、相手を(しかも団体の屋台骨とも言える選手を)潰すかもしれない危険技を仕掛けていく「覚悟」も持ち合わせている若武者ぶりにものすごい可能性を感じたものだった。


 実際、その後今に至るまでのKENTAの活躍は目覚しい。


 一般的に有名レスラーが使用する新しい技という物は、少し時間が経過すると他の団体のレスラーが技の名称を変更したりして使い始めるものだが、この go 2 sleep の第二の使い手は現れない。
 それほど馬力と絶妙なタイミングを要する、かつて潮崎のアゴを砕いたように相手にとってはもちろん危険極まりなく、また100kgを超える人間が落下してくるのを一点で突き上げるという動作は自らのヒザおよび軸足への負担を考えるだけでも本人にとってもリスクの高い技だと言える。
 それゆえにジャストミートした時にはまさに一撃必殺のプロレス技と言えるだろう。

 インパクト絶大なオリジナルな決め技を持ち、それにこだわるレスラーが私は好きだ。
 KENTAがまさにそれだ。

 KENTAが三沢に挑戦する試合というと、あの時が脳裏に浮かぶ。それほどインパクトが強すぎる試合だった。
 蹴撃七番勝負以降、シングルプレイヤーとしてもメキメキと頭角を現したKENTAは、今やNOAHの看板レスラーのひとりとなっている。
 





 さて、そのKENTAがアメリカのプロレス団体・ROHのニューヨーク大会で三沢の持つGHCヘビー級王座に挑戦した。

 KENTAはこの数年間、アメリカと日本を往来する中でアメリカでも着実に知名度・人気を上げていた。一方で三沢はと言えば、日本ではすでにプロレスファンの中では神にも等しい存在になっているが、ROHには初上陸。日本のプロレスに尊敬と憧れの眼差しを抱く、アメリカの熱狂的ファンたちはこれを大大大ミサワコールで歓迎!
 一昔・・・いや、二昔前の日本のプロレスファンの感覚で言えば「スタン・ハンセンとダイナマイト・キッドがヘビーのベルト賭けて試合する」みたいな感覚だったのだろう。
 試合は、客席を大興奮・大熱狂の渦に巻き込む大熱戦となった。

 ・・・とは言うものの、しかし。

 結果を知っていて雑誌のレポートも読んでいて、それを数週遅れのビデオで見ていた私は、詳細を知っているとか試合の裏舞台を知っているとかを抜きにして、三沢とKENTAが作り出す世界に没頭できなかった。


 ただ真っ直ぐに三沢に突っかかるKENTA。それを突っ返す三沢。 
 確かに分かりやすい。分かりやすいのだが、何かが足りない。

 しばらく見ていて気づいた。いつもの生意気なKENTAじゃないのだ。三沢をリスペクトする観客の心情に煽られたのか、あるいはアメリカではベビーフェイスの役柄なのか、いつも日本でやっているような相手の心情を逆なでするような不遜な行為が全くない。その不敵さで相手をヒートアップさせて、さらにその上で技の応酬をし、ギリギリのプロレスを展開するのがKENTAのプロレスなのに。
 
 ただただ、技の応酬のみで体格に勝る三沢が押し勝ったような試合になってしまった。

 思えば、三沢とKENTAは似ているかもしれない。

 互いに、絶対に攻略不可能とも思えるような自分より大きな相手に必死で立ち向かって行く姿がファンからの熱狂的な支持を生み、過激なプロレスをしながらも絶対的ベビーフェイスの位置付けに立っている。
 三沢は相手に何かを仕掛けられない限りは自分から相手を叩き潰す事はしないレスラーだし、自分よりも小さな相手と戦うときには何ともやりにくそうなシチュエーションになってしまう。・・・追い込まれてリミッターが外れると誰に対しても躊躇なく「鬼」が発動するが・・・その鬼がどんなに残虐非道なプロレスをしようともファンはそれを認知してしまっている。
 
 三沢は悪者になる事ができないスーパーヒーローなのだ。

 KENTAもまた然り。どんなに相手を挑発しても先輩レスラーに楯突いても、小さい者が大きい者に立ち向かって行く姿や後輩がパッとしない先輩を叱咤する姿に罵声は起こらない。むしろ思惑通りに相手の感情や、普段見ることのできない「本気」の顔を引き出すことに成功して歓声が起こるくらいだ。

 お互いに「立ち向かう姿が絵になるレスラー」同士であり、KENTAのキャラが日本のそれとは幾分違って、挑発をしない真っ直ぐキャラだったから真っ直ぐすぎて体格負けして、さらに三沢の「鬼」も今回は発動せず、キレイなプロレスではあったけれどもいささか強引なフィニッシュの変形エメラルドフロージョンといい、心に何も引っ掛かる事なく通り過ぎて行ってしまったように感じる。

 唐突に組まれたシングルマッチ。
 三沢がサモア・ジョーとの防衛戦で勝利したからGHCヘビーのタイトルマッチになったが、このカードは何の煽りもナシで海外で組まれるにはいささかもったいないような気がする。

 日本での再戦を期待している。

 テーマのない試合でも必ずテーマを残すような試合をするKENTAだが、本来の「立ち向かう姿」で輝けるカードはNOAH内ではもはや限られてくる。
 それほどまでにKENTAは強くなってしまったのだ。最近では後輩を潰す「ふてぶてしいKENTA」も出してインパクトを残すが、やっぱりKENTAには立ち向かう姿が似合う。

 KENTAと相性良く噛み合うことができる対戦相手は・・・秋山・斎藤・杉浦・高山。あとは、意外と本田多聞とも噛み合ったり。あ、ヨネに・・・モリシもか。結局、トップ戦線にKENTAあり!になったということだ。






 現在のNOAHのプロレスのレベル・クオリティーは極めて高いと感じる。
 全日本・四天王プロレスを煮詰めて純度を上げて行ったのだからそれは当然の帰結なのかもしれない。
 
 しかしクオリティーが高くなりすぎて、観客側の目が肥えたというかある種の飽和感・・・高いレベルでの停滞感・・・を感じてしまうのだ。天辺に来ているという安定。そしてこれ以上は望めないのではないのだろうか?という不安。そういったものがNOAHの会場を支配しているような気がする。

 四天王時代にも試合後には「いや、この戦いよりも凄いモノは絶対に出て来るワケがない」という達成と恍惚による飽和感が常に付きまとっていた。しかし、試合は毎回毎回観客側の想像のキャパをぶち破り、塗り替えることによって確固たるブランドを築き上げた。
 
 その頃の雰囲気に似ている。良い意味でも、悪い意味でも安定している。
 安心して見に行ける反面、波乱が無くてワクワク感に欠けるようにも受け取られる。
 

 この飽和感に点火、大爆発させる選手こそが次世代を牽引するだろうし、それが着実に迫っている空気も感じる。

 頑張れ!KENTA世代。


 種火 は、中堅選手や若手の中にも、メインやセミではない前座の中頃の試合にもあると思う。

 全日本時代の 「悪役商会」 のような物があっても良いだろうし、今、新日本で真壁がやっているように、観客を引っ掻き回すような試合があっても良い。なんなら、それを外国人にやらせてみたって良いんじゃないだろうか?
 観客の期待を「大きく裏切る」事ができて会場の雰囲気を盛り上げる事ができる中堅選手が今、一番求められていると思うのだ。
  

 中堅選手・前座試合はメインやセミが興行を締めてくれる安心感のもと、もっと破天荒なことをできる立ち位置だ。そこに居座って大ブレイクして名物になる選手がいたって良い。
 中堅・若手選手達よ!安定した空気に油を注ぎ、火をつけろ!

 自分たちのために組まれたシリーズ以外の状況で、雑誌の紙面を奪うような目を引き続けるような「名物」を作り、興行にメリハリをつけるのだ! 

 格闘技隆盛の中、頑張って「プロレス」の牙城をずっと守り続けてきた団体だからこそ、飽和なんかに負けるな!!もっともっと全員一丸となってプロレスを考えれば、できることは多い。

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2007/11/23 Fri  04:26:46» E d i t
 各地で記録的な大雪になっているらしい11月ですが、皆様の地域に負けず劣らず大雪の地域に住んでいる者です。

 なにも雪の季節に限ったことではないのですが、特にこの時期になると毎年思うことがあります。
 
 信号機の無い場所での道路横断(ナナメ横断)をする人が目立つんですよ。
 老人が多い町なので、特に老人が目に付くのですが。

 信号機まで歩くのがゆるくないのはよく分かりますし、ナナメ横断そのものをそんなに責めるつもりもありません。都合良くあっちもこっちも信号だらけにされても車を運転する方にしても困りますから。

 ただ・・・

 右側(横断する人が最初に渡る側)の車道だけを確認して、左側(横断する人にとってセンターラインより向こう側)の車道の確認がおろそかなのか、あるいは自分の脚力を過信しているのか、

 センターラインまではベン・ジョンソンのロケットスタートのように素早いのに、そこから急に減速して「流し走法」・・・下手すれば「歩く状態」になるのはやめて下さいよ~・・・。

 危ない。

 この時期、頻繁に除雪が来たり融雪剤が撒かれる国道でもない限り、車道はツルツルになったりします。どんなに注意して運転していても車の制動力には限界がありますし、スリップもします。

 ナナメ横断をやめましょう。 とは言いませんけれど、せめて天候・道路の状況、雪による視界状況、左右の確認を十分に行ってから、自分の脚力をちゃんと把握してから横断しましょうよ・・・と、偶然2日連続で同じ場所でトラックにひかれそうになってたジィさんを目撃して、そう思ったのでした。
2007/11/23 Fri  03:33:33» E d i t
 » 放射冷却 
 大気中の水蒸気が少ないよく晴れた夜間には、地表からの放射はそのまま宇宙空間に放出されるため、地表付近の温度が低下しやすい。この状態を放射冷却と呼ぶ。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 新しい朝が運んでくるのは
 何も暖かく柔らかな日差しとは限らない
 
 夜間の放熱を照らすかのような
 射るような真っ直ぐの冷たい日差しが

 運んできたのは
 冬のアラベスク

冬の手



 美しいままでその時を止めるような
 冷たい吐息


永遠の記憶



 僕たちは必死で
 大切な何かを守るために
 冷たい光から身をよじり
 寄り添って丸くなった


明ける夜



 やがてシバレるその身に
 まもなく白く優しいコートが掛けられるだろう
 冷たくも柔らかい真綿が
 ハラハラと舞う季節が

 また来る

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2007/11/20 Tue  06:05:52» E d i t
 「食べるなら魚よりも断然、肉!派の両親から生まれて来たとは到底思えないほど我が家の二人の子供達は魚好きである。

 漁港を抱えた町に住むだけに、まさに旬そのものの魚を漁師さんから直接頂いたりするうちに味を覚えた・・・と言うわけでも無さそうで、スーパーから買ってきた養殖モノとかでも「おいし~♪おいし~♪」と言いながら食べる。
 
 まだ刺身やお寿司と言ったナマモノは苦手らしいが、そのうち食い始める頃には我が家の食費はものすごい事になっているに違いない。・・・口減らしに私がドナドナのように売られて行くことになるかもしれない。

 普通、子供が敬遠しがちなイメージのある焼き魚や煮魚を好んで食べるのだ。
 大人でも「うへぇ~ショッパイ。」と思わず口にするような塩加減の魚でも「しょっぱいね。でも、おいしいね。」とかお達者なことを言いながら食べる。

 今までは二人に対してちゃんと身をほぐして骨を取って食べやすい状態にしてからあげていたのだが、あまりにも食べる量も早さもレベルアップしてきたので(実際は自分たちが食べるヒマがあまりにも無くなって面倒臭くなったから)「なんでもやってみなさい。自分でお魚食べてみなさい」と、カレイを上下半分に切って煮付けたヤツのシッポの方を二人に渡してみた。

 何事もそうなのだが、やってみなければいつまでもできないままになってしまうのだ。
 成功することもなければ失敗する事もない、誰かが何かをしてくれるまでゴネて待っているだけの人間にはなって欲しくはないのだ。
 せめて自分の好きなモノゴトに対してくらいは、自分で問題を発見して解決して行けるくらいの人間にはなって欲しいものだと私は考えている。




 カレイは、縁側(ヒレの部分)がちょっと難しいが小骨も少ないのでおおむね簡単に食べやすい魚だ。

 
 もうちょっと戸惑うものかと思って観察していたら、ぴっこ(5)がこれが神がかり的な箸捌きを見せる。正直、私より上手いじゃないか。世の中には生まれもっての才能というものがある。

 この「魚食べ始め段階」においてそこら辺の大人を圧倒するほど魚をキレイに食べることができる才能に出会ったのは実は二人目だ。

 一人目は私の妹だ。妹が多分4歳くらいの時だったろう・・・
 魚を食べるたびに両親に「こんなに残されて、魚がかわいそうだろ!キレイに食べれ!」と叱られていた私と弟は、その時、世の中には生まれもっての天才がいるものだということを痛烈に思い知らされたのだった。

 あの時のインパクトが脳裏をよぎる。天才がここにいましたよ~~~
 
 成功の体験は自信になる。実際は、成功の体験そのものではなくて「上手く行った時に自分に向けられる誰かの好評価」が自信につながるのだと思う。自分の価値観の基礎を築いている最中の幼少期には特に。
 「誰かと比較してどう」とかと褒めてしまえば、他人と自分を比べることばかり覚えてしまい、自分より劣るものを見つけるようなことに力を注ぐようになってしまうだろう。

 それでも具体性のある優越感が達成感につながる事もある。
 それならば、親の子供時代と比べて褒めてやれば良い。
 「お父さんは子供の頃なんて、こんなにキレイに食べれなくてさ、いっつもじいちゃんに叱られてたさ~。ぴっこ、すごいキレイに食べるね。魚も、残さないで食べてくれてありがとうって言ってるんでないかな」
 ぴっこ は満足そうな笑顔だった。
 



 
 それに比べ箸をやっとそれなりに使えるようになったばかりの まるもい(3)には、まだちょっと過酷な試練と呼べるかもしれない。
 それでも好奇心旺盛な人まね時期の彼は「おれも、やってみる」と張り切っている。

 それだ!その好奇心だ!

 その「やってみたい」気持ちが一番大事なのだ。だから「おぉ、スゲェじゃん。やってみ~」と後押ししてやる。
 そして、そう思ったらやってみたら良い。

 まぁ案の定、箸は適当にそこら辺にブン投げて、手づかみでちぎってつまんで食べる方式で食べ始めた まるもい。
 しばらくは夢中になって魚と格闘していた。
 ちょっとした用事を済ませるために私が席を外して、たまたま嫁さんも台所に行って戻ってきたときにはすでに、まるもい の洋服にはゲボが・・・テーブル周辺には魚の煮汁が・・・

 しかし・・・

 まるもい は平然として魚を食べ続けている・・・

 「おいおい、これ、どうしたんだ?」
 「(魚の)ホネがノドに刺さったよ~」と、ちょっと涙目になりながらも「だからゲボしたの」と黙々と魚を食べている・・・

 そんなの関係ねぇ・・ってヤツか?  
 大人の目から見た結果から言えばこれは「失敗」。
 だが、まるもい にしてみれば成功も失敗もない。挑戦の先には失敗という結果がついて来る事の方が多い。
 痛みにめげないで、自分の好きなことを続けるなんて大したもんじゃないか!
 
 それでも間近に ぴっこ が褒められるのを目撃してしまっているから、自分の状況が決して成功ではないと気づいているらしく「叱られるんじゃないだろうか・・・視線」で私の方を窺っている まるもい に、幼少の頃の自分が重なる。

 本当は魚が嫌いなんじゃなくて、魚を食べる時に上手に食べる事ができなくて叱られるのがイヤだったんだ。

 
 丸 :「おぅ。魚だってさ、生きてるからな、ホネホネあるんだよ。まるもい もホネあるんだよ。」
 まる:「ホネってガイコツ?」
 丸 :「ガイコツ!そうそう。それだ!魚のホネホネはな、チクチク尖ってるんだよ。ほら。(カレイの背骨を見せる)」
 まる:「知ってるよ」
 丸 :「小さい骨、食べちゃったんだな。痛かったか?」
 まる:「痛かったけど、泣かなかったよ」
 丸 :「おぉ、偉いじゃん。お父さんもね、子供の頃なんていつも上手に食べれなくて叱られてたんだよ。だけどちゃんと上手に食べれるようになるからさ、大丈夫だ。」

 一旦、汚れた服を脱がされて、安心した表情で再度ご飯を食べ続ける まるもい。 

 挑戦を続けて行けるようなフォローはなんぼでもしてやる。
 安心すれ。




 親の「ノドに刺さったらかわいそう」だとか「片付けるのが面倒くさい」とかいう理由で、これだけの経験が子供達から奪われてしまっているということだ。子供達は色んな経験をして、大人になっていくのだ。なにも極端にそれを忌避するワケではないが授業の内容だけでは、ましてやテストの点数だけではメシを食ってはいけないのだ。

 
 私たちの世代には、育ってきた時代がそうさせたのであろうけれど「失敗することは惨めなこと」だという強迫観念に似た認識がある。
 
 だから、いちいち子供のすることに神経過敏になったりしている親が多い。
 失敗を笑い飛ばす事ができないから、子育ての手引書みたいな雑誌が書店の一角を占める。
 「失敗したくない、嫌われたくない」から仲間も作れない。自分で自分を不安に追い込んでいるように思えてしようがない。
 自分が失敗したくないから、子供にも失敗させたくもない。
 そうやって何物にも変えがたい「経験」を子供達から奪ってしまう。何も「経験」せずに子供達は体だけは育っていく。まるでブロイラー養畜場のような環境で。
 そんな世界で問題が起こらないはずがないじゃないか。
 

 ホネを抜かれた魚の切り身や、皮を剥いたエビが所狭しとスーパーに並ぶ至れり尽くせりの過剰サービス。その上、安全や安心も外部発注の時代だ。

 だが、そんな時代がいつまでも続く訳が無い。
 こんな生活を下支えしているシステムが現時点ですでに軋んだ音を立てて、一部崩壊してきている。至れり尽くせりで育つ子供達が・・・そして私たちが、至れり尽くせりの時代が終わったとき、どうやって生きて行くのだろうか。
  
 今のうちから成功も失敗も経験して、問題を発見し、より「善く」なるように工夫しながら生きていける人間に育って欲しいと、まるもい のゲボ を一緒に片付けながら(手伝ってやることはあっても、全部やってあげないのがウチの鉄則)切実に思う親心であった。

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2007/11/16 Fri  02:22:22» E d i t
 » 晩秋 夜 
   晩秋の闇夜に降る雨が
   彩った
   艶かしい炎

   それは 静かに

   そして 冷たく

    燃えていた
  

焔(ほむら)、立つ



  やがて来る
  白い季節を真っ向に見据え
  真っ直ぐに天を突く槍のように

  それは 静かに
  そして  冷たく

  燃えていた

 炎の槍


 
    晩秋 夜  
    燃える  紅い追憶


  

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2007/11/16 Fri  00:00:00» E d i t
 » 静寂と海 
静寂と檸檬

 
 打ち寄せる波の音さえも
 全く聞こえないような
 静寂と漆黒

 いったいどのくらい彷徨った

 僕はどこをどう歩いてきたのか

 静寂を破るように浮かんだ
 半月よ
 願いが叶うなら

 ただ一筋の道だけでも
 僕に示してくれないか

闇を切り裂く


 
 揺れながら漂う
 黄金帯
 そのど真ん中に
 僕は立ち尽くした


 より強く
 影を生むほどに
 月は僕を照らし
 そのど真ん中に
 僕は立ち尽くした

眼と同化したカメラ


 
 強い光の中にいた
 僕はもう
 どこをどう歩いてきたのかなんて

 どうでも良かった

 静寂を貫く強い光
 そのど真ん中に
 僕は立っていた

叫月

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2007/11/14 Wed  06:00:04» E d i t
 » 誰か仙豆ください。 
 微妙に暖かい日々が続いて11月らしさを感じない今日この頃ですが、昨年もこのような事を書いた次の日に、ガッツリ冷え込んだ経験を持つ者です。

 あ~ヤレヤレ。

 11・12月は体力勝負の月間なので風邪などをひいていられないのです。

 例年、この時期にノドから風邪をひくという法則に気付いた私は、今年は仕事中に「濡れマスク」を装着しております。ちゃんと保湿成分を染み込ませて売っているようなご立派なものではなくて、マスクの隙間に水道水で濡らしたガーゼを忍び込ませて潤いを確保しております。

 おかげさまで、くちびるも荒れませんしノドも快調でございます。
 濡れマスク万歳!!

 ただ、セクシーなくちびるを皆様にお見せできないのが残念で・・・


 ・・・

 ・・・


 ・・・あ、いかりや長介みたいなくちびるの話はどうでもいいですか。ダメだこりゃ。

 
 そんなに気をつけているにもかかわらず、体調を崩したのは誰だい?
 ・・・はい、すみません私です・・・

 
 バンバン喰って、バンバン寝て、体力の回復には十分気をつけていましたが、最近依存症になりつつあった栄養ドリンクを全部飲み尽くしてしまったら、蓄積されていた疲労がカラダの前面に一斉に押し出されて来たようなヘロへロ状態だった日曜日に、図に乗ってナマモノ喰った後にソフトクリームなんて喰ったものだから・・・

 フクフク丸は38のダメージをうけた!
 フクフク丸は どく におかされた!

 フクフク丸はべホイミをとなえた!
 MPがたりない!
 
 フクフク丸はキアリーをとなえた!
 しかし、こうかはなかった!




 あぁ・・・超ハラ痛ぁぁぁ おぶおぶおぶおぶ

 月曜・火曜の2日間でなんと3kgのダイエットに大成功!!ビリー隊長も真っ青!ついでに私の顔も真っ青(別な意味で)!(これでダイエット関連のトラバが付くこと間違いなし!!)

 ハラ痛いだけで熱も出なかったからガンガン水飲んでちゃんと仕事しましたけどね。
 フラフラのフラガールでしたけどね。
 
 
 3日目にして見事に回復した頑健ハイパワーな私ですが、皆様も肉体疲労時の栄養補給の仕方には十分に気をつけ、何かと慌しくなる年末に向けご自愛くださいませ。

 あぁ・・・口内炎まで出てきやがった・・・
2007/11/11 Sun  06:17:52» E d i t
 » 昭和シチュエーション 
猫vs干物


 最近じゃ、こんな風景もあまり見られなくなってしまった港町。
2007/11/10 Sat  05:45:13» E d i t
 » エビ食って物思う~八宝菜 
 白菜・玉ネギ・ニンジン・タケノコ・椎茸・豚肉・イカ・エビ。

 これが昔から変わらぬ私の実家の八宝菜の具です。
 オイシイ物がたくさん入っていて、昔から大好きな料理のひとつです!!

 具の種類数を言うのであれば時として、「五宝菜」「九宝菜」になったりもするのですけれど、一応、スタンダード仕様では文字通りの「八」種類の具が入っています。

 先日、実家でご飯を食べた時に八宝菜が出てきたのです。
 我が家の八宝菜にずいぶんと馴染まないゴリゴリした食感のエビが入っていました。
 
 いつの頃からかずいぶんと当たり前になっていて気が付くことすら無かったのですが、エビの殻が剥けた状態で。


 ここら辺では前浜で甘エビが上がるので、夏場の漁期には超新鮮ぷりっぷりのヤツが店に並び、刺身で食べます。
 そんな地域なので、八宝菜に入れるエビも殻つきの甘エビと相場が決まっていたんですよ。以前は。ゆでてから殻を剥いて八宝菜に入れるのが面倒くさいから、頭をもいでそのまま殻つきで入ってました。

 加熱されるからある程度は殻も柔らかくなるので「カルシウムだから」とか「ダシが出るから」などと適当な理由をつけてそれをムシャムシャと食べてきたものです。あ、神経質なA型の妹だけはなぜか、小さい頃から八宝菜のエビさえもちゃんと殻を自力で剥いてから食べてましたが。でも、ごく稀に母に時間の余裕があった時には、私たち兄弟も手伝ってエビを塩ゆでしたヤツの殻を剥いてから八宝菜に入れたりというのもあることはありました。
 
 そんなだったので八宝菜と言えば、あの下手すりゃ歯の隙間に挟まっていつまでも取れないエビの殻の食感と対で思い出すんです。殻を剥いて入れると、甘エビの甘さと濃厚な味わいが広がるのと、食べるとモチモチした食感であることを覚えているのです。

 
 それが、ふと気付くと殻が剥かれた、ゴリゴリした甘みも感じないようなエビが使われているのです。


 もちろん、輸入品のシーフードです。
 中国で加工されたのか、ベトナムで加工されたのか、とにかく輸入品のシーフード。 

 エビの殻を剥いたことのある人は分かってもらえるでしょうけれども、あの労力、そして途中で身を折らずに上手に剥く難しさは、コツをある程度つかんでいてもなかなかの物です。
 
 それがいとも容易く、生の殻つきのエビを買うよりも遥かに安価で、もはやどこのスーパーでも手に入れることができます。殻剥いて、ゆでて、凍結してあるんですから。
 解凍して料理に突っ込めば良い状態なのですから。
 便利ですよ。

 「ずいぶんと便利さに慣れてしまったなぁ。」と、感じたんですね。 
 
 ゆでたエビの殻を剥けば殻の尖ったところが指に刺さったり、ニオイが残ったり、汁が飛んで服についてしまったり、殻のやり場に困ったり、でもタマゴをしゃぶるのがすげぇ美味しかったり、折れてしまったのをつまみ食いしたらあまりの美味しさに次から次へと食べてしまって八宝菜の具としてのエビがわずかになってしまったり・・・いわゆる「産地」の人間で、間近にナマの素材を見て、生活の中で触れて実感しながら育ってきたからそういう思いが沸くのかもしれません。 

 
 アジアのどこかで養殖してもらって、ゆでてもらって、さらに殻を剥いてもらって、さらに小分けしてもらって、凍結してもらって。

 その手間に感謝する反面、「快適さ」「便利さ」「生活の工夫」を外部発注して、そのうち自分じゃ何もしなくなってできなくなって、安い金払って文句ばっかり言うようになってしまっている自分たちの生活の現実に思いが至って、なんだかダシも出なくて味気ない殻むき冷凍エビみたいな生活を自分たちが作り出してしまっているんだなぁとか物思いにふけりながら、大好きだったハズの八宝菜を怪訝そうな憂鬱そうな顔しながら食べている私がいたのでした。

テーマ:ふと気づいたこと - ジャンル:ライフ

2007/11/09 Fri  00:00:00» E d i t
 » 吐息物語 
     ・・・ふぅ・・・

 すでに冷たく震える自らのその手に
 君は白くて曖昧な吐息を吹きかける

 北風に放熱する
 霜月の朝
 北の海

放熱
2007/11/06 Tue  18:02:09» E d i t
 » RO&Dに乾杯。 
 GHCタッグ王者を決めるトーナメントが終わり、さらにタイトルが初防衛戦で移動したこともあり、今週のプロレスリングNOAH中継はその一連の流れを追っての編集だった。

 トーナメントを制したのはRO&D(あーるおーでぃー、Roughly Obsess and Destroy・・「破壊屋暴れん坊」みたいな翻訳で良いですか?何か適当な日本語ありますか?)のディーロ・ブラウンブキャナン

 私、TAKAみちのくが全日本でRO&Dというチームを組んでいたこと、その外国人たちが活き活きと活躍していたことは雑誌で知ってたけれど、正直なところその後今年の春先にNOAHに参戦したブラウンとブキャナンの泣かず飛ばずぶりに存在を忘れていたくらい。
 登場当初はGHCタッグに挑戦したものの、最近じゃ完全に興行の中継ぎ外国人として一昔前のスコーピオのような「3人タッグ要員」的な位置づけに立たされていたのだろうか・・・。

 地上波ではテレビに映る機会も少ないこの二人なので存在すらも忘れかけていたのだが、本命「モリシ&ヨネ」のトーナメントを全勝で制して獲得したGHCタッグベルトを、二人が二人とも愛しそうに大切そうに抱きかかえて喜びを噛み締めたのには、ビックリした。
 もっとラフスタイルで「俺たちが取って当然」みたいな態度を取るようなレスラー達だと思っていた。

 ディーロのローダウンやスカイ・ハイ・ボム(トップロープからのスパイン・ボム)の破壊力や、ブキャナンのアイアンクロー!・・・彼らの試合は、素晴らしいじゃないか!!分かりやすくて強烈で、表情があって身体全体の感情表現のあるプロレス。然るべき活躍の場を与えれば、彼らはもっともっと大きく化ける!化けられる!!


 丸藤&杉浦が初防衛戦の相手となり、その攻防はまさに一進一退。

 カラダの小さい丸藤&杉浦に対して、ブキャナンの手のデカさが光る光る。あそこまで顔全体を覆うようなアイアンクローなんて、昔の映像で見るエリックのオヤジのしか見たことがない。同じような技をNOAH常連ガイジンレスラーのバイソン・スミスも使うけれど、バイソンのそれは痛そうだけど手があそこまでデカくないから見栄えしない。

 いまどき、手のデカさだけであそこまで観客を引っ張れるレスラーは貴重だ。
 右手で杉浦をクローしながら、スワンダイブで飛んできた丸藤を左手のクローでキャッチした場面なんて、曙似の赤ちゃんが卵から生まれたのよりもずっとファンタスティックだった。

 さらに動けるし、飛べるし、倒されても倒されても吼えながら立ち上がると来たもんだ。
 
 ディーロは顔の表情が分かりやすくて動きも軽快で、決してNOAHが誇るスピードスターの丸藤に引けを取らないスピードとそのスピードで展開されるプロレスのテンポのよさに観客も次第次第にグイグイ引き込まれて行くのが目に見えて分かる。

 こいつら、面白い!!

 はっきり言って、今のバイソン・スミスの数倍面白い! 

 ちょっとRO&Dから脱線する。
 
 バイソンは今までNOAHの手薄なガイジンレスラーのトップを張り続けてきた。
 自分の存在を脅かすような強豪ヘビー級ガイジンレスラーが継続参戦して来た事は無かったから、凄すぎる日本人トップレスラー達に対してどこか自分を抑えるようなプロレスに終始し、飛びぬけたパワーを持っていながらも宝の持ち腐れになっていた部分があると思う。変に余裕を持って「無難に試合しよう」というのが見えてしまうと、ファンもイマイチそういう選手を応援しにくい状況になる。
 バイソンはもともとがショッパイレスラーだったのが、スコーピオと組んだ辺りから惰性で試合をしているレスラーになってしまったように感じる。

 今、胸骨骨折で欠場中のバイソンは今回のRO&Dのプロレスを見せつけられ、さらにサモア・ジョーの初参戦→GHC挑戦に発奮していることだろう。また、そうでなければNOAHにバイソンの居場所が無くなってしまう。下手なプロレスだったけれどハングリーな戦いをしていた頃のバイソンは怖さがあった。その魂を取り戻し、NOAHにガイジンレスラー・バイソンあり!を印象付けて欲しいところだ。
 
 
 さて、RO&D。
 初防衛戦で負けちゃったけれど、これはきっと大方の予想通りだと思う。
 テレビやネットでの人気はどうあれ、杉浦の会場人気の高さは爆発的なものがある・・・ということはそれだけ実力がついて来ている証拠だ・・・し、丸藤にいたってはすでに世代交代の旗手として認知されているタッグであり、トーナメントでベルトを奪取したとは言えNOAHでインパクトの強い試合を残していないRO&Dへの期待感はきっと薄かった。

 しかし、それを見事に覆して素晴らしい試合を見せてくれた。
 初防衛に失敗したとは言え、王者組に対して「大健闘」という言い方は相応しくないだろう。しかし、ファン(私)の期待や予想、過小評価に対して「ディーロ&ブキャナンここにあり!!」を強く印象付けたことは、ある意味つまらない試合をして勝った以上に価値のあるものだ。

 彼らのシングルマッチにも期待したい。

 お互いに死力を振り絞って戦った相手、丸&杉にベルトを渡して抱擁することで表現した敬意は、彼らにとって最も似つかわしくない、予想だにしなかったタイトルマッチのハッピーラストシーンだった。

 試合で魅せ、インパクトを残し、潔く負けを認めたRO&Dに大声援が送られるのは当然の結末だった。プロレスLOVEのポーズよりも、TAKAの言葉よりも何よりもプロレスへの愛情が伝わってくる良~~いプロレスだった。

 タイムラグ2週間(!)で見た私もハッピーな気持ちでテレビの前で拍手しました。

 ありがとう!RO&Dに乾杯!!
 そして、これからの活躍に期待!!
2007/11/02 Fri  05:44:49» E d i t
 中日ドラゴンズ53年ぶりの日本一、おめでとうございます!!

 53年ぶりって何年ぶり?
 53年前って昭和29年?

 ・・・私の父が6歳の頃???・・・
 おめでたいのは分かるのですが、中日ドラゴンズについては現在監督の落合がロッテから来た頃の宇野とか郭源治、あるいは大豊やパウエルくらいの時代までしか知らなくてすみません。かなり強い球団のイメージなんですけどね~、日本一にはなかなか届かなかったんですね。
 あ、今となっては川上、谷繁、ウッズくらいしか分かりません。

 ちなみに広島やヤクルトはほぼ選手名を言えません。パリーグの球団の選手の方が知っている選手が多くなってきた今日この頃です。

 そんな状態で中日讃歌も書けないので、せっかく北海道に良い塩梅で定着してきた日ハム目線で書きます。

 誰もがこんな事書かないでしょうけれど、私が書きます。

 日本二、おめでとう!

 誰がどう見たって勝てる戦力が揃ってないチームでしたよ。今年の日本ハムは。ファミスタだったら絶対選ばないチームですよ。

 私、昨年の日本一の時点で絶対的ムードメーカーの新庄が引退し、精神的支柱たる小笠原も巨人にトレード、さらにリリーフエースの岡島はアメリカに行ったし、もうしばらくは日本一を決めるような大舞台に立つ日は来ないと思い込んでましたから。そんな記事を昨年書いたような気がしますから。

 とにかく予想通りの極貧打線。
 打てない打てない。稲葉がひとり首位打者取ったくらいで。

 それなのに日本で二番になれるッ!!
 できる!できるのだ!!

 打てない分走る、守る、そしてダル。

 ダルビッシュがスーパースターへと変貌を遂げようとしている。とにかくこの男、目立つ。顔、スタイル、言動が全て派手で、しかも投球内容がそれに合致している。
 んんんん~まさにプロ。プロフェッショナルベースボールプレイヤー。

 私生活で騒がれれるのはヒーローだから仕方ない。長嶋茂雄だって「僕の時代に現在のマスコミだったら、とっくに潰されてましたよ」と述懐するくらいだから、スキャンダルで騒がれてそれに釣られて見に来た客を野球で唸らせてファンに変えるだけの実力・気迫・闘志を持っているダルビッシュは、その肝っ玉に於いても低迷する日本球界の救世主とも言える存在になれるかもしれない。
 150キロ越えの直球に鋭い変化球。低く集める制球力。
 さらに!なによりも「ここぞ!」の場面でなぜか相手のバットが折れるッ!!少女マンガみたいな顔をした、スポ根マンガみたいな野球選手。それがダルビッシュ!!

 ダルビッシュがライバルとして煽ったから、クライマックスシリーズでは、今年のパリーグの数字上の最強投手ロッテの成瀬が注目されたし、楽天の田中マーくんとの華のある投げ合いは優勝戦線に関係なく北海道では中継された。日本シリーズ前には中日の大砲・タイロン・ウッズに「勝負に行きます」と挑発し、見ている方をワクワクさせてくれたり。必要以上の言葉のやり取りを不遜としがちな日本球界にあってマスコミ報道を上手く利用して相手ともどもファンにも心理戦を仕掛けて行く若きエース。

 とにかく北海道では、そんなダル魔法に掛けられて神様・仏様・ダル様な状態なのである。面白い選手になったものだ!私もまた心地良くダル魔法に掛けられているひとりだ。

 日ハムと言えば昨年の今頃は新庄以外の選手を知らなかったという人でも多分、今ならばダルビッシュの顔と名前は一致するだろう。成績以上にプロとしてそれだけのことをやってのけた沢村賞受賞なのだ。

 忘れてはいけないのが、ダルが先発する時には必ずマスクをかぶるキャッチャー・鶴岡の存在だ。鶴岡こそがダルビッシュを覚醒させた立役者であり、ある意味、ダルの奥さんになるサエコさんよりもダルをダルたらしめる存在だ。

 まぁ、ダルビッシュが投げて負けたんだったらしょうがない。

 と、諦めきれる事自体がエースの証明。

 昨年はダル・八木・金村・武田勝あたりで勝てるローテーションを組めたのが、今年は八木・金村・勝の不調、楽天からグリンの加入があって勢いづいたものの、昨年の鉄板リリーフ陣を支えた武田久・マイケルの炎上が目立った。
 
 ダルひとりじゃ勝ち続けられない・・・
 マイナス要素を挙げ連ねれば全くもってキリが無い。

 のに、なぜかなぜだか日本二だ。
 
 これはかなり凄いことだ。

 野球通の知り合いに聞いても「いやぁ~、分かんねぇなぁ。ソフトバンクとかロッテの方が強いだろうけどなぁ・・・」と言う。
 チーム力なのだろう。ヒルマン監督はクライマックスシリーズでロッテを破った時に「シンジテマシタ!」なんて言ってたけれど、信じられる要素なんてダル以外に何一つ無かった。

 まさにヒルマン監督が手塩にかけて作り上げた最高芸術作品が、昨年ではなくて今年の日本ハムファイターズだったのだと思う。
 その製作総指揮者がシリーズ前にアメリカのメジャー球団と監督契約したという報道が出てしまえば、士気に影響しない方がおかしい。

 短期決戦のシリーズは気持ちのノリが勝負の流れを左右するのだが、左右したのはノリはノリでもオリックスに捨てられて中日に拾われて野球人生を生き永らえた中村ノリだったとはこれいかに。

 中日、おめでとう。
 日ハム、ありがとう。

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2007/11/02 Fri  00:09:08» E d i t
 » 空へ舞う夢 
 風がワルツを奏でて行った
 わたしは遂に翼になった 

舞葉


 空を見上げていたあの日
 空に舞うのが夢だった

 幾度も歌う風の中で
 翻弄されながら

 この時を心待ちに待った
 そしてわたしは遂に翼になった

翻弄と夢の中




 水面に映えし憧れの空へ
 舞い踊り 揺れ落ちる 


川


 
 川は静かに流れて行く


(写真はクリックすると別窓で大きく表示されます)

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2007/11/02 Fri  00:00:00» E d i t
 » 熱志 
灯火


 秋のともし火が山野に響き
 やがて来る白い季節を思わせる

 おまへはその幾多の目覚しい色彩の下で
 陰鬱に目を開いていた
 
 考えるのも壮大すぎて馬鹿臭くて
 思うだけでも尊大すぎてしらけてて

 それでも目を開き幾多の目覚しい色彩に
 陰鬱に目を開いていた

種「志」


 辺りを見渡せば
 似たような顔が陰鬱そうにひしめいていて

 自分が自分であることの意味ばかり求めてて
 にもかかわらず他人と比べてばっかりで

 おまへは言いよどんでいたが
 苦悩や後悔は伝わった

 だがしかし
 無限の歴史の中でおまへはたつたおまへ一人だけなのだ

 紅のこの季節に爆ぜた幾多の種が
 芽吹く確率は

 雨風に晒されながらも葉を広げ
 花咲かせる確率は
 
 陽に照らされながら実り
 種を蒔く確率は

 おまへはそのわずかな隙間を潜り抜けて
 今のおまへになつたのぢゃないか! 

 もう一度言う
 無限の歴史の中でおまへはたつたおまへ一人なのだ!

秋風のワルツ


 熱き頬をすり抜けて
 秋の風がワルツを奏でると

 野山がダンスを始めた
 おまへは生きている

 輝きながら
 燃えながら

 (写真はクリックすると別窓で大きく表示されます)

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