フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
04 « 2006 / 05 » 06
 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.
--/--/-- --  --:--:--» E d i t
 » スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --

top △ 
2006/05/30 Tue  14:57:50» E d i t
 » 地デジ 
 あの。

 「地デジ」「地上波デジタル放送」を指している事は分かってるんです。
 
 だいぶ前から騒いでますし、いよいよと言う感じでNHKでも特集やるとか言ってますから。

 「地デジ」
  
 「ち・で・じ」  


 ・・・


 最初にこの言葉を聞いてイメージしたのが
 
 「血出痔」

 という恐ろしい漢字変換だったのですよ。

 ちょうどその頃、知り合いが数十年来の「出痔」に“グッバイ青春”したところで、その手術が麻酔が効かなかった事とか、しばらくは寝返りを打つだけであたり一面が血の池地獄になった事、排泄の際は失神者続出だったりした事・・・そんな恐怖新聞のような体験談を聞いたばかりの頃だったもので、そんな漢字に脳内変換したんでしょうね。

 いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・

 今日もしきりに「地デジ」という言葉が使われ、そのつど「血出痔」を思い出す私がいる・・・

 そして、これを読んだあなたもすでに「血出痔」仲間だ。ごめんあそばせ。 

 あ、地上波デジタル放送については良く分からないので勘弁してください。
スポンサーサイト
2006/05/29 Mon  13:59:14» E d i t
 » 風・流れる 
 空気の流れは留まらない
 今
 袋小路に行き詰った風ならば

 つむじを巻いて
 空に吹き抜けて行けたら良い

 風は
 目には見えない
 何かを運ぶ
 雲を運び
 雨を呼ぶ
 雨を飛ばし
 雲を消す

 風は気まぐれ

 風の出口が見つからなくて
 厳しくて
 冷たくて
 気持ちがバンバンに膨らんで
 痛くて痛くて泣いてるなら

 壁の向こうに逃げても構わない

 少しその風が抜けて行ったら
 そこから出ておいて

 風は小さな気持ちに閉じ込めちゃいけない
 同じ痛みなら
 暗闇に怯えて泣くよりも

 明日笑えるように
 今日泣こう

 その風は必ず吹き抜けて行く風  
2006/05/26 Fri  05:48:20» E d i t
 » 緑の帰り道 
 20060526052701
 道端のたんぽぽ綿毛


 不思議そうな顔で見てるから
 私は近くから思い切り息を吹きかけて
 綿毛は辺りの空間の重力をしばらく無視
 おまえの周りだけを囲む雪になった



 その様子を見たおまえは
 なにかを思いついたかのように
 「ふー ふー」
 と
 声を出した



 息子よ
 声を出しても
 綿毛は飛んで行かないんだよ


 おもむろにおまえは綿毛をつかんで
 自分の口元に寄せ
 
 ・・・あ、食べてる

 食べんな!!

 不味そうな顔をして「おえー」とか言ってる
 そんなおまえを見守るように
 浮かんだ綿毛のひとつの羽が
 おまえの頭の天辺に降臨した

 いつかこの伸びた影も
 逆転する日がくるのだろうな
 
 なんて思った
 父と息子の夕方散歩 
2006/05/24 Wed  15:55:39» E d i t
 映画、かくあるべし!
 短時間にストーリーを凝縮させるのだから、分かりやすいのが私は好きです。
 かつ、ハッピーエンドであれば尚良い。
 映画や漫画に妙なリアリティーよりも荒唐無稽で元気になる要素を求めている者です。 

 島本和彦という漫画家をご存知ですか?え?私は名前くらいならご存知でしたよ。詳しくは知らんかった。
 おお、北海道出身ぢゃないかよッ!!こりゃ興味アリアリですよ。
 私、名前は知ってたんですが残念、彼のマンガは読んだことが無かったのです。

 

 で、この前レンタルDVDで借りて来た「逆境ナイン」

 ヤバい・・・一気に熱気に当てられてしまった・・・
逆境ナイン かけがえのない通常版 逆境ナイン かけがえのない通常版
玉山鉄二 (2006/01/25)
バップ

この商品の詳細を見る

( ※ね~、このamazonの機能はいつから付いてたんですか?なんか良いッスね。限られた能力を有する方しかこんなの貼り付けれないと思ってましたが、なんて便利な機能なんでしょう。 )
 青春野球マンガの実写化なのですが、
 野球なんて全ッ然知らなくても大丈夫です。
 この映画、面白すぎです。
 面白すぎです。

 鼻血出る。推奨。大推奨!!
 3歳の子供が見てても笑ってました。
 30歳の男が見てて泣いてました。

 んで、調べたらこの原作者のマンガ、とんでもないです。
 荒木飛呂彦毒とかなかいま強毒MOO.念平毒新沢基栄毒古谷実毒・・・
 小林よしのり毒梶原一騎毒、さらに水木しげる毒まで耐性が付いてるこの私が・・・
 ちょっとやそっとで感涙にむせび泣くこの私がァァァ・・・
 
 この熱血はなじむッ!
  やはり煮え滾る熱血はよ~ッくなじむッ!!
   最高に ハイ ってヤツだァァ!!!

 ちょっとその熱気に中てられて来て下さい。
 もう、ココに飛ぶだけで鼻血出ます、鼻にティッシュ詰めてクリックしてください。

 →逆境ナイン
 
 もう一丁!→逆境ナイン 


 この熱血マンガ家、なんと名セリフ集が3冊も出ているという凄まじさです。こうなるとマンガも哲学です。
 
超約炎の言霊 超約炎の言霊
島本 和彦 (2005/06)
朝日ソノラマ

この商品の詳細を見る

 「ひとつ 男はイザというときにはやらなければならない!!
  ふたつ 今がイザというときである
   そしてみっつ おれは……おれたちは男なんだッ」



 こういう事を真顔で言い続ける大人でありたい。
 私は心の底から真剣に思っているのです。

 熱血は時として嘲笑の対象となるけれど、突き抜けた熱血はギャグを超えて行くのだッ!!

 熱血万歳!!
2006/05/23 Tue  06:10:29» E d i t
 

その男は今、30代後半の会社員である。
 理想を語れば大きく、会社での勤務態度も悪くない。
 独身。
 両親と同居する長男


 弟たちはすでに結婚して、各家庭を築いている。

 

友達は・・・いない。
 そして善良な会社員という顔の裏側に、意外な顔を持っている。


 
 ●さかのぼる。

 それはさかのぼれば小学校までなるのだそうだ。
 男は親の財布からお金を抜き出すことに罪悪感を感じない人間になっていた。
 
 その額はだんだんエスカレートして行くにもかかわらず、親は気付かないフリをした。

 家族には兄弟が多かった事で誰がやっているのか分からなかった事と、その男が長男であり表面上は真面目にやっていた事、昼間は両親共働きで留守にしている事、

 そして何よりも親が

 「ウチのこの子がそんな事をするはずがない」という揺ぎ無い信念を持っていたのだろう。

 共働きだからこそやって行けるような家庭に於いて、財布からお金が抜き取られて行くということに気がつかないようなことはあるだろうか?
 
 しかし、その男の親は気付かないフリをしたらしい。
 その男の“弟”たちが両親に訴えかけたところで、その声は両親には届かなかった。

 両親にとってその男は溺愛の対象だったのだろう。

 両親の揺ぎ無い信念は果たして愛情なのだろうか?
 妄信・溺愛・・・


 ●悪魔が笑っている

 小学校高学年~中学生になるといわゆる不良少年たちが登場する。

 その時点で彼らの学校社会の流れについて行けなかったり、漫然と見えてくる「大人が子供に対して言っていること」と「大人の現実の社会」の矛盾に気付き始め、それを言い当てる言葉が見つからなくてそれでも気持ちが抑えられなくて、社会を顧ることなく己の思うがままに振舞ってしまう。 

 そのために必要なのは「力」。
 腕力であり、知力であり、そして財力。

 それが政治の基本であることを少しずつ覚えて行く。

 その点、男は狡猾だった。
 
 叱られないのを「これ幸い」とばかりに、あれこれ理由をつけては両親に小遣いをせびり、両親が渋るとこっそり財布から抜き出す。

 その金は、周りに集まってくる人間たちと遊んだり、中高生では考えられないような買い物に使われた。

 無論、集まってくる人間はいても、それはその男の魅力に寄せられた物ではないからすぐに離れて行く。だから友達はいないのだ。
 そんな調子で大きくなったから腹を割って話すその「腹」さえもが嘘で塗り固められている。だから周りに人はいなくなる。
  
 その男の“弟”たちは、その男の行動を抑止するにはまだ、小さすぎたのだ。

 兄の行為が“弟”たちには“悪”であると映っていた。
 
 なぜか同じ環境にいながら、弟たちはその色には染まっていない不思議。弟たちは兄を溺愛する両親にとって「兄以外の子供」でしかなく、逆にそれが弟たちが普通の感覚を持つに至る理由になっているのだから皮肉だ。

 
 ●理想は思うだけ、語るだけじゃ実現しない

 その男の語る理想は聞いているこちらが気持ち悪くなるほどの夢物語で、男は常にその夢物語の主人公なのだ。その理想を押し付けたのは他でもない両親である。
 両親はその男に理想の世界を押し付け、叱るべき時に叱ることをせずにその男を「理想の世界の住人」にしてしまったのだ。

 親が正すべきタイミングを逃し続けて、やがてその男はオトナになった。

 当の本人は現実の社会に於いて特別な能力を有しているのではないのだと、思われる。会社の評価なり社会的な立場で判断できるモノではないのだが、ひとまず肩書きもない状態ではその夢物語のどの辺にその男が立っているのかを判断しかねる。

 その男の物語の中では「自分は素晴らしい人間であり、それを理解できない世間がバカ」だということになるのだ。誰もが一度は通過する道だろうけれど、さすがに40手前の男がする発想ではない。

 現実の世界では「理想の自分」を実現できていない。
 それに向かう意思さえも感じられない。
 それは、以前、私が話をした時に感じた印象でしかないのだが・・・。
 
 その男の両親もまた、その男と一緒に夢物語を見ているために現実から目を逸らし続けたのだ。そして、その男と両親は「泥」を見た。


 現実に向き合うということは、すごく苦しいことだ。
 自分の矮小さを思い知って、そこから遠い道のりを思いながら踏み出す一歩は、すごく重たいものだ。

 でも、向き合わなければ乗り越えてなんて行けない。
 進まなきゃ、辿り着く事はない。

 その一時的な苦しさから逃げ続けたために、今まで「星」を見られなかったのだ。


 ●現実の自分を見失った時に起こる事。

 “弟”のひとりが、私の親友である。
 ある時、ふと漏らした。

 「ウチのアニキよ~、借金で首回んなくて、親に立て替えてもらってたんだってさ。」

 「ん~、あのアニキならある話だな~、で、ナンボくらいなの?」

 「1500万以上・・・」

 「あ?」
 
 ザ・ワールド!!!時は止まった。
 「おう、俺もついさっき聞かされてよ~、参ってんだ」


 その男はパソコンのNEWモデルが出たと言っては買い替え、携帯の新しいモノが出たと言っては買い替え、部屋は素晴らしいオーディオ関係で埋め尽くされていた。車も、およそ聞かされた仕事内容とは似つかわしくない高級車に乗っていた。

 そのやりくりについて聞いた事はないけど「良い給料もらって、両親と同居してたらこんなにできるんだな・・・」と私はボンヤリは思っていた。しかし、実態はそうじゃなかったらしい。
 

 本人が「残業だ」と言うから両親も問い詰める事無くここまで来たが、どうやらその残業は・・・

 パチンコ屋通い
 らしい。

 その男の部署はほとんど残業をしない部署らしく、偶然、弟のひとりが兄の車を、弟の会社の近くのパチンコ屋の駐車場で数日間連続で見かけたのが切っ掛けでそれが発覚した。

 弟たちは母親から「兄はいつも残業で大変だね」と聞かされ続けていたのだが、さすがに数日間も連続でパチンコ屋の駐車場に兄の車が止まってれば、疑問も沸いてくる。

 パチンコ・パチスロは今はおっかない。
 (以下、収支をつけながら娯楽としてパチンコ・パチスロを楽しんでいらっしゃる方を批判するモノではありませんので、ご了承願います。)
 ハンパなお金で遊べるような物ではなくなっている。
 一度大勝ちすれば、普通の会社のサラリーマンの1ヵ月分の給料なんてすぐに稼げる。

 でも、その一回の大勝ちを拾うために、1ヵ月に3ヵ月分以上の給料をパチンコ屋に吸い上げられているという不可能な収支には案外、気がつかなくなってしまい、「大勝ち」の快感に酔いしれて・・・中毒になる人がいる。 

 やがて、ギャンブルが生活の中心になり、毎日何十万という単位で勝ったり負けたりするうちに、お金の価値が分からなくなる。無論、それが生活の中心になっているのだから止める事ができない。
 もはや自制できないのだ。
 
 やがて、ローン会社から金を借り、消費者金融から金を借り・・・とやってるウチに膨らんだ借金はドンッと1500万円以上!!

 その男はパチンコ・パチスロ依存症だったのだ。

 なんでも問いただしてみたら、もう十数年も続いているのだそうだ。

 両親は「もうしないからさ・・・」と涙ながらに訴えるその男を哀れんで、僅かずつ老後のための蓄えとして貯めて来た貯金を切り崩してはその男のローン返済を肩代わりし、ついに弓も折れ矢も尽き果て、事ここに至って初めてて弟たちに問ただされて語ったのだと言う・・・。

 幸いにして、両親がその男のローン返済のためにお金を借りるという事態には陥っていなかったが、老後のための貯金は無くなったのだそうだ。

 両親のその男への溺愛・妄信、揺ぎ無い信念がつけた実はこんな実だったのだ。

 現実と向き合う勇気を持たなかったり、いたずらに理想ばかりを語って、その割には実際に行動を起さない人間が行き着く果てはこんな姿である。

 両親はその男を庇護するべく、これまで本当に弟たちにまでそれを隠し通してきたのだそうだ。私の親友が「マジで焦った」くらいだから随分徹底していたのだろう。

 両親はきっと「その男依存症」 だったんだろう・・・。そんな症状があるとすれば。 

 両親は、その男を人間として「育てて」いなかった。
 その男を「大人になって行くように」育てられなかった。
 失敗の尻拭いをしてあげることが親の責任だと思い込んでいた。
 子供を護るということは、どんなことがあっても全部両親が解決することだと思い込んでいた。
 そして、なによりも「我が家から落伍者が出る」事を何よりも恐れた。恐れるのは誰もが同じだが、すでに落伍している人間をそうでない風に取り繕って来たのだ。

 自分の体裁を取り繕って大切な事を見失うと、こうなる。

 その男に入れ込むあまりに「両親にそれなりに育てて来られた」と笑う弟たちが兄を反面教師にして立派に育ったのが救いだ。鉄格子の外に「星」は出ているのだ。

 その男はそれでもまだ両親と同居している。
 母親はその男のために飯を作り、洗濯をする。
 その男は今回の問題が発覚してからなおの事、実家に帰りたくない。
 必然的に足が向かう先は・・・

 

 今もなお体裁を取り繕うために、理想は雲の上にあり、現実では「泥」をすすっている。 


 ●ダメな自分を愛せはしない 強く生まれ変われ! 
 現実に向き合う覚悟をしなかったのか、その方法が分からなかったのか、とにかく結果としての「現在」はこんな状況になっている。

 大切なのは過去を振り返って後悔することよりも、今実際に起きている事を受け止めて、「未来」を変えて行くことなのだ。
 だから、ありのままの現実と、このまま進んだ場合のシュミレーション、それからここで道を切り替えた場合のシュミレーションという分岐点の提示が必要となるだろう。

 私の親友とともに私も調べたりしたのだが、なにしろ兄を妄信庇護している両親は弟たちの言う事は馬耳東風なので、とにかく両親の未来を確保すべく精神科の受診を勧めた。

 自分は正常な精神だと思って生活している多くの人にとって、精神科の受診を勧められることは屈辱的なことだろう。

 しかし、今、両親にとっての「勇気」とは現実とこの先をイメージし、その最悪のシナリオを回避する道を選択することなのだ。

 親友は、兄が過去にして来た事に触れないように、現在の両親が置かれている立場を具体的な数字を上げながら説得した。
 両親は「過去」への後悔に取り巻かれ、「現在」への対応に追い着いていなかったから「未来」をイメージすることを忘れていたのだ。

 親友の説得が通じたのか「未来」のイメージが最悪だったのか、両親はついに重い腰を上げて精神科とは違うけれど、そういった「相談室」のようなものに足を運んだ。

 今、やっと現実に向き合い始めた。
 
 両親が気がついて金の補給路が断たれれば、その男は勝手に自滅する。
 自滅した時が本当の、本当の、その男の始まりなのだ。

 世の中は誰かが何とかしてくれるものではない。
 自分が自分の責任で色々やっていく中で協力者が集まって、それが友人になり、自分の世界が広がっていくのだ。
 成功という名誉を手に入れるのも自分ならば、失敗の尻拭いをするのも自分だ。
 何を成功と呼び、何を失敗と呼ぶのかは人それぞれ。

 でも、成功も失敗も挑戦しないことには至れない。これは真実だ。


 色んな事を経験しながらそういう事に漠然とでも気付いていくのが、大人になるって事だと私は思う。
 その②で語ったとおり、幸運にも幼少期の“僕”の身の回りには当たり前の大人がそれを示してくれていた。

 だから今はダメダメなその男にさえも、自分のダメさを受け入れてそこから謙虚に歩み出そうという姿勢が見えるならばエールを送りたいと思う。

 今、親友の両親には「星」が見え始めた。
 この「星」はその男の上にも輝いている。

 ただ、それを見つけられるかどうかは・・・自分次第なんだな。

 関連記事「時間とお金の関係 自由と自律番外編」
     (コメント欄含む)
2006/05/21 Sun  06:25:22» E d i t
 » 金で買えない物②「僕」の話 
 ●モノを持つ事。

 やがて、小学校も中・高学年頃になるとコレクションする趣味が流行り始める。
 キン肉マン消しゴム(キン消し)、ビックリマンシール、マンガ・・・

 子供たちは小遣いと知恵を使ってコレクションを増やそうとする。

 今で言う所の「レア物」の売買とか。
 「レア物」とそれなりの物を1:3とか1:5で交換とか。

 この辺でもすでに異常だが、当人同士の交渉が成立してるからまあ良いとして、

 ガチャガチャを破壊する。
 金を入れずにガチャガチャを出す手段を考える。
 万引きする。

 なんて方法さえも思いつく。
 経済の構造が見えない幼少期、無邪気さは時として悪だ。
 
 私も「人の物を盗むのはイケナイ。けれど、お店で売れ残るように並んでいる商品のひとつやふたつ、黙って貰っても良いべ?」

・・・くらいの軽い気持ちでオマケつきのお菓子やなんかをかっぱらったことがある。

 何度か成功し続けると感覚もマヒして、子供なりの言い訳もちゃんと覚える。
 店員に見つかったらこう言うのだ
 「あ、お金払うの忘れてた。ごめんなさい。今度から気をつけます。」

 でも無論、所持金0。


 ●天網恢恢祖にして漏らさず。
 
 感覚がマヒし始めると、狙う獲物のグレードは上がって行く。
 最初のウチは20~30円のお菓子だったのが、文房具になり、ちょっとしたおもちゃ・・・と。

 クラスの中でこっそりと、まるで競争するかのように盗んだ物を自慢し合うグループみたいのも形成される。
 
 そうしてみんなで相乗して行くのだ。 
 その“戦果”でグループ内の序列が決まったりするもんだから競争になるのだ。
 僕はそんなグループに属していた。
 本人たちは全員最初はそんなつもりではなかったのだ。
 いつの間にかそんなグループになってしまっていたというだけで。

 刺激的で冒険的なスリルを楽しんでさえいた。
 でも、普段遊ぶ仲の良い友達とは違うグループだったのは、それが漠然と「悪い事」だとそれぞれに分かっていたからなのだ。

 「罪と罰」が漠然であるが故にスリルがあり、それゆえにエスカレートして行った。


 そんなある日、近所の小学生が良く通う雑貨屋のおもちゃに手を出して、逃げようとした時、店屋のオッサンに抱きかかえられた。

 

「そのおもちゃ、560円だよ。」
 「なんの事ですか?」
 「560円だよ。」
 「僕、そんなの持ってないよ。」

 「じゃあ、これなんだ??」



 オッサンは僕のズボンのポケットから「太陽の牙・ダグラム」のチョロQを取り出した・・・

 雑貨屋のオッサンは溜息をついてこう言った。

 「今日の事は学校に連絡はしないから、お父さんとお母さんにお前から話をして、ちゃんと謝りに来い。それができなかったら、俺は学校にお前の学年も名前も連絡するからな。分かったか。」



  マヒしていた感覚が一気に現実に引き戻される。
 「なんでこんな事になっちゃったんだろう」とただその言葉だけが頭の中で巡り、やがて自分のやったことが「罪」なのであるという結論に至る。

 「悪い事をしたのだ」という認識は多分今までも持って来た。
 でも「みつからなければ、良い」という思いがそれに蓋をして、慣れるウチに罪悪感がマヒしたのだ。

 

 その夕方、母親にそれを話した。
 
 そして晩に、父親に話した。

 僕の父親は言葉より先に手が飛んでくるような「昭和のあたりまえの父親」だった。なにより怖くて、後悔も入り混じって僕は泣きながら、しゃくり上げながら父親にそれを話した。
 
 父は僕の話を聞いた後、経済の仕組みを小学生が理解できるように教えた。

 「お父さんが仕事に行くのは、働いて給料をもらうためだ。」
 「その給料でご飯とか服とかお菓子とかおもちゃを買えることは分かるだろ?」
 「お菓子とかおもちゃをお金で買って、そのお金が作った人のところに行くんだ」
 「そのお菓子やおもちゃをお金を払わないで取ったりしたら、どうなる?」

 「働いても給料がもらえない人が出るだろう?」
 「給料をもらえなかったら、その人はご飯とか服とかも買えなくなるよな?」

 「良いか?物を盗むって事は他の人の生活を苦しめてる事なんだ」

 

 その日は父親の手はついに飛んで来なかった。
 それがグッと胸に来た。

 父親に手を引かれて、雑貨屋に謝りに行った。
 顔見知りの雑貨屋のオッサンに頭を下げて謝る父親を見て僕はまた泣いた。

 泣いて泣いて、次の日腫れ上がったマブタで登校して、例のグループに別れを告げた。

 ほどなくして、そのグループの一人が万引きで学校に通報されたという噂がクラスに走った。
 彼はしばらく学校を休んだ。

 その彼の万引き癖は、その後も続いた・・・


 ●分かれ道

 

「二人の囚人が鉄格子の中から外を眺めたとき、ひとりは泥を見た。ひとりは星を見た。」


 失敗した事や間違った事は、自分自身がそれを受け止めることさえも時として困難だ。ましてやそれが、その失敗を最も知られたくない人に知らせなければならないなんてたまらなくイヤな事だ。

 しかし、その「最も知られたくない人」がその失敗や間違いを良い方向に向かせてくれる「鍵」を掴んでいる場合が多い。
 でも、叱られたり呆れられたり・・・見放されるのが怖くて多くの場合、失敗や間違いはそのまま放置・隠されて、連鎖して取り返しのつかないことになって行く。

 社会問題の全てがそうじゃないか。

 失敗や間違いを止めるのは、ほんの少しの「勇気」なのだ。

 勇気とは恐怖を感じないことではなく、恐怖を知り、それを乗り越えることだ。



 雑貨屋のオッサンは僕にその「鍵」を掴むチャンスをくれた。
 僕は「一番知られたくない相手」である父親に話をすることで「鍵」を手にした。
 幸運だったのは我が家の父親が自分の体裁のために子供を「飼っている」人間では無かったことだ。

 僕は幸運にもその失敗という鉄格子の中から「星」を見つけたのだ。 


 ●子供を守ることは自分を守ること。 

 子供は物事が分からない故に純粋でもあるが、純粋であるが故に好奇心の赴くままに間違った道を歩む時もある。

 それが親なのか先生なのか、はたまた近所の雑貨屋のオッサンなのか、親戚のオジサンなのか、それはどうでも良いんだが、子供が危うい道に足を踏み込んだ時に気付いてくれる大人が必要だ。

 そして、大人はそういった場面での道を正す方法を身を張って提示しなければ、子供の心身には染み渡らない。


 「愛」「教育」は上っ面だけの美しい言葉じゃなくて、もっともっと熱い物なのだ。
 時に厳しく、時に優しい顔を見せる。

 そういう荒ぶる「怒涛」なのだ。
  
 
 幼い日の僕の身の回りにはその当時でさえ絶滅しかかっていた「あたりまえの大人」がいたのだ。

 今では「あたりまえ」が「あたりまえ」じゃなくなってしまったけどもね。 

 あたりまえじゃなくなった先に、行き詰って「泥を見た」男とその家族の話を、次回。
2006/05/19 Fri  05:53:02» E d i t
 ●あの日の“ともだち”
 
 小学校入学前の記憶。

 小さい頃、お菓子やらちょっとした玩具やらを買ってくれるような、友人とも呼べないような“ともだち”はいませんでしたか?

 何日かに一度、公園にフラーッとやって来ては、
 「母さんからお小遣い貰ったから、アイス食おう。」
 「今日はお菓子にしよう。」
 ヒラヒラと子供が見たことも無いような紙のお金をポケットから取り出す。
 
 ホイホイとその“ともだち”についていく数人・・・。

 私は子供の頃、町営の団地に住んでいた。
 子供が一家に3人も4人もいた時代だ。
 子供たちは年代・性別・趣味・遊び方のレベルでグループに分かれていた。

 その“ともだち”は結局、どこのグループにも入れなかった。
 
 多分、子供心にこんなことを思っていた。
 「お菓子やアイス、おもちゃと友達になるワケじゃないのに」って。
 お菓子もアイスもおもちゃも好きだったけどね。

 
 ●“ともだち”の正体。

 団地に住んでる子供の親の経済事情なんて、今になってみればさほど難しく考える必要もない。

 くだんの“ともだち”だって着ていた物を思い出せば、いつもセルリアンブルーの薄汚れたジャージに広島カープの野球帽だった(気がする)。

 何のことは無い。

 親の財布から金をくすねては、友達が欲しくて物で釣る事を考えていたのだ。

 大人たちのする団地の噂話が子供に届かないなんて事はなくて、ほどなく、公園のみんながその噂話をしていた。

 “ともだち”はしばらく顔を見せなかったが、その後お金を持って来なくなり、それが元でいじめられたりしていたがいつの間にか普通に遊べるようになっていた。

 “ともだち”はお菓子やアイスやおもちゃ・・・お金が友達を作るわけじゃない事を学んだのだ。

 
2006/05/17 Wed  10:46:01» E d i t
 » 初めて見たプロ野球。 
 家から車でたった1時間半の所に札幌ドームがあります。

 これがまた近くて遠い距離で「どうせこんな近くだからそのうち行くことになるべ」って思い続けて5年が過ぎました。
 微妙なんですよ。
 物理的に近いんだけれど、心理的に遠い距離っていうのか。

 さすがに4~5万人収容の施設ともなれば、野球のみならず様々なイベントが行われます。
 B'z、サザン、GLAY・・・大規模動員が見込まれるライブツアーとかはドームでやるみたいです。
 なんやかんやで嫁さんは知り合いとGLAYのライブに行ったりしてます。
 
 でも、私は人ごみがキライ。

 人ごみや列を為してまでどうにかして見たいほど情熱を掻き立てられるのはプロレスくらいな物ですし、プロレスでは札幌地区だけではドーム興行の採算が合わないから札幌ドームではやりませんし、プロ野球はそれこそ「そのうち行くべ~」と思っているうちに今に至るワケで、札幌ドームに行った事が無かったんです。


 5月14日 日曜日。
 
 行ってきました札幌ドーム。
 ついに永遠に来ないと思われていた「そのうち」がやって来たのです。

 前日に遠路遥々釧路からロングドライブでやって来たプロ野球ファンの義父母となぜかおまけでついて来た甥っ子2人(6歳・3歳)姪っ子1人(4歳)。
 (※その親たちが付いてこなかったってのがポイント。この子たちは私に懐きまくりなのだ。なぜか知らないが子供とお年寄りにはモテる私は、年頃のお姉ちゃんにも少しくらいはそのフェロモンが効かないものかと思案に暮れる。) 

 プロ野球ファンとは言え、仕事の関係で義父なんぞは「昔、後楽園球場に 大毎オリオンズ と 東映フライヤーズ の試合を見に行ったことがあるぞ」(球団名には敢えて注釈をつけませんよ~)と自慢なさるほど観戦経験の少なさを露呈されております。

 義母はと言えば「一昨年、東京の妹(義理の叔母)の所に行った時、東京ドームに巨人・阪神戦見に行ったや~、あははははは」とか言う自由人ぶりである。
 
 そしてかく言う私はプロ野球生観戦経験0。

 

セ・パ交流戦

 北海道日本ハムファイターズ vs 横浜ベイスターズ
 
 第3戦 

 

 日曜日の昼間とは言え、日ハムが北海道に来なくて新庄がいなかったらお客も入らないような素晴らしいカードです。
 
 しかし!日ハムは北海道に来た!
 そして!今年はまだ新庄がいる!!

 見よ!!この外野席の溢れ具合!!うわ~!スゲー迫力のレフト側応援席!!



 ちなみに私たちは内野指定席3列目という超かぶりつきで観戦。
 
 日ハム先発はこの前、ソフトバンクのズレータにボコ殴りされたエース・金村
そして横浜の先発はハマの番長・三浦だッ!!球が・・・速い!!


 うわ、球、速ッ!!
 うわ、ファールが来たッ!! 
うおおおお!ホームランだッ!!!

 選手たちのプレーに小学生のように目をキラキラさせながらイチイチ感動しては「スゲーッ!」「お~しっ」と声を上げる私はかなり優秀な観客だと思います。
 
 うわ、こっち見た!
 うわ、足長~い!!
 わああああ!お尻小さ~いッ!!!
新庄に注がれる黄色い声援



 新庄が動く度に黄色い声を出すウチの嫁さんもまたかなり優秀な観客だと思います。新庄が出ていない場面はどうでも良いようです。

 試合の方は緊張感あるシーソーゲームの末、クリーンアップを完封された日ハムが敗れ、首位陥落しました。ん~残念。 

 途中で飽きてしまった子供たちを、嫁さんと私で代わる代わる札幌ドーム名物の急勾配の階段を往復しながらロビーで遊ばせたり、トイレに連れて行ったりしながら、思わずグッズを買わされたりと、まあ楽しい観戦だったのですが、凄いモンですね。

 あの応援団の旗振りとラッパ吹き。

 試合開始から試合終了まで旗振ったり、応援を合わせたり、各選手の応援歌を歌ったり、ラッパ吹いたり。
 高校野球と違って、ショーアップされた見せ方や間の取り方、観客を和ませるパフォーマンスなんかも「ああ、これがプロ野球なんだな~、野球はガチで、その他は緩めてお客さんを楽しませてるんだな~」と感心した次第です。

 うん。面白かった。

 また行こう。
2006/05/16 Tue  08:33:27» E d i t
 » 別れが辛くて泣く事 
 義父母・甥・姪が帰って行って、我が家に日常が返って来た。

 台風一過。ウルサイのが過ぎ去ってホッとしている反面、さすがに物悲しさは否めない。
 
 まるもい(1才7ヶ月) はまだ分からないから「?」という顔をしてたまに従兄弟を探している風だ。

 ぴっこ(3才9ヶ月) は寂しさに耐え切れない。
 
 楽しくて特別な時間が過ぎ去って行くのは何歳になっても寂しい。
 思わず涙が出てしまうような別れのシーンなんて、今の私にだってある。

 子供ともなればなおさらの事だ。

 明日になれば幼稚園に行って気が紛れて、当たり前の日々にもどるのだけれど、まだ時計を読めなかった子供の頃の時間の流れを思い出せば、その特別な時間がいかに早く過ぎ去ってしまい、そしていつまでも記憶に引っ掛かっていることか・・・

 別れはいつでも寂しい物だ。
 
 だから泣きたければ泣けば良い。
 泣くだけ泣いたら疲れて眠れば良い。

 明日、笑えるように。

 今度会う日がもっと、もっと輝くように。
2006/05/15 Mon  16:12:18» E d i t
 ホッカイドウ競馬所属馬「コスモバルク」がシンガポールの国際G1で勝った!!

 私は競馬をやらないですし、分からない。
 けれど、ホッカイドウ競馬所属の地方馬「コスモバルク」は知っています。
 北海道民・地方ニュースの騒ぎ方は凄いですよ。

 そりゃ「ディープインパクト」とかの名前くらいは知ってるし、テレビのニュースでやるようなG1レース(グレード・ワン・・・獲得賞金が規定以上に達している、すなわち強い競走馬の中でも選りすぐりの競走馬たちが走る大レース)の映像くらいは見るんです。
 G1って国内外の競走馬が集まってナンバー1を決めるレースですよね?
 国際G1はそれを国際レベルでやるんでしょ??

 そこで優勝するって、マジハンパねえ。凄い!

 コスモバルクのように都道府県・市町村が許可の下運営する競馬を地方競馬と呼び、そこに所属する競争馬を「地方馬」と呼ぶのに対して、JRA・日本中央競馬会に所属する競走馬を「中央馬」と呼ぶらしいです。

 中央馬の練習・レース環境に対して地方馬は練習環境および経済的にも比較的厳しい条件下で叩き上げてくるイメージなんですよ。
 私の中では、ある漫画でそうイメージが焼き付いちゃった。 


 「みどりのマキバオー」(つの丸)という競馬を題材にした漫画がありました。
 ジャンプ黄金期の「ドラゴンボール全盛期」に異色の人気を誇り、アニメ化された不思議な漫画でした。

 その中に船橋競馬所属でG1戦線に食い込んでくる“ヒットマン"「サトミアマゾン」という馬が登場します。
 この漫画全体が熱さと涙で作られているんですが、特に田舎者の私が強烈に感情移入してしまうのが「サトミアマゾン」と「ベアナックル」という馬なんです。

 「サトミアマゾン」がヒットマンと呼ばれる所以は「最も強い馬」を見極めてマークし、ゴール直前で差し切って(追い越して)勝つ戦法を得意とするから(漫画の中ではG1レースでの優勝は無い)なのですが、この度「コスモバルク」が取った戦法がまさにこれでした。

 以下地方競馬情報サイトより引用

 

【レース展開】
 逃げたヴルームヴルームの2番手を追走したコスモバルクが、直線に入ったところで抜け出し、五十嵐冬樹騎手のガッツポーズでゴールイン。タイムは2分6秒6。2着のキングアンドキングには1馬身3/4差。



 まさに“ヒットマン”

 競馬はよく分からないんだけれど、快挙なのは良く分かる!

 これが北海道の馬だから尚の事、拍手喝采なのだ。

 すげえぞ!コスモバルク!!
 カッコイイ!!

テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ

2006/05/15 Mon  06:17:39» E d i t
 私がテレビをつけたのは20時25分。
 K-1オランダ大会の模様を映し出しているその番組は8時45分までの枠で放送されていた。

 ワールドグランプリのヨーロッパ予選トーナメント。
 なんだかまた新しい強豪が登場して大活躍をしていたのだらしい。

 我が家は先日から来ている義父母と甥姪、娘・息子で飽和パニックで、テレビの音声も聞こえない状態だった。

 メインイベントは「アーネスト・ホースト vs ボブ・サップ」のハズだった・・・のに、入場してきたのは明らかに練習をしていない体つきをしたピーター・アーツだった・・・

 今朝の新聞によるとボブ・サップは試合開始30分前に敵前逃亡したらしい。
 その代役を、なんと「解説席に来ていたから」というステキな理由でアーツにオファーしたというのだからこれも仰天なのだが、アーツが見せた男気にビックリ仰天なのだ。

 試合のオファーというのは大切で、いくらトップ選手とは言え、いかなる状況に於いても毎日毎日ハードなトレーニングをしているワケではない。戦士にも休息は必要だ。だから、オファーは準備期間を与える意味でも最低試合の1ヶ月前には欲しい所だ。

 最近では総合格闘技HERO’Sでプロレスラー・ケンドー・カシンが試合前一週間のオファーを受けて、柔道の秋山成勲にあっさり破れている。確かに相手側も対戦相手変更でイメージトレーニング・シュミレーションという点ではゼロに戻るのだが、フィジカルな面での追い込みトレーニングをして来ている点に於いて、有利は揺るがない。

 それがどうだ?
 30分前のオファー。
 練習なんて軽くしかして来ていない。解説者で呼ばれてるんだからパンツだってグローブだって無い。
 30分じゃウォーミングアップさえもできないよ?

 でもアーツは受けた。
 
 オランダでの引退試合と言うことでホーストは過去2敗のサップへのリベンジに燃えてトレーニングして来たはずなのだ。でも、目の前には30分間で調整してきたアーツがいる。

 試合は誰が見ても エキシビジョンマッチ だった。
 アーツの動かない体。上がらない足。
 ホーストの力無いパンチ。KO意志の無いスピードの無い蹴り。
 判定でホーストが勝利。

 オランダの客からはブーイング。
 
 
 当たり前だ。暴動が起きても不思議じゃない。
 
 ボブ・サップ。

 リングに上がって来て、そこで不様な姿を見せる曙の方がまだ潔く思えるほどの情けない敵前逃亡。
 PRIDEに拾われるのか?みたいな文字も新聞には躍っていたが、無理だ。もう、無理だ。
 こんな、社会の基本ルールも守れない人間をこの世界に置いていてはいけない。プロレスではスキャンダルをネタにできるけれど、ガチで売ってるK-1や総合格闘技でここまであからさまにそれをやってはいけない。
 
 次に上がるリングがあるならば、それがプロレスでない限りサップは今まで優遇されて来た分、一気にズダボロにされるだろう。 
 そう、以前 K-1 ROMANEX で藤田和之にボコボコ蹴られてリング上で試合中に泣いたあの時のように・・・。

 
 どんな理由が後付けされても
 今回の泣き虫ボブの逃走劇は許されない。

 動けないのを承知でリングに上がったアーツと、倒しに行けなかったホーストの無念、コケにされた観客の感情を背負って、ボブを叩きのめしてくれ!K-1。 

テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

2006/05/12 Fri  09:11:14» E d i t
 » 夏場所の土俵は熱いか!! 
 大相撲を見るなら「この辺を見とけば楽しいんでないの?」っていう紹介、第ニ弾です。

 第一弾「横綱が消えた夏場所」の続きです。

 ○ブルガリアの巨人!最近目立たないぞ!!

 大関・琴欧州です。昨年の夏場所から九州場所にかけて一大(おほん。中くらいかな)旋風を巻き起こしたあの琴欧州。
 
 大関に昇進してからと言うもの、全く名前を聞かなくなってしまった方も多いことでしょう。ちょっと、ひざを怪我しちゃってから治りがイマイチ。「土俵の怪我は土俵で治せ」って言ってもあんな激しいことしてちゃ治るものも治らない。

 それでもカラダのデカさと前に出る圧力でそれなりに勝つんだからたいしたもんだ。
 頑張れ!琴欧州。ヨーグルトの宣伝はバッチリだ!!

 ○相撲道無視!天下御免の突っ張り野郎

 大関・千代大海
 ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!!
 押してダメなら引けば良いさ。組み止められたら怪我しないように負ければ良いさ。
 
 ♪浮かぶ~足
  着かぬか~かと
  つんのめる上~体♪
(節は「エイトマン」でお願いします)

 ええ、どんな相撲でも勝てば官軍。
 前と後ろにしか動けないのに「俺の相撲は土俵を丸く使うから」なんてスカしたコメントがイケてるぜ!千代大海!
 
 今場所は調子良いですね。肘が治ったのか。
 失恋から立ち直ったのか。


 ○年齢も成績も常に常に崖っぷち。土俵際!土俵際の魔術師!
 大関・魁皇(かいおう)

 2日目に関脇・雅山(みやびやま)に押し出された時は「今場所も良くないな」と思ったが、どうやら雅山が絶好調らしい。
 
 「左マワシを掴めば魁皇」なんて言う言葉があるくらい、握力が100kg超えるってんだからすごいんだけど、それまでがツラいんだ!
 でも頑張れ!魁皇!!
 大関人生常に土俵際!!うっちゃれ!魁皇!!

 
 ○哀愁の元大関、逆襲の予感

 関脇・雅山

 う~ん。
 この人は応援するとスカされるという特異なお相撲さんである。
 千代大海とは比べ物にならないくらい素晴らしい突き押しが武器なのだが、その巨躯に頼り過ぎて、ちょっと「稽古嫌いなのかな?」と思われる場所がまま見られる。

 ドカ~ッと当たって、変化。
 バッカ~ンと突いて、変化。

 でも今場所は良いのである。変化しない。見てて明らかに強いのだ。
 相手を押しつぶしてしまうほどの圧力は大乃国を思い出すなあ。
 
 勝手な物で、勝っているからなのかいつもよりもカラダが締まって見える。
 関脇辺りが元気が良いと、横綱がいない場所は盛り上がるでしょう?

 怪我しないで前に出て相手を叩き潰す相撲を続けて欲しいものです。
 まあ、人気は出ないでしょうけど。

 え?白鵬にも勝っちゃった!!運も向いてきたなあ・・・

 
 ○この人の相撲は本当に「面白い!!」

 小結・安馬(あま)
 ブツブツ顔でおなじみ、モンゴルの暴れ馬・安馬。

 多分、幕内最軽量でしょう?115kg。
 細いんだけど、早い早い。動く動く。そして真正面から行く。
 更に相手の相撲を研究して、頭の良い相撲を取ってる。

 いやね、番付を上げて行くような力士じゃないとは思うんです。
 でも、全盛期の寺尾を見てるみたいな爽快感がある。
 今場所も千代大海に突っ張り合戦を挑んだり、動き回った末に栃東に勝ったりしてるし。

 この人の相撲は面白い!


 ○この人の相撲は「華」がある!!

 前頭三枚目・安美錦(あみにしき)
  
 平成の大横綱、貴乃花を引退に追い込んだ相撲は忘れられません。
 一気に時代を取るかと思われましたが、彼もまた両膝にケガを抱えて戦っています。
 小兵ながら気持ちの良い相撲を取ります。

 普段の相撲も然ることながら、ここ一番で実に印象深い相撲を取ります。マンガみたいな投げとか、マンガみたいな動きとか、マンガみたいな場面でマンガみたいな活躍が多いお相撲さん。それが安美錦。

 ま、とにかく上位陣とこの人が対戦する時はちゃんと見ておいた方が良いです。
 

 今場所は、ほかに前頭筆頭・稀勢の里(きせのさと)、前頭二枚目・若の里なんかも地に足のついた相撲を取ってます。

 私の見方が変わってきたのか、大相撲自体が面白くなって来たのか、その両方なのか、随分と個性的な取り口を持つ力士が台頭して来たように感じます。

 これはモンゴル効果と言わざるを得ないでしょうね。
 「不甲斐ない」と叩かれ続ける日本人力士たち。
 でも、本当は日本人力士が不甲斐ないんじゃなくて、モンゴル人力士が凄いんだ。

 日本人力士が少なからず郷土を背負い、郷土の誇りであるように、モンゴル人力士(に限らず外国人力士)は国家レベルでそうなのだ。
 そりゃ凄いに決まってるさ。

 でも日本人には日本人にしか出せない味わいや哀愁がある。
 強さと結果が全ての土俵だとは言うけれど、ファンが求めてるのは何もそれだけじゃないんだぜ。
 
 シビレる相撲を待ってます。
 ガンバ!大相撲!! 

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

2006/05/10 Wed  17:03:46» E d i t
 » 横綱が消えた夏場所。 
 夏場所である。

 2日目に若の里を吊り上げるほどガッチリ組んで一気に出た朝青龍が詰めの一手で気を抜いて、大逆転の突き落としを決められ、土俵下に一人トペスイシーダを敢行!

 相撲の受けに「落ちるときは顔から」と言うのがあるらしいが(極端だけど)、それは勝負論もあるだろうけれど、手や肘、肩など先端部分に全体重が掛かると靱帯損傷とか脱臼の恐れがあるからで、身体を丸めてアタマの方から落ちれば、回転で衝撃が緩和されて「受け身」になるからという部分が大きいハズなのだ。

 渾身の力とスピードで寄っていただけに、落下する身体をかばいたくなったのは良く分かるが、相撲と言い怪我と言い、なんとも粗暴であった。
 いや、朝青龍はそこが魅力なのだけど。

 
 さてさて、ここ一年で「打倒!朝青龍、ストップ・ザ・一人横綱」を目指して個性的な力士が結構台頭してきたし、昨年の夏場所では朝青龍がガチンコエルボーで琴欧州をぶっ飛ばしたりしてた頃で、あの頃に朝青龍がいなくなったら一大事だったんですけど、あれから一年を経てあの朝青龍がいなくても、見所がたくさんある大相撲になっている事は、朝青龍の強さが生み出した副産物だと言えるでしょう。

 朝青龍の憎たらしいほどの強さと、高見盛のロボコップパフォーマンスの二本柱でなんとか食い繋いで来たあの時期に思いを致して、今度は朝青龍の欠場分を他の人気力士たちがカバーして行けるように熱戦が繰り広げられると理想的ですよね。

 
 さて、今場所は誰に注目して見たら良いか書いて置きますよ~。

 さ、みんな、相撲を見よう!
 とりあえずニュース映像だけでも良いや。
 ひとまず大関陣二人を紹介します。
 
 ○注目度・期待度・安定度バツグン!

 新大関「白鵬(はくほう)」・・・まあ、ほとんど毎日ニュースでやるでしょう。この人、相撲の攻めの基本を具現化したような相撲を取ります。
 「アゴを引き、腰を落とし、すり足」
 下半身が異常に柔らかく、腕が長い。
 左手での相手のマエミツ(まわしの前の方)を掴むと、前に出ながら相手の重心を浮かせるように引き付けて、一気に寄って行く。
 理合の相撲です。

 それでいて相手の出足に合わせて、投げも打てる。

 モンゴル相撲の大横綱の息子、白鵬。
 この人は今年中に横綱になるでしょう。  
 
 ※観戦ポイント・・・立合い、左手でマワシを掴みに行く時、アゴが引けているかどうか。引けてる時期は異常に強い。調子が悪くなってくるとアゴが上がって来て、強引な取り口が目立つ。でも、強引でも滅法強いから手に負えない。 
  

 ○外国人天国の大相撲界、日本人横綱になれるか!?

 大関・「栃東」
 調子が良いときは本当に素晴らしい相撲を取ります。
 今年に入ってから、初場所で優勝し、春場所では12勝を上げていましたので、今場所優勝で横綱昇進確実という場所でした。

 大関で安定して勝ち星を上げる事ができて、二場所連続で優勝あるいはそれに順ずる成績を収めた上で相撲の内容、普段の素行などが横綱審議委員会でお気に召されると、横綱になれるという暗黙の了解があるらしいです。

 でも、今場所は2日目で琴奨菊に寄り切られ、3日目に朝赤龍に素首落しで連敗しました。2敗というのは、15日間の場所にあって優勝当確ラインギリギリです。
 
 負け方も、好勝負の末にギリギリで破れたのならいざ知らず、2日目は十分に押せる型になりながら勝負どころで前に出ることができず、琴奨菊に自分がするべき「合わせ鏡のような相撲」を取られて破れました。

 この手の負け方はスランプを呼び込むのに十分です。
 自分の型になってるはずなのに、前に出れなかった・・・
 ましてや、この横綱昇進が掛かった大事な場所に・・・
 
 考えないようにすればするほど、真面目であればあるほどリズムは崩れて行く物で、3日目にはそれがモロに出ました。
 相手の横について細かく押すという一見、栃東得意の型なんですが、押すタイミングを見計らううちに、ヒザが伸びて、腰が浮いてきました。前に出るタイミングに足が付いて行かないんですよね。

 そこを朝赤龍の思い切った「素首(そくび)落し」
 後頭部への振り下ろしフォアアームエルボー。
 土俵にバッタリ落ちちゃった・・・

 深刻です。
 心・技・体の一番初めにくる、「心」
 それは相手に向かう際の闘争心・戦いに望む際の平常心(あ~つまりその、平常心と言ってもテレビの前でゴロゴロとスナック食べてるような平常ではなくて、厳しい稽古に身を置く事で培われる、戦闘時の冷静な判断を呼ぶ穏やかな心ですよ。)・状況を受け入れて乗り越える克己心・・・ま、そういう感じで当たらずとも遠からじだと思うのですが、上辺では開き直りや居直りをしてみても、心はそう簡単に開き直れないんです。

 VTRという物があるんだから、何度でも見れば良いですよ。
 良い時の相撲と、負けた時の相撲を比べてね。何度も。
 舞の海のアドバイスでも受ければすぐに矯正できますよ。きっと。

 前に出ることに臆病になったら栃東の相撲は終わりなんです。

 引いたり叩いたりで勝って、勝ち星を上げて安心したいところでしょうけれど、安易な勝ち星は新たな苦悩を産みます。崩れたリズムを直すのに自分のリズムではないリズムを出してはいけない。
 そんなことするとせっかく愚直な相撲の積み重ねで巡ってきたチャンスの女神はきっと背を向けてしまうことでしょう。

 こんな逆境でもたとえ今場所は結果が伴わなくても、腐らずに自分の相撲を貫いて、もう一皮剥けて欲しい。
 
 私は、栃東のそういう所を応援しています。
 そういう自分の信じた道に背を向けない「バカ正直な生き様」を魅せて欲しいんです。

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

2006/05/10 Wed  04:31:32» E d i t
 朝日を受けながら町を見下ろす公園を、ひとりっきりでジョギングする。
 古傷の足首が腫れるからコンクリートの上はできるなら走りたくない。
 走るとしたら子供たちが寝ている間だ。
 夜の暗い中走るのなんてまっぴらだ。
 だから早朝、走る。
 冬に雪かきしていた時間をこれに充てるんだ。

 朝の仕事の段取りをつけたら、車で公園に向かう。
 小高い山の名前を冠する、やっと雪がとけきったその公園で、朝日を浴びて、呼吸に意識を起きながらジョギングする。吐く息は、まだ、白い。

 断食を経て、数字的には軽くなった体が昨年までの感覚とは明らかに違ってて・・・重い。足が前に出ない。全身に血液が流れるのが実感できるほど、心拍数が上がる。
 

 この公園で走り始めたのは、一昨年。
 昨年は雪どけが早かったから4月から走っていた。

 自分は過去の一番良い頃の自分をちゃんとイメージでは覚えていて、それと比較して自分を考えるから、体力の衰えには現実以上に敏感に反応してしまう。

 だって、6~7年前なんて早朝から町内一周8kmマラソンとか100m以上のロング急角度坂ダッシュを5本とかを日替わりで約1時間やってて、ラグビー用に鍛えるそんな体力と時間があったのだから、比較してもしょうがないのは分かってる。

 分かってるけれど、どうしても比較して落ち込む。
 でも、その落ち込みも必要程度の範囲だ。
 自分が走り込みに使える時間内は有効に使えてる。
 今の自分にはこれが丁度良いのだ。

 目を閉じて自分の身体に問いかけをしながら走る。
 一日の仕事の段取りを考えながら走る。
 一週間の流れを見通しながら走る。

 ついでにブログのネタも練ったりする。
 
 朝日に照らされ、血が循環し、汗が吹き出て来ると自然と気持ちも高揚する。
 
 体力は不思議なもので、続けていればちゃんと心肺機能も身体機能も回復あるいは向上する。

 15~20分のジョギングの後、80m程度のダッシュを足が進まなくなるまで繰り返す。
 「繰り返す」なんて偉そうに書いても、やり始めは精々4~5本でゲボが出そうなほどになる。途中から歩いてしまう。
 
 完全に一度「息を上げて」しまう。

 一度息が上がってしまうと、そこから身体は軽くなり、動きがスムーズになるのだ。
 それは、経験の蓄積と、ウォーミングアップの理屈と同じ。

 さらに時間があればそこから筋トレでもできれば最高なのだが、そこまでやるとさすがに仕事に影響するからやらない。

 ストレッチして、丹田呼吸法で力を抜いて、生きる“力”を呼び起こして、私の一日は始まるのだ。
 
 だから元気なんだよ~~ん。 
 
2006/05/08 Mon  04:12:18» E d i t
   繊維ほどに粉々のこなごなに飛び散った
   ガラスや鏡の破片の如き光が
   破裂するような勢いで
   私たちの全身に突き刺さり
   やがて貫いて行った

   痛みよりも熱さを感じ
   やがて私たちは
   血にまみれた私たちが
   そこに斃れているのを“認識”する

   それは
   “見えている”のとは違う感覚で
   “認識”という表現しか当たらない

   私たちは私たちを貫いた
   “光の繊維”に“主体”を奪われ
   混ざり合うように
   ひとつになった

   やがて“重力”のような何かに導かれるように
   混ざり合ってひとつになった私たちは
   また新しい数本の細い“支流”になった

   「か細く落ちる蛇口の水がネジレる一点」で
   私たちはまた生き
   やがて大きな流れに戻って行く

   
   変な夢だった・・・    

テーマ: - ジャンル:心と身体

2006/05/06 Sat  13:34:40» E d i t
 ゴールデンウィークと言うだけに、そこそこ良い天気が続いてそこら辺の雪もやっとこさ溶けてきて、更に桜のつぼみも膨らんで来た次第であります。

 まあ、例年より1週間以上は遅れて桜シーズンという感じでしょうか。

 5月5日(金)PRIDE

 HERO’Sとの桜庭の引き抜きがどうだとかこうだとか言うのもバカらしくなるくらい、PRIDE無差別級グランプリは熱いバトルが展開されました。

 無差別とは言ってもミドル級(中量級)とヘビー級(重量級)を混ぜたというだけで、そこにライト級(軽量級)の選手はさすがにエントリーされない。

 

○マーク・ハント(2R 4分15秒 右ストレートKO)高阪 剛●



 リングス時代から高坂を見続けているが、これほどまでに熱い試合をする人だったとは思っても見なかった。
 確かに寝技は超一流、打撃も連打に磨きをかけて相手にダメージを与えて行く素晴らしい物を持っていることは知っていた。

 しかし、今までの高坂のイメージは「スカして勝つ」。

 打撃選手にはグラウンドで、寝技選手には打撃で、と相手の得意分野での勝負を極力避けて戦うスタイルが多かったと思われる。

 だがしかし、あの元K-1王者のハントにボッコボコ殴られながら前に出てぶん殴り返して行く。殴られても殴られても引かない。前に出て、殴る。殴る。殴られる。殴る。

 鼻血が身体を真っ赤に染めても高阪剛は止まらない!

 ハントのパンチで飛んでる意識。
 なのに高阪剛は止まらない!
 何度切られてもタックルを仕掛ける。
 ハントの攻撃リズムが途切れた所を狙い澄ましてパンチを飛ばす、ヒザを突き上げる。

 とにかく高阪剛が止まらないッ!!

 殴っても殴っても倒れない。
 ハントの恐怖心はいかなるものであったか。
 殴る拳にもいつも以上に力が入る。

 そして高阪は崩れ落ちた・・・

 ハントにはミルコやバンナ、グッドリッジみたいに一撃で終わらせるようなキレイなパンチはない。
 相手にダメージを蓄積させた上で叩き潰すパンチの質だ。
 ミルコのハイキックが当たっても笑ってるくらいの抜群の耐久力を誇り、ハンマーパンチを振り回すブルファイターだ。
 
 そのブルファイターを打撃で押し込んだ高阪。
 
 なぜだ!大阪ドームの民よ。
 そこは万来の「高阪」コールで讃えるべきだろう??
 あまりにも壮絶すぎて声も出ずに立ち尽くしたのか???

 

○藤田和之(1R 8分25秒 右フックKO)ジェームズ・トンプソン●



 トンプソンみたいな暴走パンチマンをレスラー藤田がどうやって仕留めるのか注目された一戦、藤田の戦法は殴り合い。
 ドン・フライ無きPRIDE男塾で塾長の座を虎視眈々と狙っているのか??
 もうとにかく、あんな化け物みたいな外人と真正面から殴り合った末にブッ倒すんだから痛快だわ。

 スマートに勝とうとしなかったのか、それともそういう勝ち方を忘れたのか。
 途中、何度もトンプソンの強烈な打撃に藤田の意識は朦朧としたハズだけど、勝って良かった結果オーライな試合だった。

 

○ミルコ・クロコップ(1R 1分10秒 KO)美濃輪 育久●


 
 頭の中がヘブン革命で、セオリーどおりの戦いなんて面白くもなんともないと思っている美濃輪。この人はファンの目に映る自分の姿を意識している。プロなのだ。

 短い試合時間ではあったが、浴びせ蹴りが当たった時にミルコの反応が「ちょっと」遅れていれば三角締めに入れたかもしれない。
 
 でも、その「ちょっと」の差が大きいのだ。
 
 でもね。今回の試合で美濃輪の評価は下がらない。
 なぜならほとんど誰も期待していなかったからなのだ。
 例外で私みたいにアホな事やるヤツを応援したがる変なファンがいるけど、積み上げてきた実績が、体格が、違いすぎるもの。

 ミルコのフィニッシュに行く時の異常な目つきとか、殺す気で打ち込んでるパンチは何度見ても寒気がするさ。

 美濃輪がリアルプロレスラーを名乗るならば、是非純プロレスのリングにも上がって下さい。

 

○ジョシュ・バーネット(2R1分57秒 V1アームロック)エミリヤーエンコ・アレキサンダー●

 

 二人ともなまら気合い入ってるんだか、体格自体が去年までとは全く別人ですよ。すばらしくシェイプアップされている。
 アレキサンダーの打撃に、ジョシュのレスリング・・・と思いきや、ジョシュもぶん殴るぶん殴る。
 アレキサンダーは全身血まみれになるほどの大流血。

 2Rに入ってあからさまに息切れしたアレキサンダーに対してジョシュはスタミナ切れも感じさせず、なつかしのフィニッシュホールドV1アームロックで勝ち。

 V1の何が懐かしいかって、かつて私が弟を使って関節技の人体実験をしてて、イマイチ極める箇所が分からなかったのがV1なんですが、今ならガッチリ極めれます。ちなみに実験台になってた弟の方が上手く極めてきます。

 でも兄はギブアップなどしません。
 あ、どうでも良い話になってますね。

 

○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(1R2分17秒腕ひしぎ十字固め)ズール●

 

 ズールのデカさもさることながら、黒さは驚きだ。
 ウチのおんぼろテレビでは黒の塊にしか映らない。

 頑張れズール!!
 ああ、そんな・・・
 グレイシー研究が出始めた頃に骨法の堀部師範が書かれていたような
柔術対策の初歩の初歩「マウントを取られた時に腕を伸ばしてはいけない、なぜなら腕ひしぎ等の関節技を極められてしまうからだ」であるミスを犯すとは!!

 なんて憎めないヤツ!!

 フクフク丸はズールを応援します。

 

○吉田秀彦 (1R2分33秒三角締め)西島洋介●



 はあ・・・
 なかなかボクサーのパンチって当たんないんだねえ・・・

 して、組み付かれてからと倒されてからの対策をしてこないとは・・・

 ボクシングにプライド持って戦うのは確かに見てて気持ち良いさ。けど、それは同時に総合格闘技と言うものを甘く見ているのだと言わざるを得ないのだよ。
 
 手裏剣パンチも流星パンチも・・・
 当たらなきゃ倒せませんからねえ・・・

 吉田は圧勝。でもな~んか、吉田が勝ってもハッピーエンドで締まらないのはなんでなんだろうか?
 桜庭が抜けた今、ヘビーで日本人の中核になるのは吉田(と藤田)なんだからもう少し応援したくなる何かが欲しいです。

 関連記事 コラム・de・ブログ様 昨日の「PRIDE無差別級GP2006」開幕戦結果 
 

テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

2006/05/06 Sat  09:23:02» E d i t
 それにしても、連休明けの出勤の気の重さったらないですよね。
 リフレッシュしましたか?
 私は正味2連休だったからそんなの気にもならないですが。

 全試合レビューなんてしませんよ。
 だって、覚えていないのは私にとって試合内容が面白くなかった、あるいは張り切って書くほどのモノでも無かったって事なんですから。

 はい、続いて参ります。
 5月3日(水)HERO’S

 褒めて良いのと、そりゃないよってのが相変わらず混同している大会です。そのギャップを楽しむという部分で、PRIDEとの差別化を計っているとも考えられます。

 

○ドン・フライ (2R 3分50秒 フロントチョーク )曙 ●



 (アントニオ猪木引退試合など)幾たびも修羅場を潜り抜けて名勝負製造機「PRIDE男塾・塾長」と呼ばれたドン・フライ。真正面からぶん殴り合うというアメリカンカウボーイスタイルの喧嘩屋もさすがに40歳を過ぎてくると肉体的衰えが隠せません。
 控え室の表情と筋肉の衰えを見た時に、哀愁を感じました。

 「さすがに今日は曙、勝つっしょ。」

 リング上での動きも武藤とのIWGPで素晴らしい試合をした頃や高山とボコボゴ殴り合ったあの頃の面影すら感じられないドン・フライ。そりゃそうだ、日本に来てから10年も経ってんだからなあ・・・

 案の定、真正面から行って曙の腹に動きを封じられて何もできない。

 「噛ませ犬」

 まさに今のドン・フライはそれ。
 もうリングに上がらなくても良い。そういうコンディションもできてない。

 ・・・のに、勝っちゃった。

 曙はフライ以上に準備不足なのか、本番で練習してきたことを出せないのか、とにかくダメ男君なのだ。
 全日本では曙をメインでは使わなかった。メインに出る時は必ず側に武藤がいた。
 NOAHではスポット参戦だった。ベテラン選手で試合運びを作ってやった。
 
 そしてこのダメ男君をメインイベントでシングルマッチで使っちゃったプロレス団体がある。観客に何を見せようと思ったんだろう。曙に何を期待しちゃったんだろう・・・

 命賭けて戦ってるのが見える試合がある一方で、総合格闘技にカテゴライズするのもプロレスにカテゴライズするのもはばかられるようなこんな試合がある。
 そして不様に負けても、曙はあの所くんよりもギャラは高いハズだ。

 喧嘩屋ドンの「けたぐり」(誰もがローキックだとフォローするが、ありゃ「けたぐり」だ)にもんどりうってリングに転がった様は元横綱としてあるまじき姿だ。その後の展開は仕方ないとしても、たとえ「元」がついても横綱が素人相手に相撲で負けてどうする?
 
 素人相手に100回相撲取って、100回勝つのが横綱だろ??? 

 なにがストレスでハゲただよ。
 胃が痛んでメシも喉を通らないくらい悩みなさい。

 

○J.Z.カルバン (1R 2分08秒 パンチ連打TKO)門馬秀貴●



 3ヶ月で14kg痩せただと?
 宿命の対決でもないのに「チャンスは待っててもやって来ないから、こっちから行く」って・・・14kgも痩せちゃったの?

 門馬、スゲー。試合云々よりもその力石徹的生き方は日本人の心に沁みる・・・だがしかし、こっちが話題になって試合が話題にならないのはちょっと困ったもんだ。

 3月にBML(ビッグマウスラウド)で柴田勝頼と大熱戦を展開し「総合格闘技界のプロレスの申し子」というありがた迷惑な称号を頂いたにも関わらず、容赦なく14kgも減量していたとは・・・「全然問題無かった」と言っても誰の目にも体力の減退は明らかでした。

 そして、カルバンが「本物」だった。
 門馬、頑張れ!!プロレスに来て下さい。お願いします。

 

○ブラック・マンバ(1R 43秒 膝蹴りTKO )所 英男●


 
 番組がせっかく後押しして、実力でHEROになりかけた男;所。
 だのに~なぁ~~ぜぇ~~
 
 オリャーッ!所タックルーッ!!
 ゴキンッ!!

 バタッ

 勝ったブラック・マンバが一番ビックリした事でしょう。
 でもね。
 ラッキー・パンチでもラッキー・キックでも人間一人を一撃で失神させるなんてことは鍛えてないとできないことですよ。ブラック・マンバはその風体からイロモノ扱いされてますけど、打撃に関してはかなりスゴイと思います。私は。寝たらダメだろうけど。

 所は、グラップラー(組み技・寝技系格闘家)相手だと名勝負を作れるけど、ストライカー(打撃系格闘家)相手の課題が浮き彫りになりましたね。

 

○宇野 薫 (2R 4分36秒 チョークスリーパー)オーレ・ローセン● 



 試合の途中から完全に宇野ペースなんだけど、なかなかフィニッシュに入れない。その最後の詰めの攻防が実に戦略的で面白かった。
 時間内に一本取れて無ければ印象に残らなかっただろう。

 

○秋山成勲 (1R2分25秒 後ろ回し蹴りKO)永田克彦●



 柔道vsレスリング。
 柔道vsレスリング。
 柔道vsレスリング・・・散々煽っていざ蓋を開けたら打撃勝負。

 そういえば、一昨年の大晦日PRIDE男祭りで 吉田秀彦vsルーロン・ガードナーでも同じ展開だったなあ・・・

 それでも、永田のタックルで秋山が倒れない(=カシンが倒せなかったのも仕方なかった)のは分かったし秋山の打撃はサマになってるからまあいいや。
 
 秋山にレスリングタックルが通用しないって事で
 「柔道最高!」なのかな?
 フランソワ・ボタみたいなストライカーには柔道で勝ってるし、グラップラーには打撃で勝負できる。
 秋山はこれ、総合格闘技向きの選手ですね。
 
 異種格闘技戦じゃなくて、総合格闘技なんだからその辺をちゃんと区別してないとちょっと見る方にとっては消化不良になる試合でした。

 

山本“KID”徳郁(1R 4秒シャイニングウィザードKO)宮田和幸●


 
 ゴングと同時にKID対角線ダッシュ!
 飛んだッ!ゴンッ!!
 宮田、倒れた!!
 KID、仰向けに倒れた宮田にとどめのパンチ!

 終了。

 うーん。いきなり突っ込んでくる相手に対して宮田は長年培ったレスリングの構えであるクラウチングスタイル(前傾姿勢)を取りに行ったところを飛んできたヒザにしゃくられたカウンターですね。

 死んでまうわ。

 宮田の打撃技術も向上してきたことだし、良い試合になるべと思ってたら、違った意味で良い試合になった。
 何が良かったって、桜庭(タイガーマスク)の電撃移籍・・・桜庭はHERO’Sのライバル団体PRIDEの創成期にグレイシーハンターとしてPRIDEをここまでに成長させた最大の功労者なのだよ。最近、寄る年波に勝てなくなってきてはいるけど・・・の話題なんかも全部まとめてぶっ飛ばすくらいの試合だったから。

 K-1・HERO’Sの十八番である「疑惑の判定」が今回は無かったので結果オーライでしょう。 
 

 関連記事
 コラム・de・ブログ様 本日の「HERO’S ミドル級世界最強王者トーナメント開幕戦」結果
 ※いやあ、熱いっス。

 magnolia~日々是好日 様 曙よ、春は過ぎた。
    ※素敵すぎる曙選手に対して「至極真っ当」なご意見です。

テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

2006/05/06 Sat  06:41:43» E d i t
 » ゴールデン格闘技週間①K-1 
 ハイ。ゴールデンウィーク終了!!
 え?土曜日も休みで日曜日まで連休の人もいるのォ?
 うらやましか。

 ゴールデン・格闘技・ウィークのおさらいとして、印象に残った試合の感想なんぞをレビューしていきます。

 4月29日 K-1 USAグランプリ(アメリカ地区代表決定トーナメント)

 ○ゲーリー・グッドリッジ (1R 40秒) 謙吾●


   
 「ああ、謙吾どこ行ったのかな~」って思ってたらアメリカでキックボクシングやってたんだ。パンクラス期待の大型新人だったのにからきしダメで、総合格闘技じゃドス・カラスjrのフロント・スープレックスで腕を折られ、アメリカに渡って修行して見事にグッドリッジの剛腕に失神KO。すばらしいやられっぷりだ。
 格闘技に向かないアスリートが周りにそそのかされて乗せられて続けた結果、こうなりましたみたいな悲劇の人だ。
 
 あと、グッドリッジはノーガードでパンチをぶん回すというアメリカン喧嘩スタイルなんだが、相変わらずパンチの速さと正確さはすごい。

 トーナメントの後の試合もグッドリッジの存在感は他を圧倒してた。

 
 

○シュルト (3R 判定3-0) 武蔵●

 

 相変わらず武蔵はすさまじいスタミナだ。
 さすがトーナメントをすべて判定勝ちで勝ち抜く男!
 そのスタミナ、曙に2割くらい下さい。

 だが、手足の長いシュルトの槍(長距離ジャブ&ローキック)+短刀(膝蹴り)に対し、武蔵の中間距離で戦う二刀流(ミドルキック・ボディーブロー)は不利。
 シュルトに勝つにはスピードで圧倒しないと、早くて強烈な槍と短刀で動きを封じられてしまう。
 シュルト攻略にはローキックとか前蹴りを打たせながらカウンターでバックブローorフグ・トルネードみたいに回転しながら中に入るとかしないと攻撃が届かないような気がする。

 

○チェ・ホンマン (3R 判定3-0) ザ・プレデター●



 プロレスラーらしいプロレスラー、プレデターが韓国の大巨人チェと戦う。本来ならプロレスのリングでこそ映えるはずのこんなマッチメイクをKのリングでやられてしまうのが今の日本プロレス界の悲しさよ。
 しかし、プレデターがチェをぶん殴るぶん殴る。
 チェが体格で押し勝る分、ダウンを奪えたけど巨大なアジア人にデッカイアメリカ人が力まかせに殴りかかる様はアメリカのファンを熱狂させたし、日本のプロレスファンも大興奮させたさ。

 プレデターは前蹴りとかヒザやボディ狙いで放つ「キングコングキック」を習得して頂きたい。あと、入場時のチェーンは忘れんな!


 関連記事
 コラム・de・ブログ様 K-1 WORLD GP 2006 ラスベガス大会結果

テーマ:格闘技 - ジャンル:スポーツ

2006/05/05 Fri  08:01:53» E d i t
 ドライブの途中にでも“それ”は突然やってくる。

 “突然”というのは誇張かもしれないが、気付いて意識してしまうと今まで空気のように存在自体を認識していなかったのに、急激かつ激烈に自己アピールを開始する。

 悪魔の囁きが響き渡り、全身に冷や汗が滲み、キチンと整備されている国道のほんの僅かなにさえも過敏に反応してしまうほど感覚が研ぎ澄まされる

 尿意ッ・・・すなわちッッッ!!

 「おしっこした~~い」

 私のように尿意を感じたら押さえ込むことが容易でない人間は、まさに世紀末的悲壮感全開である。多分、つのだじろう先生が描く恐怖におののく顔みたいな顔になっているに違いない。
 なかには我慢できる人間もいるようで、そういう人は「ぼうこう炎」という闇金利上乗せでお返しが来る。

 ゴールデンウィークも折り返しを過ぎてUターンラッシュの中、きっと今日もどこかで誰かが悲痛な叫び声を上げているに違いないのだ。
 
 北海道はまだマシである。
 結構背丈のある草むらが残っていて、ヤル気を出せば結構できる。

 要はヤル気と、緊急度合の問題なのだが。
 ・・・男は立ったまま、一部位を表に出して用を足せば良いのだが、
  女性は丸出しにしなけれりゃならないからいくら草むらだとはいえ、
  心理的にもなかなか出来ないですよね。女性は大変ですよね。・・・  
 

 それが草むらの無い平原や水田だったり、高速道路の渋滞だったりとかをイメージしてみると「うわ~、大変だな~」と同情を禁じ得ない。

 同乗者が多ければ多いほどその危険性はアップし、携帯用トイレなんてものまで販売されている。それはそれで良いんだけど、子供が使うならまだしも、例えいくら仲の良い恋人や夫婦であろうとも携帯用トイレを車内で使用すると考えると・・・そういう趣味でも無い限りは・・・恥ずかしくてできる物ではない。
 それが友人たちとの乗り合わせともなれば尚更のことだ。

 これもヤル気と、緊急度合の問題なのだけれど。


 尿意の緊急事態も大変だけど、同程度以上に深刻なのが便意である。

 北海道はまだマシである。
 結構背丈の高い草むらが残っていて、ヤル気を出せば結構できる。

 ・・・これは男女問わず「丸出し状態」でするしか無いですし、
    おしっこのように間もなく蒸発して行くようなモノではなく
    形が残るものですから、心理的抵抗感はMAXですね・・・
 

 要はヤル気と、緊急度合・あとはティッシュ残量の問題なのだが。

 身を隠す場所の無い土地を延々と道路が走る地域をイメージすると同情を禁じ得ない。
 
 私のように便意を感じたらそれを押さえ込むことが難しい人間にはこれは地獄の拷問である。押さえ込める人間には後から「便秘」という利子付きの返済が待っている。恐ろしい話だ。 

 これが「おなかの急降下」下痢中だったりした場合、事態は最悪の展開となる。

 ウンチの方はハッキリ言って携帯トイレでは無理だろう。
 ・・・って言うか、たのむから車の中でするな。

 
 尿意も便意も出発前にちゃんとトイレに行って、あらかじめドライブにトイレ計画を組み込んで、コンビニとかに立ち寄りながらして行けば良いのだ。
 
 運転する人はもちろん、同乗者も前日のがぶ飲み・バカ食いは避けて、ツラ~い思いをしないように・・・とは言う物の、人間はそんなにお利口さんにはできていないので、「明日の事は明日考えよ~っ、後のことは後まわしで良いや~ッ」て思っててみ~んなツラ~い思いをするのだよ。

 
 あと、そんな極限状態で「トイレがそばにあると認識した場合、安堵感によってなのか、認識した時点で出口ギリギリのところまで出て来ますよね。出て来ませんか?出て来るでしょ?ホント、ギリギリのとこまで。

 そんなこっちの意思の働かない所でラストスパートなんか掛けるな!

 で、トイレに到達してそこに行列なんかできてた日にゃあ、アンタ・・・

 あべしッ! 

 
 昨日も高速道路のパーキングエリアのトイレにダッシュ駆け込みギリギリセーフで“ナチュラルヘブン”を味わった私がお届けしました。

テーマ:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! - ジャンル:その他

2006/05/02 Tue  18:05:58» E d i t
 » 休みは休みじゃない! 
 連休。
 
 「な~にが休みか!」と思う。
 休みの一日の方が
 普段の一日よりも
 「気」も「体力」も「お金」も使う。

 それがまとまってやって来る。
 それが「連休」。

 だからと言ってダラダラ寝てるのも嫌だし、
 家でゴロゴロしてるのも嫌なのだ。
 そんなのは病気の時だけで十分。
 
 体力回復よりも
 精神力回復が優先される私の「休日」の過ごし方。

 面白い事を見つけたら
 きれいな花を見つけたら
 良い匂いの風に吹かれたら
 暖かい日差しを浴びたなら
 美味い何かを食べたなら
 君の笑顔が見れたなら

 それが私を蘇らせる
 別に死んでたワケじゃないんだけど
 蘇らせる
 
 毎日同じリズムじゃ愚痴のひとつもこぼしたくなる
 毎日同じリズムじゃ機械みたいなもんだ
 
 乱れっ放しじゃリズムにならないけど
 たまに外れた音を出してみるのは
 楽しい。

 心がスキップするような
 連休になれば良いなあ。

 グッタリ上等!
 さあ、あれもこれもやるぞ!! 

テーマ:どうでもいいこと。 - ジャンル:日記

2006/05/01 Mon  10:37:05» E d i t
 » 「小橋vs丸藤」を見た。 
 NOAH中継で「小橋vs丸藤」を見た。
 
 週刊誌では「丸藤時代がそこまで来ている」と表現されていて、あの場で見ていた多くの人がそれを感じ、また実際にそういう試合だったように感じる。

 小橋は相手の攻撃を真正面から受けるレスラーだ。
 相手がどんな相手であってもちゃんと真正面から受け止める。相手の攻撃力が強かろうが弱かろうが逃げない。
 落差が激しいリングから場外への技の犠牲者第1号はほとんどの場合、小橋だ。小橋の魅力は「受けの魅力」だ。
 だから相手がより大きく膨らんで見える。

 その上で相手を叩きのめす。
 まさにプロレス。「風車の理論」の体現。

 丸藤はその小橋の手の平から明かにはみ出した。
 受け続けた小橋の動きが止まった場面が訪れたのだ。
 丸藤の技のアレンジの独創性と、その説得力は抜群だ。

 コーナーで相手の足を固定してのドラゴンスクリュー・スワンダイブ式で場外の「ねじれの位置」へ飛んで行くドロップキック。

 あれはヒラメキじゃなくて確信犯であり、それを実現させる運動能力を持っていて初めてそれになるという物であり、他のレスラーが決して発想する事のできない丸藤スタイルである。

 リング・場外・鉄柵・・・幅・高さ・低さ・硬さ・角・速度・・・ありとあらゆる方角から力を表すベクトルが相手を痛めつける方へ向けることができるということを、私たちが長年見続けて凝り固まった「既成概念」を破る方向から出してくる。

 これは・・・初代タイガーマスク以来の衝撃だ。

 そして更に思う。
 終盤、小橋の放った雪崩式ハーフネルソンスープレックスは丸藤がターンバックルを自分で蹴った分、危険な角度で落ちた。
 あれは小橋の技のすっぽ抜けではなくて、丸藤の回避の失敗だった。
 
 だがしかし・・・あんな落ち方でなんで腕が折れないんだ?
 回転で衝撃を逃がしてるのは分かるんだけど、やっぱり運動神経と練習の賜物なんだなあ。

 中盤、超変形拷問コブラツイストをしてた頃の小橋は余裕だったが、
 最後の方、完全に小橋は余裕なかった。
 
 でも「余裕」が無くても「持ち手」はまだまだあった。
 
 丸藤はまだまだまだまだ小橋には勝てない。
 でも、勝利への扉は確実に叩ける位置まで来ている。

 しかし、今のスタイルであと何年できるのだろう・・・ジュニアヘビーの選手がヘビー級の選手と伍して行くにはスピード・テクニック・インサイドワークが必要。欠落している「重さ」を補うために特にスピードは重要。それは年齢と共にいくら努力しても衰えて行く物。

 でも。

 最初から三沢がジャンボ鶴田を超えられると思って見ていた人はいなかった。いつか小橋がハンセンをブッ倒すようになるなんて夢見てた人はいなかった。

 今のスタイルで無理なら、三沢がエルボーとフェースロックを獲得したように、小橋が重さと太さと瞬発力を増強して結果的にムーンサルトやダイビングギロチンドロップを封印して、チョップやラリアートのレベルを上げたように、突破して行く者は必ずや自分ならではの突破口を開いて行くのだ。

 その丸藤スペシャルが完成したとき、丸藤の時代は・・・来る。
 
 ただし、その時に四天王時代が終わっているとは限らない。
 あるいは、四天王時代を終わらせるのが丸藤とは限らない。
 森嶋がものすごい勢いでファンの支持を集めて来ている。これは丸藤・KENTAが先駆けた事による同情票もカウントしなければならないが、モリシの爆発力はすでに誰もが認めるところである。

 そう簡単に時代なんて動かない。
 だけど、この動きそうで動かない、動かなさそうなのを必死で動かそうとする意思が見えるのが、良いんだよなあ。

 問題なのは、力や形で超えることじゃなくて、ファンが彼らを後押ししたくなるような試合をどれだけ積み重ねられるか?という事なんだ。
 それが信頼につながり、彼らのプロレスを見たいとチケットを買うようになった時・・・

 その時が本当の意味での世代交代なのだから。 
 

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

2006/05/01 Mon  06:27:46» E d i t
 表題と関係ないけど、ブロック・レスナーが総合格闘技「HERO’S」への出場を示唆しているらしい。
 新日本プロレスも舐められたもんだ。
 「5月3日のIWGPを防衛したら、心置きなく総合に進出する」(レスナー)

 一方で春のG1クライマックス・第2回NEW JAPAN CUPではジャイアント・バーナード永田を破って優勝。
 すなわち、5月3日のIWGPのレスナーの相手はバーナードで決定。
 
 テレ朝あたりはどうせまたレスナーと曙の試合みたいにホーガンとかハンセンの映像を引き出してきて「巨漢vs巨漢」の真っ向勝負を煽ることでしょう。

 でもどんなに煽っても、これは新日本の戦いではなくてWWEの戦い。
 
 日本のファンが望むような外国人同士の戦いは、どちらか一方が思い入れを出来るほど日本に定着してないと盛り上がりません。
 先日のノートンとバーナードの試合、途中で故障したノートンへの大声援がそれでした。十数年間、レギュラー外国人として定着したノートン。試合は下手だけど、ファンの心の中心に来てます。

 私は、地方巡業に回らないスポット参戦の大物気取りのレスナーが大嫌いです。たまにする試合も、相手に恵まれなければ果てしなくショッパイ試合です。新日本のリングに上がるようになって、レスナーがスゴイと思えたのはバーディクトのヘタクソデンジャラスな落とし方くらい。
 あとは期待過剰な部分もあいまって、ヘタクソなストンピングとかフニャフニャ中邑(あ。中邑って海外修行に行ったけど、居なくなってもやっぱり大勢に影響無いですね?誰も待っていない分、インパクトある再デビューを期待してますよ~。)に苦戦とか、あのに幻の3カウントされるとか、ベルトで殴るとかショッパイ場面が多すぎです。 

 それがベルトを持っているが故に、大大会のメインイベントにせざるを得ない新日本の情けない現状。

 いずれにせよ、レスナーはどこへでも行けば良い。
 新日本では使いこなせないシロモノですよ。

 ただ、レスナーのリング上での動きを見る度思うのは、

 今なら総合に出てもジャイアント・シルバにも負けるだろうぜ。いや、曙戦でも危ないな・・・
 ってことですね。
 精々、総合でのフィニッシュホールドを勉強してから参戦してください。初来日の3way戦で藤田のフロントスリーパーに落ちかけたレスナーとそのあまりにも芝居じみた、芝居じみすぎた脱出方法を見た時に、私はレスナーに失望してますから。


 WWEの映像見てた時は「まだ若かいからこんなもんかな?」って見てましたけど、新日本に来てからのレスナーを見て一番最初に思ったのは

 随分動きがぎこちないレスラーだな・・・

 あれ、きっと上半身に筋肉つけ過ぎで下半身とのバランスが取れてなくて、腰が細いから下半身の力が伝わらず、上半身だけでプロレスしてるからなんでしょうね。グレコローマンの選手なのかな?NFL(アメフト)挑戦も結局は力だけではダメだったもんねえ・・・

 ・・・ああ、馬場語録が出てきてしまった・・・
 
 馬場さんはザ・ロード・ウォリアーズの肉体美に憧れて彼らのトレーニング方法を真似していた小橋健太(現・建太)に「胴が細いヤツは長く続かん。下半身の力が伝わらんから強引なプロレスになる。強引だと怪我が多くなる。だから胴を太くするようにしろ」と一喝したそうです。

 ん、まさにレスナーがそれですよね。超逆三角形。

 どうでも良いんですが、HERO'S参戦の折にはいわゆる煽り映像に「プロレス界最後の砦」とか使うのはやめて欲しい物です。ま、谷川Pにしてみりゃ、「おいしい噛ませ犬が手に入ったぜ~♪」って感じでしょうね。  

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。