フクフク丸のあずましいblog
あずましい=快適、すごしやすい  アナタの「心の元気」を引き出す   「漢方薬」に私はなりたい。
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2009/03/13 Fri  17:16:32» E d i t
 ネガティブ。

 ノムさん(野村克也・東北楽天ゴールデンイーグルス監督)はたったひとことで周囲を暗いムードにさせる天才だ。

 サッカーのセルジオ越後にも似たものを感じるが、両者の共通点はその競技と自分の言葉を聞き入れる者たちを愛するがゆえに苦言を呈しているのが、周囲にとってはただの悪口に受け取られてしまってる辺りで損してるっぽいところだろう。

 それでも報道陣は彼らに意見を求めに行く。

 なぜか。それは的を得ていて端的な表現が出てくるからだろう。
 
 
 そんなボヤッキー・ノムさんの「WBCで日本の連覇が危うい」という苦言が出た。
 →yahoo!JAPANニュース 「ノムさん、侍に苦言「連覇しんどい」」

 応援するファンの耳には決して優しくない苦言だが、現状分析として聞けばなるほど納得なのである。


 「あんなしみったれたオッサンが何を分かるのさ?」
 と、私も最初のウチは思ってましたよ。ボヤッキーが取り上げられて来たのは私が学生の頃でしたかね。
 でも、ノムさんがやって来たこと残してきた成績、そして今やっていることを見た時に「あぁ、こりゃ神だな」って思った。今でも、彼の言っていることが全て正しいとは思わないけれども何を意図して言っているのかは何となく分かるようになった。

 
 サムライジャパンと呼ばれる日本代表チームを心の底から応援する気になれないのは一体なぜなんだろう。・・・と、ふと思う。

 我らが北海道日本ハムファイターズからダルビッシュと稲葉、さらに駒大苫小牧で大活躍して今では楽天のエースのマー君という北海道が誇る選手は個別で応援してるけど、何かこうブァーッっと燃えるものがない。

 なんだろう。

 野茂英雄がWBCについての見解を示していた記事が日刊スポーツに載っていた。
 野茂英雄のメッセージ (4)WBCについて

 要約すると


 ・WBCはシーズン前にというこの時期に野球という競技をプロが世界的にアピールする大会だ。
 ・でも、選手はシーズン前だから怪我しないくらいの力でやり合って、それが良い勝負になれば良い。
 ・代表になるのはスター選手だしそのスター選手がシーズン開幕からケガで欠場になって一番悲しむのはファンだから。
 



 多分、この辺がマスコミが煽ってるテンションとやっている側のテンションの溝になっていて、見ている私としてはどうもしっくり来ないんだと思うんだなぁ。

 代表選手は確かにケガなんぞして欲しくないけれど、それでもやっぱりその国を代表してそういう対抗戦に出て行くんだから、気持ちが溢れるプレーを見せて勝って欲しいと思う。
 ここ数年、日本のプロ野球には顔と名前と所属球団が一致するようなピッチャーが続出している。
 この、物覚えが悪い(プロレスに関しては並々ならぬ記憶力を発揮するが他のスポーツにはからっきし発揮しない)私でさえもが、覚えるくらいのピッチャーたちがズラリと勢ぞろいしているサムライジャパン。

 対して、野手はといえば・・・
 どこのスポーツ紙もニュースもイチローばっかり。
 イチローが打てば勝つみたいなことばかり。

 それが物足りなさの原因だと思う。

 打者に気合が足りない。
 そりゃあ、各国代表のスーパーエースたちがドドンッと出てくるんだろうから、必然的に押さえ込まれる場面も多くなるだろう。でも、こう、なんか、こうグッと来るようなスイングだとか、ダメだと分かってても全力でファーストに走るとかなんかこう、もっとあると思うんだ。試合を盛り上げるような気合の入ったプレーが。ワクワクするようなプレーの姿勢が。

 韓国代表の「絶対打ち返しちゃル!」「死球くらっても塁に出ちゃル!!」というようなひとつひとつの態度が試合全体にプレッシャーを掛けてくるのとは裏腹に、サムライたちはチャンスに凡打でも悔しさのひとつも見せない。

 第一回WBCじゃ、イチローが観客席に向かって吼えたりしたじゃん。

 アレが出ないとさ、やっぱノムさんの言うとおりになっちゃいそうな気がするんだよなぁ。 

 サムライジャパン!夢を追っかけてこの国の代表になった偉大なる選手達よ、あなた方の背中に夢を乗せる多くの(私を含む)挫折者やあなた方を追いかける少年たちのためにもちっと熱いのを、頼むよ!!
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2007/11/02 Fri  05:44:49» E d i t
 中日ドラゴンズ53年ぶりの日本一、おめでとうございます!!

 53年ぶりって何年ぶり?
 53年前って昭和29年?

 ・・・私の父が6歳の頃???・・・
 おめでたいのは分かるのですが、中日ドラゴンズについては現在監督の落合がロッテから来た頃の宇野とか郭源治、あるいは大豊やパウエルくらいの時代までしか知らなくてすみません。かなり強い球団のイメージなんですけどね~、日本一にはなかなか届かなかったんですね。
 あ、今となっては川上、谷繁、ウッズくらいしか分かりません。

 ちなみに広島やヤクルトはほぼ選手名を言えません。パリーグの球団の選手の方が知っている選手が多くなってきた今日この頃です。

 そんな状態で中日讃歌も書けないので、せっかく北海道に良い塩梅で定着してきた日ハム目線で書きます。

 誰もがこんな事書かないでしょうけれど、私が書きます。

 日本二、おめでとう!

 誰がどう見たって勝てる戦力が揃ってないチームでしたよ。今年の日本ハムは。ファミスタだったら絶対選ばないチームですよ。

 私、昨年の日本一の時点で絶対的ムードメーカーの新庄が引退し、精神的支柱たる小笠原も巨人にトレード、さらにリリーフエースの岡島はアメリカに行ったし、もうしばらくは日本一を決めるような大舞台に立つ日は来ないと思い込んでましたから。そんな記事を昨年書いたような気がしますから。

 とにかく予想通りの極貧打線。
 打てない打てない。稲葉がひとり首位打者取ったくらいで。

 それなのに日本で二番になれるッ!!
 できる!できるのだ!!

 打てない分走る、守る、そしてダル。

 ダルビッシュがスーパースターへと変貌を遂げようとしている。とにかくこの男、目立つ。顔、スタイル、言動が全て派手で、しかも投球内容がそれに合致している。
 んんんん~まさにプロ。プロフェッショナルベースボールプレイヤー。

 私生活で騒がれれるのはヒーローだから仕方ない。長嶋茂雄だって「僕の時代に現在のマスコミだったら、とっくに潰されてましたよ」と述懐するくらいだから、スキャンダルで騒がれてそれに釣られて見に来た客を野球で唸らせてファンに変えるだけの実力・気迫・闘志を持っているダルビッシュは、その肝っ玉に於いても低迷する日本球界の救世主とも言える存在になれるかもしれない。
 150キロ越えの直球に鋭い変化球。低く集める制球力。
 さらに!なによりも「ここぞ!」の場面でなぜか相手のバットが折れるッ!!少女マンガみたいな顔をした、スポ根マンガみたいな野球選手。それがダルビッシュ!!

 ダルビッシュがライバルとして煽ったから、クライマックスシリーズでは、今年のパリーグの数字上の最強投手ロッテの成瀬が注目されたし、楽天の田中マーくんとの華のある投げ合いは優勝戦線に関係なく北海道では中継された。日本シリーズ前には中日の大砲・タイロン・ウッズに「勝負に行きます」と挑発し、見ている方をワクワクさせてくれたり。必要以上の言葉のやり取りを不遜としがちな日本球界にあってマスコミ報道を上手く利用して相手ともどもファンにも心理戦を仕掛けて行く若きエース。

 とにかく北海道では、そんなダル魔法に掛けられて神様・仏様・ダル様な状態なのである。面白い選手になったものだ!私もまた心地良くダル魔法に掛けられているひとりだ。

 日ハムと言えば昨年の今頃は新庄以外の選手を知らなかったという人でも多分、今ならばダルビッシュの顔と名前は一致するだろう。成績以上にプロとしてそれだけのことをやってのけた沢村賞受賞なのだ。

 忘れてはいけないのが、ダルが先発する時には必ずマスクをかぶるキャッチャー・鶴岡の存在だ。鶴岡こそがダルビッシュを覚醒させた立役者であり、ある意味、ダルの奥さんになるサエコさんよりもダルをダルたらしめる存在だ。

 まぁ、ダルビッシュが投げて負けたんだったらしょうがない。

 と、諦めきれる事自体がエースの証明。

 昨年はダル・八木・金村・武田勝あたりで勝てるローテーションを組めたのが、今年は八木・金村・勝の不調、楽天からグリンの加入があって勢いづいたものの、昨年の鉄板リリーフ陣を支えた武田久・マイケルの炎上が目立った。
 
 ダルひとりじゃ勝ち続けられない・・・
 マイナス要素を挙げ連ねれば全くもってキリが無い。

 のに、なぜかなぜだか日本二だ。
 
 これはかなり凄いことだ。

 野球通の知り合いに聞いても「いやぁ~、分かんねぇなぁ。ソフトバンクとかロッテの方が強いだろうけどなぁ・・・」と言う。
 チーム力なのだろう。ヒルマン監督はクライマックスシリーズでロッテを破った時に「シンジテマシタ!」なんて言ってたけれど、信じられる要素なんてダル以外に何一つ無かった。

 まさにヒルマン監督が手塩にかけて作り上げた最高芸術作品が、昨年ではなくて今年の日本ハムファイターズだったのだと思う。
 その製作総指揮者がシリーズ前にアメリカのメジャー球団と監督契約したという報道が出てしまえば、士気に影響しない方がおかしい。

 短期決戦のシリーズは気持ちのノリが勝負の流れを左右するのだが、左右したのはノリはノリでもオリックスに捨てられて中日に拾われて野球人生を生き永らえた中村ノリだったとはこれいかに。

 中日、おめでとう。
 日ハム、ありがとう。

テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

2007/04/25 Wed  05:57:54» E d i t
 » マー君の笑顔 
 マー君・・・そこいら中で溢れる呼び名だが、今、マー君と言えば大概の場合は、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手のことを言っているのである。

 北海道の民だからなのだろうか?これほどまでに騒いでいるのは。
 
 北海道を離れた場所から見たらどうなんでしょう?
 田中マー君のブームって。

 
 マー君とハンカチ王子・ユーちゃんこと斉藤佑樹投手の投げ合いが「決勝15回引き分け翌日再試合」という伝説を生み出し、全国を巻き込んで物議を醸し出すほど燃えに燃えた昨年夏の全国高校野球大会。

 巻き込まれた全国よりも遥かにヒートアップしていた北海道の民たち。
 だって、北海道の高校・駒大苫小牧による前人未到の夏の甲子園3連覇という偉業が掛かっていたのだから。

 決勝戦第一ラウンドは日曜日に行われた。

 私はデパートにでかけていたのだが、いつもは日曜とのなると駐車スペースが無いほどの盛況を見せるそのデパートがガラガラ。そして、攻守交替の度に店内アナウンスが高校野球の状況を逐一伝えるという異様な事態。

 私はデパートの店内に特設会場として設けられていたテレビの前で、やはり数少ない買い物客たちと一緒になって固唾を呑んで延長15回・駒苫の主砲・キャプテン本間が三振するまでジ~ッと試合の様子を見ていた。

 北海道にしては珍しく暑い夏の日。
 昼間に入ったデパート、出た時は夕方だった。
 嫁さんに叱られるかと思ったが、呆れられた・・・というか、諦められた・・・それほど熱い試合だった。


 翌日月曜日の再試合、当然、北海道の企業の作業能率は午前中に200%にアップし、午後からは50%以下にダウンしたに違いないのだ。さらに夕方には脱力感から軒並み早退者が続出したのに違いない。


 それだけ「出て行って、一つ勝ったら大奇跡」が定着していた夏の甲子園の北海道の高校の位置づけをガラリと変えてみせた駒苫の3年間。

 北海道の民にしてみれば大きな祭りだったし、そのハイライトのど真ん中にいたのが本州の人たちにしてみればハンカチ王子だったのだろうけれど、こっちにすれば田中将大だったし、その流れのままで多くの人目につくプロ野球という進路を選択したのだから北海道の民が異常な思い入れを持ってマー君を見ているのには反論の余地など有り得ないのである。
 
 いかに3年間の祭りがあったとは言え、駒苫が勝ってきたのはチーム力によるものであり、選手個人として高校卒の時点でプロに入団できたのは田中だけなのだという背景もあるし。
 

 マー君が何かするたびにスポーツ紙の一面を飾る。
 
 これは、ズームインスーパーの「今朝の一面」でも取り上げられているから多分、ローカル一面なのではなくて全国一面なのであろう。

 だから、負け続けることでしか話題にならなかった楽天のアズキ色のユニフォームをテレビでも新聞でも目にする機会が格段に増えた。
 野村監督の愚痴しか掲載されていなかった楽天の記事に、マー君の記事が載る様になった。そうして取材とかが増えるから選手のヤル気が上がっているのを感じる。

 もっと言えば、松坂とか井川がアメリカに行ってしまって、日本のプロ野球が話題に上がりにくい中、それでもスポーツ紙の一面を飾れるだけの「何か」を持っている希少な選手。それがマー君なのだとさえ思い込んでしまう。


 これって全国区??


 高校からプロに出て行って、簡単にヒーローになんかなれるわけないから打ち込まれて泣いたり、変な髪形とかしないで丸坊主にしてみたり、マウンドで思いっきり笑顔を見せたり・・・とにかく、マー君にはプロとして必要な「目立ち力」が自然に備わっている気がする。意識せずとも絵になる男なんだろう。

 そして、何とも言えないヤンチャ臭~い顔が笑顔になるとき、こちらまでそこはかとなく幸せな気分になる。

 行け行け!マー君。



 ・・・ついでに、昨年までの楽天の指定席であるパリーグ6位を我らが北海道日本ハムファイターズに譲ってくれる必要は無いのだが、なぜか日ハムは今シーズン6位の席を温めている。・・・新庄・小笠原がいないとやっぱりツラいか。どうすれば燃えるだろうか・・・

テーマ:東北楽天ゴールデンイーグルス - ジャンル:スポーツ

2006/10/28 Sat  05:57:29» E d i t
 » 札幌ドームの圧力 
 札幌ドームに行って来ました~!
 新庄の胴上げ、見てきました~!

 ありがと~新庄!
 ありがと~日ハム!
 どうもすいません、突然このチケットをキャンセルしてくださった方。
 ありがとうございます。このチケットを手配して売ってくださった方。
 
 なまら良いモノ見さしてもらいました~~!!


 野球の詳しい試合内容はもうしつこいくらいテレビでやっているでしょうから、そのままです。
 もう、憎たらしさも感じないほどに爽やかに北海道日本ハムファイターズ、北海道移転3年目にして日本一の栄冠に輝きました。


 よく他の球団の選手が口にするように、満員の時の札幌ドームの観客が醸し出す雰囲気は独特で、あの雰囲気の中で相手球団が勝つことは至難の業であろうと強烈に感じたので、その辺をちょこっと。
 

 ●まだ3年目だから。新庄ファンだから。

 北海道には3年前に日本ハムファイターズが移転してくるまでプロ野球のホームチームがありませんでした。札幌ドームができたのが5年前であり、ドーム側としても年間通しての催し物が欲しいところでしたし、日本ハム球団としても東京が本拠地ではどうしてもジャイアンツの影に隠れてしまってファン獲得ができない=観客がいなければ球団経営も立ち行かない。両者の思惑がクロスオーバーした時、北海道日本ハムファイターズは誕生し、そこに流れ星のように新庄が舞い降りたのです。

 それまで北海道のプロ野球ファンは、プロ野球の生観戦に触れる機会も限られていましたし、そうなると必然的にテレビ中継が多くて更にずっとプロ野球を牽引してきた巨人のファンが多くなってしまう。

 北海道は巨人ファンが多いです。
 
 それにアンチな感じでセリーグ各球団のファンがまばらにいるくらいで、パリーグ人気は高くなかったしいずれにせよ、地元チームでもないから熱狂的なファンがそんなにいる訳でもなかったいわばプロ野球空白地だったわけです。

 そこで北海道にやって来た日本ハム球団は札幌ドームとガッチリ組んで観客獲得の戦略を練り始めました。
 どうすれば観客が喜ぶだろうか? 
 どうすればファンがつくだろうか? 

 なんとしても、知名度を持った選手が欲しかった。
 それも、新しいファンを引っ張ってこれるような。

 チーム側とドーム側の情熱がそこにあった。誰かに塗り込められていない白紙の未来がそこにあった。新庄のスーパースターで冒険好きの感性が刺激され、北海道に来たのは確かにメジャーである程度の冒険を終えたというタイミングの事もあるけれど、きっと必然だったのでしょう。

 新庄も常々インタビューでイの一番に口に出すように「裏方さんやファンの皆様」を大切にする人間ですから、プレーはもちろん真剣である上で+αの部分・客寄せパンダとしての役割も買って出てくれるほどのショーマンシップで、見事に多くの人の視線を自分に向け、その視線をチームに還元してきました。

 裏を返せば、札幌ドームに集まった超満員の、ヒルマン監督曰く「イチバン」の北海道の皆さんは、日本ハム球団にまだ根付いていない「にわかファン」が多いといえるでしょう。

 なによりもこうして書いてる私自身が「にわかファン」ですから。

 日本一決定戦となった日本シリーズ第5戦に集まったファンの多くもまた、にわかファンだった思います。

 ●誰もが最初は にわかファン。

 プロ野球をどのくらい見ているのか、特定の球団をどれくらい応援しているのか、特定の選手にどれだけ思い入れがあるのか、そんな物はお客さんそれぞれなので関係ありません。
 どんな興味の持ち方でも、球場に足を運んでくれたからには球団にしてみれば「お客さまは神様」なのです。

 誰もが最初は にわかファン それで良いと思います。
 選手の熱いハートが伝わるプレーや、カッコ良さ、チームや球場の雰囲気、大きな声で気持ちを伝える爽快感、たくさんの人と喜怒哀楽を分け合える楽しさ・・・いろんな経験が転がっている中でそれを拾えた人たちはリピーターになって再び球場へ行く。
 いみじくも私の隣で祈るようにダルビッシュの投球を眺めていたウチの嫁さんが言った一言「息子が投げてるみたいにドキドキする」というそういう気持ちが芽生えることが球場に行くことの意味だと思うんです。思い入れと時間の共有が始まったら、やがてそれは にわかファン から サポーター や フリーク へと変化していくのでしょうから。
 そう書いている私もまた、キャッチャー鶴岡の送りバントの上手さにうなり、ファースト小笠原やショート金子の守備に目を見張り、レフト森本の走りに目を奪われ、ライト稲場の異様にコケた右頬に違和感を感じる事によって、選手の名前を覚えましたから。

 ただ、もし今年の日本ハムの勢いや観客動員が来年も続くかと問われれば明らかに苦戦するでしょう。 
  
 今年の観客の多くは 新庄劇場フリーク だったのですから。
 気付いてみれば新庄劇場終焉に向かって、大リーグの話題やセリーグの話題よりも日本の、しかもパリーグの野球がスポーツニュースの一番目に来たり、スポーツ紙の一面を飾ったりすること自体が奇跡だったのです。その奇跡をライブで一目見たいという思いが今年の札幌ドーム観客動員につながったのでしょう。


 実際、日本ハムが日本一になった歓喜とともに、新庄引退というなんとも言われぬ寂寥感があいまって、日本一決定後の札幌ドームは何とも言えないムードになっていました。

 チーム全体で見れば、試合が終わった直後に「小笠原、巨人移籍?」「ヒルマン監督、大リーグ・レンジャーズへ?」という見出しがスポーツ紙に並んでしまったりと、激動は避けられない予感。
 選手の自主性を尊重するヒルマン体制の下であったればこそ、新庄が灯した選手達の心の炎は燃え上がれたのだし、オレンジ色のユニフォームで不人気球団だった頃からのこのチームの精神的支柱・小笠原の重苦しい雰囲気があったからこそ新庄劇場および、若い選手達の明るいムードも絶妙なコントラストで大いに映えたのですから・・・。

 さて、日ハムの若手俳優たちはどう動くのか?
 それが、どうかファンの皆さんの支持をもらえるものでありますように。  


 ●満員の札幌ドームの雰囲気

 陸続きじゃありませんから、旅費・交通費のことを考えれば札幌ドームに北海道以外の場所から応援に来る相手チームのファンが少なくなるのは必至。 
 
 ならば、満員の札幌ドームの客席を見渡せば他の球場よりも明らかに日ハムファンの占拠率が高くなるのは至極当然であり、中日ドラゴンズもまたその会場の雰囲気によって萎縮してしまった感があります。

 北海道のお客さんは「プロ野球が生で見れるだけでも幸せ」な人たちが多いので、特段、野次が飛んだり観戦態度が悪かったりはしません。さらに にわかファン が多いのでなかなか恥ずかしがって大声で応援したり相手側にプレッシャーをかけたりしないのです。

 では、何が中日にとってプレッシャーだったかと言えば、日ハム球団と応援団による にわかファン への煽り方と、その具体的な方法論でした。

 球場入場の際、無料パンフレットとして、表紙が赤・背表紙がオレンジのボードが手渡されます。
 これを日ハムの攻撃の際、みんなが掲げてバックスクリーンの指示と音楽に合わせて「赤・赤・ひっくり返してオレンジ」と言うように、観客参加を促す応援形式や、「稲場ジャンプ」としていろんなところで取り上げられた、日本シリーズMVP・稲場の応援に見られるような会場全員ジャンプをはじめとする、にわかファンにも分かりやすい名物応援があったり・・・あとは中日のピッチャー交代の時に悲しげな「バイバイ」のテーマに合わせてみんなで手を叩いたり・・・「何をどうして応援して良いのか分からない」「自分一人で大声出すのが恥ずかしい」シャイな にわかファン を煽って動かすのがメチャクチャ上手いんです。

 会場がそういうムードで一体化すると、巨大な壁に取り囲まれてるように感じるでしょうね、相手チームは。必然的に日ハムの選手達は燃えますね。
 燃えた選手達がハッスルプレーを見せると、今までは煽られて「立たされていた」観客が自ら立ち上がって喜びを外に出せるようになる。そうなってくると観客の方も楽しくなってくる。その観客を見て選手達はもっともっと燃える。

 そういうアドレナリン相乗効果ムードが今の満員の札幌ドームにはある。

 相手チームはその雰囲気を飲み込んでしまわなければ勝てないでしょう。
 ハッキリ書いておきます。多くの北海道のファンはにわか日ハムファンであり、まだまだプロ野球を生で見られる事自体に感謝しているので、相手チームがハッスルプレーを魅せても野次ったりしません。野次り方も知りません。・・・むしろ、ついうっかり応援してしまうほどです・・・。実際、川上憲伸投手の投球に「すげーな~」とあちこちから聞こえてましたから。
 だから、日ハム球団の煽りに飲み込まれないで全力プレーを見せてください。
 
 でも今は、ニュータイプの煽り方、ニュータイプの観客たちなので戸惑ってしまうんでしょうね。

 この日ハムの3年間の観客動員プロジェクトは他球団でも大いに活用すべきだと思います。
 あと、試合に勝った時にヒルマン監督の「シンジラレナ~イ」とか、他分野のアントニオ猪木の「1・2・3・ダ~~ッ!」みたいな選手・観客全員が一体となって声を出せるような各球団のスローガンみたいなのを作って、勝利者インタビューの時に毎日やればそれだけでも、観客との一体感は変わってくるでしょうね。

 飛びっきりの野球を魅せるのはプロとして当然のこと。
 でも、観客に楽しんでもらう、球場に足を運んでもらうにはそれだけでは足りないということを、新庄劇場は痛烈に提示したと思います。

 来年からの日ハムはそういうムードを作り出してくれるステージを新庄劇場以外のもので作らなければなりません。そう考えると、満員の札幌ドームおよびあの雰囲気はなかなか生まれないのではないかとは思います。

 ただ、日ハムには 新庄劇場の落とし子たちが残ってますからね。
 なにをやってくれるのか、ワクワクは残ってます。


 ●日本プロ野球の分岐点。

 さあ、日本ハム。
 次は何を仕掛けてくるのかな?
 さあ、日本プロ野球協会。
 新庄劇場から何を学んだのかな?「小うるさいイタズラ坊主がいなくなってせいせいしてる」なんて言うんだったら、日本プロ野球界の未来は明るくないかな。

 また元に戻っちゃうのかな?日本のプロ野球は。

 サッカーが流行ってるとか、主力選手が大リーグに行っちゃうとか、情報網が発達したからとか、「野球離れ」の理由はゴロゴロ転がってます。
 けれど、昨年の千葉ロッテマリーンズや、この3年間の北海道日本ハムファイターズのように、在京の某人気(?)球団なんかは観客を呼び込む為に八方手を尽くしましたか?
 たしかにこれらは一過性の地方人気かもしれませんが、プロ野球というものに触れる機会を増やそうという努力は結果を出しました。

 「野球離れ」の理由分析はもう、いい。ならばどうすれば観客を球場に連れて来れるかを考えたら良い。
 
 プロ野球はまだまだ人気爆発の可能性を秘めていると思うのですが?
-- 続きを読む --
2006/05/17 Wed  10:46:01» E d i t
 » 初めて見たプロ野球。 
 家から車でたった1時間半の所に札幌ドームがあります。

 これがまた近くて遠い距離で「どうせこんな近くだからそのうち行くことになるべ」って思い続けて5年が過ぎました。
 微妙なんですよ。
 物理的に近いんだけれど、心理的に遠い距離っていうのか。

 さすがに4~5万人収容の施設ともなれば、野球のみならず様々なイベントが行われます。
 B'z、サザン、GLAY・・・大規模動員が見込まれるライブツアーとかはドームでやるみたいです。
 なんやかんやで嫁さんは知り合いとGLAYのライブに行ったりしてます。
 
 でも、私は人ごみがキライ。

 人ごみや列を為してまでどうにかして見たいほど情熱を掻き立てられるのはプロレスくらいな物ですし、プロレスでは札幌地区だけではドーム興行の採算が合わないから札幌ドームではやりませんし、プロ野球はそれこそ「そのうち行くべ~」と思っているうちに今に至るワケで、札幌ドームに行った事が無かったんです。


 5月14日 日曜日。
 
 行ってきました札幌ドーム。
 ついに永遠に来ないと思われていた「そのうち」がやって来たのです。

 前日に遠路遥々釧路からロングドライブでやって来たプロ野球ファンの義父母となぜかおまけでついて来た甥っ子2人(6歳・3歳)姪っ子1人(4歳)。
 (※その親たちが付いてこなかったってのがポイント。この子たちは私に懐きまくりなのだ。なぜか知らないが子供とお年寄りにはモテる私は、年頃のお姉ちゃんにも少しくらいはそのフェロモンが効かないものかと思案に暮れる。) 

 プロ野球ファンとは言え、仕事の関係で義父なんぞは「昔、後楽園球場に 大毎オリオンズ と 東映フライヤーズ の試合を見に行ったことがあるぞ」(球団名には敢えて注釈をつけませんよ~)と自慢なさるほど観戦経験の少なさを露呈されております。

 義母はと言えば「一昨年、東京の妹(義理の叔母)の所に行った時、東京ドームに巨人・阪神戦見に行ったや~、あははははは」とか言う自由人ぶりである。
 
 そしてかく言う私はプロ野球生観戦経験0。

 

セ・パ交流戦

 北海道日本ハムファイターズ vs 横浜ベイスターズ
 
 第3戦 

 

 日曜日の昼間とは言え、日ハムが北海道に来なくて新庄がいなかったらお客も入らないような素晴らしいカードです。
 
 しかし!日ハムは北海道に来た!
 そして!今年はまだ新庄がいる!!

 見よ!!この外野席の溢れ具合!!うわ~!スゲー迫力のレフト側応援席!!



 ちなみに私たちは内野指定席3列目という超かぶりつきで観戦。
 
 日ハム先発はこの前、ソフトバンクのズレータにボコ殴りされたエース・金村
そして横浜の先発はハマの番長・三浦だッ!!球が・・・速い!!


 うわ、球、速ッ!!
 うわ、ファールが来たッ!! 
うおおおお!ホームランだッ!!!

 選手たちのプレーに小学生のように目をキラキラさせながらイチイチ感動しては「スゲーッ!」「お~しっ」と声を上げる私はかなり優秀な観客だと思います。
 
 うわ、こっち見た!
 うわ、足長~い!!
 わああああ!お尻小さ~いッ!!!
新庄に注がれる黄色い声援



 新庄が動く度に黄色い声を出すウチの嫁さんもまたかなり優秀な観客だと思います。新庄が出ていない場面はどうでも良いようです。

 試合の方は緊張感あるシーソーゲームの末、クリーンアップを完封された日ハムが敗れ、首位陥落しました。ん~残念。 

 途中で飽きてしまった子供たちを、嫁さんと私で代わる代わる札幌ドーム名物の急勾配の階段を往復しながらロビーで遊ばせたり、トイレに連れて行ったりしながら、思わずグッズを買わされたりと、まあ楽しい観戦だったのですが、凄いモンですね。

 あの応援団の旗振りとラッパ吹き。

 試合開始から試合終了まで旗振ったり、応援を合わせたり、各選手の応援歌を歌ったり、ラッパ吹いたり。
 高校野球と違って、ショーアップされた見せ方や間の取り方、観客を和ませるパフォーマンスなんかも「ああ、これがプロ野球なんだな~、野球はガチで、その他は緩めてお客さんを楽しませてるんだな~」と感心した次第です。

 うん。面白かった。

 また行こう。
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